その昔受けたよくわからないテストで「知性が強すぎて情緒がその支配下にある」みたいな結果が出たということを話したら、みんな信じられないという顔をしていた。まあ、こういうのは答えの選び方一つで結果を被験者が操作できる程度のものだからなあ。当時俺は小学生だったはずだが、そのころから多分この性格の根幹は変わってない気がする。要するに、昔の俺はいわゆるいけ好かないガキだったと思う。
どーでもいいが、他の社員の俺に対する評価というのは「出会った瞬間こいつは何かがおかしいと思って、実際に話してみたらやっぱりおかしくて、おかしさの底が全然見えてこない」でほぼ一致している。
思いきってメインパーティのうち Lv 70 の 4 人を休養させてスキル振り直し。流石にやりたいことが決まっているのでスムーズにいったのだけど、思い返せば返す程スキルポイントの振り分けをミスった。例えば戦後手当てを徹底的に鍛えるとか。
ところで現在 B29F まで辿り着いたのだけど、なんじゃあこりゃあ。これ、絶対にゲーム内の機能だけに頼ってると無理でしょ。確か第 4 階層にも似たようなのがあったけど、それのもっと酷いバージョンだ。ここもかなり時間がかかりそうだ。
そもそも俺はこういうキャッチーかつイモくさい言葉を自分の文章に紛れ込ませて平気という神経が全く理解できなくて、もっといえばいわゆるバズワードの類も大体においてキャッチーでイモくさい。なのでバズワードを無自覚に使ってる連中も嫌いだ (バズワードという言葉自体がバズワードっぽいけど、これは仕方がない)。
因みにロック系で使われる略称に対して俺が感じていることをざっと書くと、
という感じ。どーでもいいが、ヘビメタと書いて突っ込まれるのを嫌ってヘヴィメタと書く奴がまれにいるんだが、これは物凄い逃げの姿勢で非常にムカツク。
ってか、留渦ちゃんは反則だろ! おそらく男性読者の 80% 以上は留渦ちゃんを心のオアシスとして読んでいるに違いない。こういう妹だったらもう一人いてもいい (何かまずいこと書いたかな俺)。
というのはさておき、この漫画は幽霊や妖怪を腕力で (主に主人公である耳雄が、ってスゲエ名前だなおい) どうにかしてしまうという展開のせいか、何だか物の怪が人間くさい。それになんといっても全体的にノスタルジックでのどかな感じがして、それは何でかというとやっぱよくわかんない都市伝説をネタにする回が多いからかなあ。この漫画の基本的なパターンというのは
というものなのだけど、とにかくネタの基本がしょうもないのでそれが妙な味になってる。そしてそのしょうもなさが胡散臭い怪談話に興じていた頃の記憶に割と直結する、というかあの頃の自分のアホさ加減がこの漫画で再現されてる気がするんだよなあ。というわけで俺にとってはこの漫画は至高の癒し漫画である。いや、ホント前述の留渦ちゃんだけでなく人間も物の怪もみんな妙に愛くるしくて、読んでてとても和むよ。
基本的に安心して読めるのも特筆するべきところで、殆どの場合酷い目にあうのは耳雄とその悪友で、留渦ちゃん始め女性陣は案外被害にあわないというか、耳雄君が大変なシスコンのキチガイなので留渦ちゃん御一行に何か危険フラグが立つと飛んできて投げっぱなしジャーマンとか、同級生の子に危険フラグが立つとやってきたりとか、なんだ不良のくせに健気だなこいつ。ワンパターンっちゃワンパターンだけど、そもそもこの作者はいろいろなセンスが常人の理解を遥かに越えているっぽいので (オフィシャルサイトの内容が強烈)、どこかしら予定調和にしとかないと広く一般に理解されんだろう、多分。
そして本編の方がとても安心して読める半面、オマケの作者の日記漫画の方が欝でダウナーで末期的で、そのギャップにも大笑い。よくこんな自分のトラウマを引き摺り出してきてぶちまけたような漫画を描けるものだと思うのだけど、どうにもこの人は何だか不穏な人脈を持っているというか、清野とおると清水崇の友人ってそれどういう親の数え役満ですか。とりあえずこの人の作品は揃えなければと思った。