Diary?::2007-07-08

(15:57)

FF3 をようやくクリアした。休日でないと FF3 のラストダンジョンは厳しい (ノーセーブでダンジョン突破 & ボス 6 体) から一週間ほどお預けだったんだが、今日クリアできなかったらまた来週だったかも。そして結局ラストダンジョンは以下の布陣で挑んだ。

空手家以外はありきたりの面子になってしまったなあ。最後までシーフで行きたかった気もするが、流石にそれだと紙装甲すぎたので断念。忍者は「投げる」で手裏剣をラスボス戦でありったけ (宝箱から入手した分しか持ってなかった。エウレカの武器屋、クリア後に調べて知ったよ) 投げつけるために入れたようなものだったかも。空手家は……モンクで良かった気がしなくもないが、見ため重視でこっちを選んだ (胴着の上からマントといういろんないみでたまらない見てくれ)。賢者は思っていたより強くなかったかなあ。あんまり高レベルの魔法を使わなかったからそう感じたのかも。赤魔導士に両手盾で挑んだ方が良かったか。吟遊詩人は間違いなく MVP というか、やっぱこいつの性能はおかしいかもしれない。というか、ラスボス時にレベル 48 でやったんだけど、一人も死なずに倒しちまった。それまでに強力なアイテムを温存していたってのもあるけど、ちょっとレベルを稼ぎすぎたか。

ひとまずクリアしたので、使ってみたジョブの感想でも。

シーフ
鬼のように強い。熟練度次第で打撃力はいくらでもあがり、敵から盗めるアイテムに「亀の甲羅」があるというのがおいしすぎる (サロニア城地下の敵から盗める)。他にもキングベヒーモスから「守りの指輪」を盗んだり、多くの雑魚敵から強力な攻撃アイテムを盗める。素早さも優れているので戦闘を計画的に運びやすい。ぶっちゃけ趣味で入れたつもりだったけど、まさかここまで戦局に影響があるとは。
戦士
微妙ジョブ。攻撃回数がシーフに比べてイマイチで、「踏み込む」を使うと食らうダメージが倍増するのが大問題。他のキャラでそのダメージ分を補えるパーティなら強いかもしれないが、俺のスタイルにはあわなかったな。
黒魔導士
別にこいつ居なくても良くね? 低レベルの攻撃魔法はロッドで、中レベルの攻撃魔法は棒とアイテム、高レベルの攻撃魔法はアイテムで代用可能。 DS のハード的限界により敵の数が少ないので、全体攻撃が出来なくてもあまり問題がないことも拍車をかける。
赤魔導士
かなり強い。一見すると序盤用ジョブだが、魔法が使えてディフェンダーが装備できて (=無限にプロテスが使える) 盾を装備できるので結構終盤まで役に立つ。他のジョブの組合せによっては賢者よりも役に立つかもしれない。魔法の使用回数が少なめでレベル 5 までの魔法しか使えないが、熟練度でどうにでもなるような。
モンク
多分あんまり強くないが、俺は好きだ。熟練度を上げれば上げる程攻撃力が洒落にならなくなっていくので、序盤からじっくり育てていけばそのうちボスをあっという間に蹂躙できるキャラになる。かもしれない。モンク一人残してあとはみんな竜騎士にしてジャンプ、モンクは一人「カウンター」などの面白戦法があるにはある。
風水士
チートじゃねえのこれってぐらい強い。「地形」がかなりのダメージを叩き出すので、中盤は風水士を複数入れる人も多そうだ。装備できる防具が非常に弱いので最終的にはきつくなるように思えるが、熟練度と「シャドウフレア」の発動率に関連性があるのならアタッカーとしてかなりいい線行きそうだ。
狩人
ちょっと使ってみたが、微妙。やはり武器が消耗品というのは少し厳しい。熟練度を最高まであげて「乱れ撃ち」すれば相当なダメージが期待できるのだが。
学者
アイテムの効果が二倍という時点で何かがおかしい。場合によっては学者がいればボスが単なる雑魚になってしまう。シーフとの連携は凶悪の一言で、多分学者が手に入ってからしばらくはシーフと学者のコンビだけで食っていけるんじゃなかろうか。
竜騎士
装備によっては「ジャンプ」で万単位のダメージを叩き出すとんでもないジョブ。あちこちで「バハムートが一撃で死んだ」という報告があがっているような。ジャンプ中は他の面子にダメージが集中し、降りてきたターンは回復の対象にならないという欠点があるものの、大抵はそんなことは誤差と感じられるぐらいの戦果を上げそうだ。空手家が手に入るまでは結構御世話になった。というか、最後まで竜騎士でも全然問題なかったかもしれない。
魔剣士
それなりに強い。かもしれない。雑魚的相手に「暗黒」を使えば殲滅力のないパーティでもかなりダメージ効率があがる。が、ボス戦では少し厳しいか。
吟遊詩人
「歌う」が酷い。「防御の歌」とプロテスで相当防御力は上がるし、「攻撃の歌」でアタッカーのサポートも出来る。ボスなど体力の多い敵には「破滅の歌」で大ダメージ。いちいち武器を持ち替えないといけないという欠点は手間の問題なので実際にはノーペナルティ。装備はそれほど強くないが、それも「歌う」の性能の前には大した問題ではない。
空手家
趣味ジョブ。「ためる」二回がけで大ダメージを叩き出したい、打撃力ジャンキー向け。防御力に不安がある上、モンク同様熟練度を上げないと話にならない。熟練度 70 を越えたあたりで最強装備よりも素手の方がダメージを稼げるようになるので、そこまで地道に育てたい人はどうぞ。体力が多いので、レベルアップ時だけにジョブチェンジというのもありか。
忍者
ゲロが出そうなぐらい強い。忍者の分際で装備品に強力な盾があるので防御面の不安はそれほどでもない。後列からでも手裏剣を投げれば打撃力も十分。
賢者
全ての白魔法、黒魔法、幻術士と同じ召喚魔法を使える。防御力はヘッポコなので、開幕で誰かが「亀の甲羅」あたりでプロテスをかけるとよさげ。魔法の使用回数が少なめだが、別にアレイズをそんな何回も使わんでしょう。意外にヒートラ、カタストの白召喚がかなり使える (前者はケアルガ以上のの回復、後者は全員にリフレク)。確かに引き勝負とはいえ、これで助かったケースも結構多い。

割とどのジョブで突撃しても最終的にはどうとでもなりそうなバランスにはなっているかな。実は赤魔導士とシーフが頭二つぐらい抜けて好きなジョブなので、その二つが強力だったのはなかなか嬉しかった (モンクと空手家の大器晩成っぷりには少し辟易したけど)。

そして俺は WiFi がないので、これ以上のやり込は断念。くそー、こういう商売のやり方はやめてくれよスクウェア・エニックスさんよぅ。

Written by Kuwata Chikara
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