三竜もあと一匹を残すのみとなったわけだけど、そこに行く前にクエストをいくつかこなさないといけない。で、まずはそのシリーズものの第一弾がこれだ。 | |
えーと、何か「樹海の研ぎ師に武具を研いでもらってきてくれ。費用と材料の用意も頼む」みたいなことが書かれているんですがー。 | |
なぜ私たちがその費用や材料まで工面してやらねばならんのだ。 | |
俺に言われても困るっての。とりあえず研ぎ師のところにいってみっか。どうも樹海の研ぎ師は 21F で謎のメッセージがあった部屋にいるようだ。 |
何ていうか、トボケた人だねー。こんな魔物だらけの所で開店してどうするつもりなんだろー? | |
言われてみればそうだ。私たちが樹海から魔物を一掃しようという話はまだ伝わっていないはずだしな。 | |
あの、真白銀の塊と 1000 エンが武具を研ぐのに必要といわれたのですが。 | |
真白銀の塊は 25F の死霊の兵士の条件付きドロップだったな。確かありゃ壊属性でのドロップだったはずだ。じゃ、ちと取ってくるか。 |
取ってきたはいいんだけど、何か一日ぐらいこの階で時間を潰せとかいいやがった。 | |
丸一日!? 流石にそれだけの間この階をうろつき回っているのは面倒だな。 | |
うーん、でも他の階にいっちゃダメとも言われているしな。 | |
これまたすごく不毛な気がするけど、やるしかないかー。 |
一日経過
いやー、意外なところに抜け道があったもんだな、 | |
まさかベルトコンベアに乗り降りしていると敵が出てこないなどとはな。 | |
第6階層のワープゾーンではそうも行きませんでしたからね。 | |
でも延々後ろ向きにベルトコンベアに乗って降りての繰り返しって、はたから見るとバカみたいだよ。 | |
……頼んでいたものも出来上がったし、早く街に戻り…… |
……え? | |
何でわかったんだ、俺たちの荷物の中にあの剣があるって。 | |
これはどうも、あとでまたこの研ぎ師のところを訪れる必要がありそうだな。 |
6F 南側で地熱が上昇してるのを調査してくれっつークエストなんだけど、どうもギルド長が数年前に一度は手をつけた案件らしいぞ。 | |
ギルド長残して全滅ってことは、やっぱりその時現れたのって三竜の一匹かなー? | |
確かに、氷竜と雷竜の強さを考えると余程の手練でも歯が立たないだろうな。対策なしでは全滅も仕方ないだろうな。 | |
何か、ギルド長の仲間の弔い合戦になっちゃいましたね。 | |
とりあえず最低限の準備をして、それで 6F に向かおう。ところでそれとは関係ないけど |
ギルド長、すげー美人じゃん。 | |
いつもフルアーマーなのが惜しいよねー。そうじゃなかったら、目の保養に通っちゃうんだけど。 | |
……やれやれ。 |
6F 南のやたらデカい広間に来たけど、どうやらここでビンゴっぽいな。 | |
サウナどころの暑さではないな、ここは。しかし竜らしきものの姿がまったく見えないのだが。 | |
今回は本当に調査だけかなー。 | |
……とりあえず、この辺りをしらみ潰しに探すしかなさそうね。 |
部屋全体を隈なく探したが、ここ以外に特に不審なところは見つからなかったな。 | |
しかしここにしても、「紅色の石版」なんていうものがあっただけだからな。 | |
他に何も見つからなかったし、一旦報告で良くない? 暑さで朦朧としてきたよ。 | |
僕ももういっぱいいっぱいです……。 | |
まあ、こっからまだいくつかクエストが待ち構えているんだろうな。 |
……そんな約束したっけ? | |
私は知らん。 | |
……身に覚えが無いわね。 | |
僕もです。 | |
ボクもー。 | |
どうやらあの研ぎ師の野郎の頭ん中では、俺たちが例の剣を持っていくことになってたらしいぞ。 | |
ふざけるなと言いたい所だが、確かにあの剣が気になるといえばそうだからな。ここは一つ、話に乗ってみるか。 | |
それで剣を研ぐのに必要な材料として、ゼラチン質の黒核を 6 つも要求されているんですけど。 | |
うわー、それは面倒くさい。だって第5階層にもなると、全然アイテムを落としてくれないじゃん。 | |
それについては俺に考えがある。 | |
? | |
幸運のネックレスを全員が 2 つ装備すれば、流石にドロップ率がマシになるだろ。 | |
……やっぱりね。 |
とりあえず集まったのはいいけどさー、流石にこれはリスキーすぎるよー。 | |
いや、俺は今後通常ドロップを集めるのに使おうと思っているんだけど。 | |
いくらドロップ率が低くなっているからとはいえ、それはやりすぎに思えるが……。 | |
それでも普通にやってたら時間がかかりすぎるからなー。とりあえず研ぎ師の奴にブツを渡しとくか。 |
ハァ? なんでこいつがそのこと知ってるんだ? | |
待て、どうも詳しいことは知らない、というか殆ど直感のようだ。 | |
と、とりあえず剣を磨ければそれでいいようですから、あまり気にしないでおきましょう。 |
全然研げてないって、ちょっと待てやコラ。 | |
ふむ、最低限の錆取りは出来ているようだが、それでもこれでは使い物にならなそうだな。 | |
……他に何か必要なものでもあるのかな? | |
これまた次のクエストに持ち越しっぽいねー。 |
どうも僕達って親善大使のように思われてますね。 | |
まー、翼人達とコンタクトを取ってるのってぶっちゃけボクらぐらいなもんだしねー。 | |
無益な戦いはしないに越したこたぁねえからな。じゃ、 20F まで出かけてくるか。 |
げげ、何でこんな時に魔物が攻め込んでくるんだー。 | |
まずいな、いきなり戦闘は無かろうと思って何も準備をしていないぞ。 | |
それにハルピュイアが復活してます。出現する敵によっては TP が足りなくなるかも。 | |
しょうがねえ、ダメ元で突っ込むぞ。 |
どうにも侵入してきたのはこいつ一匹らしい。 | |
第6階層のアレのアッパーバージョンだねー。 | |
ま、俺らの敵じゃねえからサクッと倒しちまおう。 |
わーお、ボクらってもう宇宙のブラザー扱いされてるよー。 | |
考えてみりゃ、結構こいつらともかかわる仕事があったからな。 | |
それにしても、禁忌の森からの魔物がやってきているというのはやはりまずい状況だな。早急に手を打たねば。 |
友好の証ももらったことだし、これで今回の仕事は終わりだな。 | |
そろそろ最後のドラゴン退治のクエストになりませんかね。 | |
うーん、次か、少なくともその次ぐらいだとは思うんだけどな。 |
公宮から呼び出しを喰らったんだけど、実際に俺たちを呼び出したのは別の奴だとよ。 | |
私たちをこんなところに呼び出す者といえば、もうあいつしかいないな。 | |
ということは、さっきのクエストの続きですかね? | |
そうだろうねー。 |
しかしこのじーさん、とても一国の大臣とは思えないぐらいフランクだよな。 | |
実に粋な御仁ではないか。私としては、むしろこういう方が信頼できるな。 | |
……さて、それでクァナーンさんからのお話は何かしらね? |
こっからの内容は大まかに分けると、 |
だったな。 | |
夢のお告げはこんな内容でしたね。 |
王の王たる縁を求めよ。
森の猛き者共、光を導かん神の鍵、雷鳴に因りて命を成し
氷嵐に因りて影を得る。
その真、炎を断ちて揺らぎ出でぬ
うーん、何かの暗示というか三竜のことだとは思うんだけどなー。 | |
まさかまた連中と再戦しろってわけでもないだろうけど、とりあえず樹海に入ってみるか。 |
そしたらまあ、こんなことになったわけだが。 | |
これは雷竜の居場所へ行ってみる必要がありそうだな。まず間違いなく関わりがあるはずだ。 |
雷竜のいた部屋に入った途端、例の剣がまた変化しました。 | |
ってことは、同じように氷竜のところまで行けばいいんだろうな。 | |
それじゃ、一旦街に戻って今度は第3階層だねー。 |
……アレ? | |
どうやら一旦街に戻るとやり直しになるようだな。 | |
それじゃ、雷竜のところから氷竜のところまで延々歩くんですか? | |
いや、流石にそれはやってらんねーから、樹海磁石を使おう。これならセーフだろ。 | |
……そういえば、今まで殆ど樹海磁石って使ってなかったのね。 | |
まあ、エトリアの時から使い道が無かったといえばそうなんだけどな。 |
つーわけで任務完了。ここまでで結構な分量になっちまったから、本番の赤竜戦は次回な。 |