(23:44) 「不完全性定理」読了
昨日はスパモンなんつーいわば変化球の感想だったんで、今日は真面目な本でも。この本には「数学的体系のあゆみ」という副題がついてるのだけど、それに全く偽りなし。数学の誕生した時代の話から始めて超数学に至り、そして核心である不完全性定理に至る。コラムその他合わせてたったの 300 ページと長さも手頃で著者の語り口の良さもあって読みにくさはゼロ。むしろこれ、数学に詳しくないどころかアレルギー持ってる人でも読めるんじゃねえか。
というわけで、俺は非常に楽しく読めた一冊。