さぁ、オーバーロードをはっ倒しにいくぞ! | |
タイトルが相変わらず低能なのはどうにかできないものか? それはともかく、ようやく最後の階に来たな。ここまで長かったよ。 | |
っていうか発売からどんだけ時間が経ってると思ってるのー? | |
いろいろあってゲームばっかりしてるわけでもないからしょうがないだろ。 | |
……あんまり中の人事情は書かないこと。 | |
うん、まあそうだな。そしてこの階は特にギミックらしいものはなくて、強いて言うなら夜行性赤 FOE の配置の関係で、むしろ夜間の方が通行困難っていうぐらいだ。あとはここから出現するモンスターだが。 |
攻撃力がバカ高いので腕封じをするか雷属性で即殺が基本なんだが、こいつのドロップ条件が壊属性だったんだよなー。 | |
結局ボクが杖を持って戦ってたけど、やっぱり剣の方がやりやすいよ。 | |
さすがにボスとか FOE じゃ剣に変えないとダメだろうしなー。条件ドロップ品が十分揃ったら剣に戻していいや。 | |
確かにユーリが先行してステータス補助をかけられないと、状態異常で封殺の恐れがあるからな。私のアザーズステップはほぼ約一名の専用になっていることだし。 | |
うう、僕の出足がもう少し早ければいいんでしょうけど…… | |
ま、成果は出してるんだし気にすんな。単純な攻撃力は俺も上がってきたから大差ないけど、やっぱ術式属性攻撃での必殺は大きいからな。三属性チャージショットの威力はアザステ用にスロットを一つ割くだけの価値はあるぞ。 |
23F の FOE と何が違うの? | |
何も違わないんだけど、こいつはこうして群れて出てくるからな。最初のターンで一気に全滅させたいところだけど、必殺が出来るのはユッカだけで、俺たちでは火力が足りない。どうしても一ヶ所封じられる。ま、それはどうでもよくて、こいつ最初はなかなかドロップがなくて大変だった。そして俺用の結構強力な武器であるヘブンクラッパーは、こいつのドロップアイテムが大量に必要だった。 | |
でも結局高くて買えなかったじゃん。いくらなんでも所持金が 20,000 ちょっとじゃ買うのに勇気がいるよ。 | |
うーん、やっぱクエストも何もやらずに突破しつづけてるのが問題だったか。金が足りねー。 |
ここでまた新しい FOE が出てきたけど、こいつは力溜めから範囲攻撃を繰り返してくる、シンプルかつ強力なパターンだった。 | |
結構体力もあったよねー。普通に戦うメリットはあんまりないよね。 | |
近付くと追跡モードになって、こっちが扉をくぐったりしてロストするとその場で動かなくなった。対 FOE スキルとかに乏しい場合はそれでやりすごせるだろ。ま、俺たちの場合は片っ端から眠らせて終了だったが。ま、先に書いたとおりここまで来れたならダンジョンの突破は難しいものじゃないから、一気にオーバーロードに突撃だ。 |
この扉の向こうにオーバーロードが…… | |
……一旦街に戻って回復とかしない? | |
いや、どうせ全滅してもマップは失われないわけだし、一旦挑んでみよう。うだうだ探索してたらレベル 59 とかになってたから、そんなに悪い勝負にはならないだろ。 |
ここがオーバーロードの間だな。 | |
入ってきてすぐに目の前にこいつが現れてしまったが、その前に部屋の中央に何か装置が見えた。あれは一体? | |
大体予想がつくが、その前にオーバーロードとの戦い……の前に能書きだ。 |
いや、ボクらそこら辺の話はユーロニモスから聴いてるから。 | |
ってかテメー、最初は全然信じてなかっただろ! | |
いいじゃーん、今は信じてるんだし、ね? | |
チッ、調子のいい野郎だ。 |
俺たちの思った通りだったな。 | |
正直な話、破滅に向かっている状態であえて滅びゆく世界に戻った人達の気持ちを汲み取ることは出来ないが、それでも…… | |
不死なんて話は受け入れられない、だろ? | |
……さっきのお返しか。とにかく、私はそんなものはゴメンだ。私には好きな時に、好きな場所で、好きなようにくたばる自由の方がずっと重要だ。 | |
奇遇だな、実は俺も同じことを考えていた。何だ、結構似た者同士じゃねえか俺達。 | |
お前と同類項というのはもっと受け入れ難いとだけ言っておくよ。 | |
ここでそう返すか。 |
そうしてこいつは人間をやめて、壁のメッセージから察するに機械の体を手に入れた、と。 | |
……それはそれでオーバーテクノロジーよね。 | |
その執念だけは凄い、と言っておくかな。 | |
……ところで一体どうやって機械の体に交換したのかな? 何か心当たりある? | |
んなもん、俺が知るわけないだろ。ってか、エトリアにもそんな奴は居なかったぞ。 | |
……そもそもジャガーノートみたいな化け物を作るぐらいなら、みんなを機械化した方がまだ良さそうよね。 | |
言われてみればそうだな。体を機械に出来るんなら、研究が終わってからまた元の肉体にできるだけの技術がありそうだしよ。 | |
……もしかしてこいつって頭悪い? | |
……そんな気がするなー。あるいは本格的に狂ってるかだな。 |
そして冒険者を実験体に研究継続ということか。 | |
この人、ずっと一人で研究を続けて……って変じゃないですか? | |
ん? どうした? | |
オーバーロードの目的って、滅びゆく世界から脱出して、その先で生き延びることが出来るように人間を変化させることですよね? | |
そうだな。それが「箱舟計画」の骨子だと思う。 | |
じゃあ……他の人がみんな死んでしまって、この人は一体何を? | |
! | |
それに、滅んだはずの大地はこうして−−きっとエトリアの世界樹のおかげで−−再生して、そもそもこんな酷い研究をしなくてもみんな生きていけるようになっています。 | |
……言われてみりゃ、まったくもってその通りだ。 | |
あの、これ言っちゃっていいものかどうかわからないんですけど…… | |
気にすんな、言ってみろ。 | |
永きに亙って、それも孤独に研究を続けてきた方にこんな言い草はないと自分でも思うのですが…… | |
いやいや、遠慮すんなって。 | |
あなたの研究はもはや意義を失いました。 | |
というわけだ。安心してクタバレ。 |
さてこのオーバーロードだが、やってくる攻撃は以下のようなものだ。 |
ボクが耐邪の鎮魂歌を歌わないとキツいねー。 | |
あとカウンター攻撃だけど、 |
見ての通り。喰らうと死ぬけど、奴より先に行動すれば問題ない。 | |
腕封じでカウンターがこなくなり、全体攻撃のダメージも軽減出来たのでそれ以降はまったく脅威と言えるものはなかったです。 | |
……あまりにも弱くなかった? | |
ああ、不自然過ぎる弱さだ。こりゃあ何かあるぞ。 |
やっこさん、相当なりふり構ってねーなー。俺達に何か交渉してきたぞ。 | |
人を越えた力か……。一体こいつは誰に対して交渉をしているつもりなのだ? 私たちは不死にも力にも興味はない。 | |
人の心がわからないのでしょう、オーバーロードには。だから仲間を失い、ずっと一人きりで…… | |
「オーバーロードやめますか。それとも人間やめますか」 | |
……懐かしいネタね。 | |
そもそも俺はこいつが正気かどうかのレベルで怪しいと思うぜ。聞け、オーバーロードのクソ野郎。俺達は狂人と交渉するつもりはない。 |
ま、いわゆる第二形態って奴か。 | |
うわ、大変! 扉から出られないし、アリアドネの糸も使えなくなってる! | |
……アイテム、というかアムリタはある? | |
そんなもの、とっくに道中で使いきっている。 | |
えーと、このま突っ込む以外に道がないのですが。 | |
ヤベエ、マジで TP が回復できねー。まあいいや、部屋の内部のマップを埋めてから突撃だ。 | |
……本当、そういうところは細かいのだな。 |
ここまで現実が見えてない奴も珍しいよなー。だからもう世界は復活してるんだって。 | |
それでも不死を探求する信念の強さは褒めておいてもいいが、やりすぎだ。もはや……いや、最初からこいつは害悪でしかなかったのかもしれない。 | |
この野郎に世界樹の王だったアイツの爪の垢を飲ませてやりたいところだ。超準備不足なんで多分負けるけど、みんなベストを尽くしてくれ。 |
これは無理。 | |
いや、マジで悪かった。それでこいつの攻撃だけど、 |
見ての通り、全体呪いをかけてきたり、ランダムに物理攻撃をしかけてくる。とりあえず今回確認出来た攻撃は以下の通り。名前がややこしいのと効果をメモってる場合じゃなかったので、もしかしたら違うかも。 |
不明って貴様、真面目にやる気あるのか。 | |
いや、マジでメモっとくのを忘れたんだよ。それに一回しか使われなかったし。それでこの中でまずいのは「生れ出づる悩み」だ。残りの攻撃はどうにでもなるが、これだけはどうにもならん。こいつはどういうわけだかトラッピングに反応しなかったし、山行水行よりもダメージがでかい。 | |
……ジャガーノート戦を思い出すね。 | |
それでどうもこいつの場合、全体に 10 以上の強化がかかっていると使うようになるっぽい。 | |
えー、それじゃー今回ボクがまた役立たずになっちゃうじゃん! | |
三属性ショットを全部使ってみましたけど、劇的に効く物がありませんでした。今回は真っ向からの力勝負ですか? | |
そーだな。ま、身も蓋もない事を書かせてもらうと、俺達の場合なら前衛の三人で突っ込んで、ミストと歌で防御を固めて延々トラッピングすれば勝てるだろ。トラッピング1, 2 の二択だけど、まあ一回決まれば強化無しで単発 500 は固いから、 10 ターン以内に倒せるんじゃねえの? | |
うわー、本当に身も蓋もねー。 | |
流石にそれは薄情過ぎるから、5人で勝てる方法も考えた。 | |
何だ、そちらのプランもあるのか。安心したよ。 | |
つーわけで、ユッカはレッグスナイプ全振りな。俺はヘッドボンデージとエクスタシー取るから。 | |
え、もしかして今回はエクスタシー狙いですか? | |
お前は何を言ってるんだ。 | |
……そんなに上手くいくかな? | |
流石に俺達のレベルなら封じの成功率も悪くないし、それに普通に封じを入れていくだけでもだいぶ戦闘が楽になるからな。真っ向からの殴り合いなんてやってられねー。 | |
本当、惚れ惚れするぐらい外道だねー。 | |
外道で結構。というわけで早速リベンジだ。 |
「孤独そして孤立」を頭封じてるのに使われてしまったが、今回は耐邪の鎮魂歌があるので問題無し。 | |
ていうかボク今回これで仕事終わり? | |
いや、多分あとでもう一仕事あるよ。 | |
実際のところ、私は殆どすることが無いのだが。 | |
うーん、俺とかが万一呪われたり封じられた時にアイテム使ってもらうぐらいしかないな、今回は。あとはアザーズステップか。 | |
まあ、私は探索特化だから仕方がないな。 |
封じたり解けたりのシーソーゲームの末、ついに3ヶ所封じに成功したぜ。 | |
うわー、本当に実現するとは思わなかったよ。 | |
で、ユーリは猛き戦いの舞曲を、アリッサは鬼力化を頼む。 | |
えー、それやって平気なの? 「生まれ出づる悩み」が怖くない? | |
いや、ここは思い切って攻めてみよう。いつまで封じが続くかわからんからな。 | |
そういうことかー。 | |
わかってると思うけど、ユッカは跳弾、カリンはスリープアローな。このターンで一気にすり潰す! |
何だこのダメージは? | |
良くできたコラだね。 | |
次のターンには 1,500 近いダメージが出てた。エトリアから受け継がれる、ダークハンターの秘技中の秘技なだけはあるだろう。 | |
僕の跳弾が同条件で一発 200 台でしたから、 5 発出てもここまでのダメージにはならないです。 |
しかし凄いな……たった2ターンで全体力の半分以上を奪っているぞ。 | |
後は「生まれ出づる悩み」を喰らうと厄介だから、アザーズステップからの跳弾でなるたけダメージを叩き出そう。ここまで来れば一人二人倒れても勝てるはずだ。 |
これは後は何やっても倒せそうだねー。 | |
……ジャガーノートの方が強くなかった? | |
ぶっちゃけそうだな。今でもジャガーノートには毎回勝てるかどうか怪しいと思うからな……。 | |
一応まだとどめをさしてはいないのだから、もうちょっとこう緊張感というものをだな。 | |
あー、悪い。それじゃ、最後の一発は確実性を考えてユッカに撃ってもらおうか。 | |
え、僕ですか? ここはリーダーがやるべきじゃ……。 | |
いや、奴が最後に何かしてきたら確かに困るからな。お前の跳弾なら全部外れるなんてことはないだろうし、威力も十分だ。 | |
そういうことだ。お前の一撃で奴のくだらん夢を終わらせてやろう。準備はいいな? | |
了解です。……オーバーロード、これで終わりだ! |
こっから先のエンディングは撮るのがタルかったので撮ってない。というわけで、これでオーバーロードの野郎の妄想に付き合うのは終わり。 | |
これで聖杯を持って帰れるな。本当に効果があるのか確かに疑問だが……。 | |
……病気を治す程度なら、多分大丈夫。 | |
それにしても疲れたよー。主にユーロニモスのバカに付き合うのに! | |
テメー、リーダー様にどういう態度だ! | |
確かに、お前の電波に振り回されていた面も多かったな。 | |
……そうね。 | |
僕なんて何回死にかけたことやら…… | |
うるせー、お前らうるせー! | |
それはともかく、これで聖杯を持ち帰ったらこの旅も終わりだよねー。 | |
……このギルドはどうするの? | |
え、それってどういう事です? まさか解散? | |
確かにこれで私たちの目的である、樹海の踏破と聖杯の入手は達成してしまったからな。特にユーロニモスには残っている理由がないだろう。 | |
なんか、寂しいですね……。 | |
なんていうか、もうボクら腐れ縁って感じだからねー。 | |
うーん、これは今言うべき事かなー。 | |
? | |
いや、後で良いかこれは。とりあえず街に戻ろう。 |