今の職場のチームにはそれなりにメタルを聴いている人がいるので音楽の話題で完全に詰むということはないのだけど、
というわけで、俺が「Swallow The Sun の "Hope" は神盤」というようなことをいったところで、「え? 何それ?」「ゴシックって、 Evanescence みたいな奴?」という反応しか帰ってこない。まあそりゃそうか。ってか俺以外の三人の守備範囲が全然違うおかげで、それほど話題には困らないけど絶対に盛り上がらないという状態になっている。そーゆーわけで、「プログレとは何ぞや」みたいな禅問答ぐらいでしか盛り上がらんわけよ。
で、前に書いたことの補則だけど、俺の定義に従えば新しいジャンルの開拓者は大抵プログレになるわけだけど、それで何か問題あるか? たまにプログレのことを「曲が複雑」「曲が長い」「オーソドックスなバンド編成ではない」「ギター主体ではない」という定義付けをしてる奴がいるんだけど、俺はそういう凝り固まった音像でプログレを定義するのは違和感を覚える。なので、例えば 3rd あたりまでの Metallica をプログレと呼ぶのは何ら問題ない。え、じゃあスラッシュメタルのパイオニアである Venom はどうなのかって? いや、アレはアホメタルに分類されるべきだろう。
それにしても音楽のジャンル分けも物凄い高い確率で不毛な論争になるものの一つで、結局その理由ってのは自分の感性に自信が持てないからなんじゃないかなあ (だから自分の定義を相手に認めさせようとする)。そういやどこかで Symphony X をメロパワとか書いていた人がいて、その人の感性に共感できるかどうかはまったくの別問題として、俺は別にそういう人がいてもいいとは思ってる。そういう趣味のあわねえ連中とは付き合わなきゃいいだけの話だ。
最近は電車での移動中はひたすらもじぴったんをやってるんだけど、まだ初級だってのに全然クリアできないステージが出てきた。と思ったら、ブロックを置けないと思ってた所に実は置けたという酷いヘマをやらかしていただけだった。……言い訳をさせてくれ、普通はマスが黒っぽくなっていたらそこにはブロックは置けないものだと思うだろう?
Candlemass の 1st アルバムである "Epicus Doomicus Metallicus" を聴いた。いやー、流石にデビュー作だけあって訳のわからんパワーを感じる。このバンドってドゥームメタルの開祖というのが一般的な評価で、うん確かにそうだ、これはドゥームだ。重く、暗く、そして美しい。特に最後の美しいって奴が重要で、ヨーロッパのバンドはこうでなくっちゃね。特に好きなのが一曲目の "Solitude"。この曲のヴァース部分の終わりの "Please let me die in solitude" ってところを聴いた瞬間、元は取ったと思ったね。国内盤が出てないせいかあんまり話題にしてる人がいないっぽいけど、いいアルバムだと思うなあ。
ちなみに俺が買ったのはリマスター版で、 Messiah がヴォーカルの編成でのライブレコーディングらしきオマケ CD が付いてきた。改めて思うんだけど、 Messiah って本当にいいシンガーだよな。あのサイババとしかいえない風貌からふくよかな美声が飛びだすんだから、ずるいよマジで。
「ラブやん」を「ダメ男に彼女を作ってやろうと愛の天使が奮闘するラブコメ」という酷い嘘は付いてないけど本当に大事な事 (ファーストコンタクトがダメ男:カズフサのナニ真最中とか) を何一つ言わずに紹介するなどのそれなりに楽しいことを職場でやってるのだが (当然、「いやちょっと待て違うだろ」とツッコミが入るけど)、とりあえず次の事がわかった。
うん、何というか、常識的な人達だと思う。
あまりにも風呂場がワイルドな状況になってきて「うわ、俺ここでシャワー浴びるの?」と思ってしまったので、何ヶ月ぶりになるのかの掃除。そもそもあまりにも放置してたせいで掃除用具を洗うことから始めないといけなくなってたあたりは自分でもどうかと思うが、うーん、一日のうち合計 30 分入っているかどうかわからんスペースにそんな手間暇かけたくなかったんだろうな、俺は。最近ではその 30 分が命取りだとわかったというか、流石に黒カビはかなり深刻にヤバいだろう (アレルゲンの可能性あり)。
今度からはもっと頻繁に掃除した方がいいということはわかったが、同時に半年ぐらい放置しても俺は耐えられるということもわかってしまった。どうすっかなあ。