Diary?::2007-04-10

(22:29) 単体テストを書く前にテスト要項書を書かせるのは正気の沙汰とは思えないんだけど

きっとあちらさまは「これで品質が保てる」とでも思っているんだろうなー。テストってのは「あっ、このケースはヤバい」と思った瞬間に書かないとダメだろうに。とある現場ではアジャイルの押しつけそのものというこれまた卒倒しそうな状況になっているらしいのだが、なんでこうダメさ加減の方向が極端なんだ。まあ、どうしてダメな状態になっているかって理由は同じだろうけどな。

どーでもいいが、俺が常日頃から感じている日本人特有のクソな行動パターンというのは大体次のような感じである。

  1. やる前から否定する。理由は他に誰もやってないから
  2. 声の大きい人が音頭をとるとみんなでそっちに行ってしまう
  3. 以下の二つのどちらかを辿る
    • 共倒れ。みんなでいっせいに死ぬので責任は曖昧
    • 殲滅戦。とにかく叩くことが目的となる

上記のパターンはある程度どこの国でも起こっていることだと思うが、日本ではどうにもその後に反省や見直しをするというプロセスが欠けているように思える。やりすぎた結果反省してバランスのいいところに落ち着くべきなのが、誰も彼もが自分のヘマだと認識したくなくて曖昧なままフェードアウトするか、死に馬に鞭打つのが趣味な連中が大挙してやってきて必要以上に叩くか、どちらにせよチャレンジャーは根絶やしになる。早い話が恥や外聞を気にしてるうちはろくなことは出来ないだろうなってこと。

追記: これはおそらく「自分は悪くないと思いたい欲」とでもいうべき欲望に突き動かされてのことで、他の国では多分宗教が「あなたは悪くない」と言うことで解消している。日本人はそういう宗教が身近にないために、その欲望の処理能力を民族レベルで向上させたんだろう。これはどちらにせよろくでもない事態には変わりなく、ベクトルの方向が違うだけで絶対値は同じものと思われる。

(23:10) 仕事が忙しくなってくると、自炊したり家計簿付けたりということをやらなくなるのだけど

これはいかんなあ。多分、仕事が落ち着いても自炊とかしなくなっちゃうんだろうなー。

Written by Kuwata Chikara
Creative Commons