Diary?::2007-05-31

(21:09)

同じ会社のゲーマーな人達と話していて感じたんだけど、

という俺は既に絶滅危惧種らしい。まあこんだけいろいろゲームが出てゲーマーの種類も増えれば、自分と同タイプのゲーマーの分布がまばらになっても仕方ないよな。

で、そのとき話してた人の中に「世界樹の迷宮は難しくて投げた」って人がいて、どうもその人はゲームにそこまで歯ごたえを求めてない人だったみたい。つまり、サクサクと進められるタイプのゲーム (無双シリーズが好きとか言ってたな) が主食っていうタイプ。これは俺と全然逆の嗜好で、俺はある程度以上のやりごたえがないとダメってタイプだ。もしかしたら「こんな難易度のゲームをクリアした俺スゲー」という部分で一気にストレスを発散するタイプかもしれない。

ところで全然話は変わるけど、「Law Of The West」は流石に誰も知らなかった。リンク先のレビューを読めば想像が付くだろうけど、プレイして面白いかどうかというよりも、そのゲームについて語ることが楽しくて楽しくて仕方のないゲームだ。もうこういう天然のゲームは出てこないのかなあ。

(22:17)

さっきの話と関連するけど、いわゆる狂ってるゲームについて。例えばクソゲーの王者であるデスクリムゾン、あれは単に作った人のセンスと技術力が独創的過ぎたからああなっただけで、実際のゲームの根幹はガンシューティング。よって、実はクソゲーの王者はまったくもって狂ったゲームではないと俺は思っている (言い方を変えれば、普通のゲームのアイディアからよくもあそこまで凄いものを作ったもんだということになる)。じゃあさっき書いた Law Of The West はというと、「あなたは町のシェリフになって住民と会話します。時々銀行強盗やヒットマンが出てくるので撃ち殺してください。あ、町の人も撃ち殺せます」。狂ってるね。こうやってゲーム性とゲームが成り立つ最低限の設定を抜き出した状態、企画会議以前のアイディアレベルまで逆アセンブルしてみた状態、その時点でぶっ壊れてるゲームを俺は狂ってると形容してる。「ブシドーブレード」なんて完全に狂ってるよね。

最近のアーケードゲームでいうと、「仁義ストーム」が該当する。実は俺はこのゲームやったことないんだけど、どうもロケテストの段階では脱衣格闘ゲームだったらしい。問題:脱衣格闘ゲームというコンセプトは完全に狂っているのですが、その理由を考えなさい。

Written by Kuwata Chikara
Creative Commons