Diary?::2007-03-09

(21:07) 最近、今の開発体制は宗教だと思えてしかたがない

何をするにも規則・規約が絡んでくるのは仕方がないとしても、それに何かしらまともな理由があるとは思えないもの。例えば今日は俺のチームで開発を進めるにあたって、「ソース管理の環境整備がまだ出来ていない (俺のチームは先行して進めにゃならんせいで、環境整備のスケジュールとマッチしてない)」「出来たとしても開発ポリシーとツールの機能の関係上パッケージ単位でしかロックできない (いまどきロック/アンロック方式かよと思うけど我慢だ)」「マージ機能は使っちゃダメ」という問題があることが判明して、おかげで一つのパッケージにつき一人でしか作業できないという事態に (俺らのチームはパッケージ一つ一つがデカいし、複数人からの変更の入る可能性のあるパッケージもある)。

そこで俺は「問題のありそうなパッケージに関しては、各人には適当なタイミングでパッチを俺に投げてもらって、俺がチーム全員分のパッチのレビューと取り込みをやって、そのパッケージのコミットを俺がやってれば問題ねーだろ」と言ったところ、「新しい開発環境に入れるソフトウェアリストに UNIX ツールの類は無い」という返事が。事前に使いたいソフトウェアの申請とか検証が必要なのはまだわからなくもないが、 diff と patch だよ? UNIX なら普通にあるんだよ? 何考えてるんだよ全く。これだから Windows で開発はやりたくねえ。別に Excel と Access が絶対に必要なわけじゃないだろうに (必要? 本当に? 理由は? ほら、ないじゃないか)、そんなに MS のケツの穴は旨いのかよと思う。

そしてこれらの制限のいくつかは、全くもって俺には理由のわからない規則でもって決定されていて (いや、わかるんだけどね、なんとなく)、そして何故そうなっているのかに付いては誰もまともに答えられないかもしれないし、多分聞いたところ事態は決して変わらない。流石に現場に何ヶ月もいれば、これが俺みたいな下っ端の意見一つでどうにかならんぐらいはわかる (どうにか出来るかもしれないが、どうにかなってるころには俺たちの作業は終わってる。必要なのは、今このときなのに)。でもこれって、つまりは何も考えずにそのやり方を受け入れろってことだよな。それって宗教とどこが違うんだい?

今まであまりに恐ろしすぎる考えだから書いてこなかったが、俺は大人になるということは宗教的なドグマを受け入れることなのかもしれないと疑ってきている (実際、人生の節目節目で行われる「儀式」は宗教的に思えることが多い)。もしそうだとしたら俺は一生ガキのままでいいとすら思うし、実際俺はまだガキだし、別にそのことを恥じてもいない。

どこの現場もこんな感じなのかもしれないが、でもここまでプログラマが作業できない環境って一体どういうことだ? それとも何か、俺のような作業スタイルの人間はプログラマとして認められてないのか? 俺がいってるのは、まともなソース管理が出来ないのならちょっとの期間は自衛するから diff と patch を寄越せっつってるだけなんだけど。それとも何か、 Eclipse みたいなクソ重いアプリでコードを書いて、 Excel なんていうドキュメント書きには完全に終わってるアプリでドキュメントを書いて、 Access みたいなアレで進捗管理するのがプログラマだとでもいうのか。ああわかった、 Eclipse でコードは書く、 Excel もしょうがないから認めてやる、 Access もついでだ。でも、何でそれだけで作業しないといけないんだ。

(22:27) ところで最近「世界樹の迷宮」を始めた

そしてこれがえらい面白い。簡単に言えばウィザードリィなのだけど、 DS の下画面にタッチペンでマッピングをしていくというアイディアの勝利。システムで本質的に重要でない心配ごとを取り去るだけで、こんなにも遊びやすくなるのか。プレイヤーキャラがごちゃごちゃ喋らないのもいいなあ。俺は常日頃から RPG はこういう世界観とか最低限の物語の導入があればいい (別に後は脳内補間できるでしょ) と思っていたのだけど、ようやく最新のコンシューマでそれが出来た。

そして俺は当然ながらギルド名やキャラ名をメタルバンドに由来した名前にしてるのだが、それを公開しよう。さぁ、我がギルド「MAYHEM」の面子を御覧あれ。

ユーロニモス (ダークハンター)
かつてノルウェーのアンダーグラウンドミュージックの世界を支配しようとした野望の持ち主。後にセッションベーシストであるカウントに殺される。イメージからいってもこれはダークハンターでしょう。鞭マスタリーと鞭技を鍛えて状態異常で敵を縛る方向で育成中。
ヘルハマー (パラディン)
タフなドラマーにはパラディンが良く似合う。最初はグラフィックをショタっぽい奴にしてギャップで大笑いしようかとも思ったが、おっさんキャラがまさにヘルハマーだったのでそれに決定。最前列でフロントガードとバックガードで仁王立ちというキャラになった。
アッティラ (バード)
吟遊詩人なアッティラという、多分ここの読者でわかる人が 2, 3 人しかいないネタを出すのはどうかと思ったが、まあいでしょう。アッティラの歌声のヤバさは De Mysteriis Dom Sathanas より (ところで新作ではこの人がまた歌ってるみたいね)。どうやって育成していいのかわからんまま適当に進めたら、f.o.e 戦ではとにかく最初の 4 ターンが忙しいキャラに (ステータス補助をかけまくる)。
マニアック (アルケミスト)
名前からしてもアルケミストしかないだろ。アッティラとマニアックが同じパーティに同居というこれまた俺だけが面白いネタ。正直アッティラのいた 1st に比べると後の作品はアレだけど (クオリティはあがったけど怨念がない)、この人も相当にヤバい声の持ち主。とりあえず雷マスタリー特化で炎をサブに。
ネクロ (メディック)
本当はネクロブッチャーだけど文字数の関係で入りきらなかったので。というかパーティを組んでたらメディックがいなくなってしまったので、急遽こいつをメディックに。あと女キャラがいないのにも気がついたので、無理矢理ロリっ子グラフィックをあてがったのは後悔している。
カウント (バード)
ユーロニモスを殺した張本人で、今も確か服役中。とりあえずパーティのアイテム収集要員。採掘や伐採以外のスキルあげてません。
ブラスフェマ (ソードマン)
こいつも本当はブラスフェマーだけど、文字数が。おつかいイベントで必要になったから作った。

実は俺はこのパーティは第二期で、俺はとりあえずゲームの感触を掴むためにこれとは別のパーティ編成で少しプレイしてたりする。そのときはカウントをメインメンバーにいれてたのだけど、最初の f.o.e 戦 (ボスみたいなもの) で敵の特殊攻撃で混乱したカウントがユーロニモスをバックスタブしてゲームオーバーという歴史的に正しいことが起きて大笑い。いやあ、われながらダメな楽しみ方だ。

今のところ B7F まで到達したけど、ここまでの f.o.e 戦の全てがダークハンターの鞭技で敵の特殊攻撃を封印するか、持久戦での毒ダメージでの勝利。とにかくダークハンターへの依存度の高いパーティだ。ダークハンターのタフネスの低さはパラディンとバードの補助でどうにかするか、雑魚戦ならスキルを使って即殺でカバー。あとは本来前衛向きじゃないバードを前衛に持ってきて敵の攻撃の的を散らすとか。シャドウエントリはちと優先順位的に覚えさせてないけど、そろそろ覚えさせてもいいかもしれない。各種状態異常の発動は運頼みだけど、それはブーストと装備品で底上げしてどうにかしてる。いやあ、実に歪んだパーティだ。

とりあえず今後ブシドーとカースメーカーが手に入ったら、ブシドー・デッド (ユーロニモスの野望を食い止めるために自殺したヴォーカル) と特別参加:カースメーカー・クォーソン (ブラックメタルの産みの親) を作る予定。

Written by Kuwata Chikara
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