知ってる人も多いと思うけど、実は始原の幼子は夜に戦いにいくと攻撃パターンが変化して、さらに難易度が上がる。それで当初は俺たち G//Z/R ギルドのメンバーだけで倒そうとえらいこと試行錯誤したんだが…… | |
えーと、結局ダメでした。期待していたみなさんゴメンなさい。 | |
理屈の上ではねー、勝てるんだけどねー。 | |
……大量にアクセラ2 を購入して、それで至高の魔弾を連発しかなかったものね。 | |
あとは乱数テーブルを解析して、こちらが全滅する前に呪いの香がかかるパターンを探すぐらいしかないな。 | |
至高の魔弾連発はまず確実に勝てるんだけど、それはとりあえず置いとこう。それで乱数テーブルの解析の方は…… | |
中の人は本職プログラマなのですが、曰く「人間が手動で実用的な時間内に解析できる乱数は、たとえハードウェアなどの事情でそうなっていたとしてもバグ。勝てない敵をバグを使って倒すのはやってて面白くないので却下」だそうです。ちなみに昼バージョンを撃破したパターンの再現には成功したそうです。 | |
エトリアの真ラスボスも結局は乱数調整なしで突破してるからな。結局レアドロップ収集のみだったな、乱数調整使ったのって。 | |
それでひたすら試行錯誤してみたのだが、以下の理由によりあえなく敗れた。 |
というわけで、このメンバーで夜バージョンをフォーススキルに頼らずに倒すのは不可能に近いレベルで困難、ということになった。 | |
まあぶっちゃけ昼バージョンは倒してるから、最後にアクセラ2 を大量に購入して大盤振る舞いでバカ騒ぎしてもいいかなーとは思っていたけど、冒険記録のエラッタを直さないとと思いつつ世界樹の迷宮2Wikiを読んでいたら、フォーススキルなしで夜バージョンの幼子を倒す方法が書いてあったんだよな。 | |
もっともこのメンバーではなく、別のメンバーに入れ替えないといけないわけだがな。 | |
別に本編終了してるからどっちでもいいかなーって感じだけど、至高の魔弾連発はねー。何一つとして面白くないからねー。 | |
……というわけで、今まで使ってなかった職業を育てた方が楽しいという理由で、今回は特別に別のメンバーでの撃破となったわけね。 | |
あくまでオマケってことで勘弁してくれよ。それじゃカリン、最後のネタにちょっとばっかり付き合ってくれ。 | |
まったく、ここまで来たら腐れ縁だな。 |
まずは紹介しよう。中の人が前作で使っていたカースメーカー、クォーソン先生だ。 | |
とりあえず先に一発殴らせろ、話はそれからだ。 | |
待ってくれ、一体どうした? | |
どうしたもこうしたもあるか。このバカたれは我輩を貴様等に内緒でこの地に呼び出し、性能調査と称して戦闘を繰り返し、それで挙句の果てに何といったと思う? 「俺とお前がここでも組んだらバランスブレーカーもいいところっぽいんで帰ってくれ」だぞ。こんなバカな話があるか。 | |
ああ、前に少し話していた奴か。確かにそれはあんまりな話ではあるな。一発といわず百発ぐらい殴ってもいいと私は思うぞ。 | |
そうか。そう言ってもらえると我輩も遠慮なく殴れるというものだ。さあ覚悟しろ。 | |
……いや、マジですまんかった。 |
さて、アホへの制裁も済んだことだしさっさと仕事を始めるか。 | |
イテテテテ、この野郎、グーで殴るどころかバールで殴りやがった。 | |
自業自得だ。己れの人格の腐りっぷりを呪え。 | |
んだと三白眼! | |
やる気か露出狂! | |
すまないが、とりあえず話を進めよう。先の攻略 Wiki の情報によると、この作戦にはペットが必要らしいな。 | |
ああ、それは既に用意してあるよ。それじゃ、早速全員のレベルと装備をさらしとくか。 |
まずは俺からだが、ぶっちゃけこの仕事は俺でなくても問題ない。実はカースメーカー二人の方がやりやすいんだけど、まあ一人いれば事足りる。スキルはレッグボンデージを最大レベルにしておけばそれでいい。蠱毒の極を覚えてもいいかな。 |
私は……いや、流石にこれはなかろうと思うが、別にこれでも問題ないな。何せやることが一つしかないのだからな。というかだな、これは本格的に私がやる意味が無いな。 | |
まあ、最初に俺に目をつけられたのが運の尽きだと思ってくれ。 |
我輩は見たままだ。 HP ブーストをしてペイントレードを撃ち込む。基本的にそれだけだ。 | |
脚封じとかのスキルをとってもいいんだけど、最速 2 ターン目からはずっとペイントレードだからな。 |
そして今回の作戦の骨子、それがペットだ。ちなみに「クー」ってのは昔飼ってた猫の名前だ。もう一匹の方も別の猫から付けた。 | |
そんなことはどうでもよい。ペットにはひとまず大暴れと忠義の心を最大まで取得させ、その後は各自で必要そうなレベルまで伸ばしておけばよい。 | |
俺らはいろんなスキルを試しながら遊んでたんでちょっと高めかもな。もう一匹の方はレベル 51 だけど、この編成なら両方もうちょっと低くてもいけるだろ。 | |
重要なのは忠義の心が最大レベルになっていることだな。後は自然回復あたりがあるといいかもしれない。 | |
装備は双方とも「にゃん2クロー」。単純に TP 補助があるのと、攻撃速度に補正がかかるからだ。 | |
あとはネクタルオールとテリアカβを大量に買い込み、アムリタをいくつか用意するだけだな。 | |
それじゃ、早速戦うか。 |
作戦は常に後手を取ってネクタルオールを使うだけだ。今回は私がやっているが、この役は蠱毒の極を覚えたダークハンターにやらせてもいい。実際、攻略 Wiki ではそれを推奨している。 | |
ってか、俺らが昼バージョンでとった戦術と基本的に同じだ。ただ、ペットの忠義の心でネクタルオール役を守り通すってのがこの作戦の特徴だ。これを思いついた人はマジで凄いと思うぜ。 | |
そもそも私たちはペットをクエスト以外で使っていなかったからな。その程度のやり込みではまず考えられないよ。 |
そして俺はとにかくレッグボンデージだ。ま、最初のターンから封じにいくことは無くて、一旦カースメーカーがぶっ倒れた後に封じ始めた方がいいんだけどな。どっちにしろまず成功しないけどよ。 |
ペットには毎ターン「大暴れ」を使わせる。こいつは死ぬほど命中率があてにならんが、脚封じや眠りで必中出来る。 | |
レベル 51 + STR ブースト 10 程度の軟弱な状態でも、我輩が軟身の呪言を使えば 100 以上のダメージとなる。さらに鍛え上げて装備と補助で強化すれば、 200 を越えるダメージも可能だろう。 | |
「大暴れ」は攻撃回数も不定だが、最大 6 回攻撃となるからな。二匹合わせて 1000 以上のダメージは魅力的だ。 | |
そのためには俺がレッグボンデージを決める必要があるんだけど、まあこれは一回でも決まれば御の字って感じだ。そして重要なのは、実は始原の幼子夜バージョンの攻撃のうち、「孤独は尊ぶ」と「〜への賞賛」は脚技ってこと。つまり脚封じをしている間は全体攻撃を喰らう確率が相当低くなるから、ブレイバントでペットを強化して大暴れで大ダメージって芸当が可能なわけだ。 |
これは「去れ、永久に」を受けた後の状態だが、私はペット二匹のうちどちらかが高確率で庇うので無傷だ。ネクタルオールで全員蘇生させるので、つまり全滅の恐れはまずないというわけだ。「踊り狂え」が厄介だが、これはアクセサリを装備したり、ダークハンターをネクタルオール役にすることでリスクを低減できる。 |
ペイントレードは驚くべき威力のスキルとなったようだ。どうやらスキルレベル最大だと減少した HP の 2.5 倍程度をダメージにするらしい。 | |
うげ、こりゃあガンナーとかブシドーの立場がねえぞ。 | |
というか、これはダークハンター以外の全アタッカーのアイデンティティに関わる問題だぞ。 | |
そのようであるな。リスクがあるのは確かだが、今回のように毎ターン蘇生可能であれば極めて強力な戦術となる。 | |
いや、マジでお前を本編で使わなくてよかったよ。カースメーカーとダークハンターで完全にゴリ押し可能じゃねえか。 | |
我輩は比較的手段を選ばぬ方ではあるが、これを多用するのは考え物だな。 | |
だが今回は手っ取り早く終了させるにはこれしかないだろうな。 | |
そうだな。それに最後のオマケなんだから、デカいダメージを連発して大笑いしようぜ。 |
実はこれは検証戦だったのだが、普通に勝ててしまったな。 | |
というか、カースメーカーのペイントレードが強すぎるんだよ。この威力は気まずい。 | |
確かに、他の職業でこのダメージ効率は無理だな。 | |
試しにペット二匹をレベル 70 まで育ててカースメーカー抜きの編成で勝てるかどうかやってみたんだけど、やっぱり大暴れの命中精度の悪さもあって相当難しい。それにペット二匹だとまれにかばい損ねることがあるから、 20 ターンも 30 ターンも安定して戦うのは相当厳しい。やっぱりこの方法だとカースメーカーを入れるのが一番ローリスクだ。 | |
どちらにせよ、これで我輩の仕事は終わりだな。 | |
おう、世話かけたな。 | |
私からも礼を言っておこう。本当に助かったよ。 | |
それでは、我輩はこれにて失礼する。 | |
じゃ、俺らも戻るか。 |
あー、戻ってきた。意外と早かったねー。どうだったー? | |
助っ人があまりにも強力だったおかげで、大して苦労せずに勝てたよ。 | |
ペットにカースメーカーですか。僕達も一緒に戦ってみたかった気がしますね。 | |
……私やユッカは特にカースメーカーとの相性が良さそうだからね。 | |
確かにそうだ。実際には途中でカースメーカーを入れようと思ったこともあったんだけどなー。ま、そこらの話もエピローグでやることにするかな。 |