小指の長さは普通、薬指の第一関節まであるものらしいのだが、俺の場合は第一関節と第二関節の間の長さの三分の一ほど足りてない。これだとなあ、低音弦の高フレットを弾くときとか一部のコードを押さえるときに特に苦労するんだよな。全ての指が短いんじゃなくて、小指だけが短いってのがいやらしいところだな。
はぁ、 Linux は難しいんですか。最初に覚えなきゃいけないことが多いんですか。だから Linux の勉強をしてからインストールしないといけないと。バカか貴様。
俺が非常に嫌いなタイプの人間というのは、何かをやる前にいちいち細かいところまで勉強しないといけないと思ってる連中である。確か誰かが「日本人は英語をマスターしてから留学しようとする (そして結局出来ない)」ということを言っていたが、つまり俺はそういう連中が嫌いだ。この留学前に英語をマスターしようとする連中の何がダメかというと、国内の英会話教室か何かで勉強すれば海外でも何とかなるだろうと思っているところと、実際には全然勉強してないところである。
プログラミングにしてもそうだな。何かソフトウェアを作るには事前に物凄い勉強をしなければいけないと思っている連中がいるが、お前は何を学べばいいのか事前にわかる程優秀だとでも言いたいのか? 実際に作り始めるまではわかんねーことが多いってのによ。
話を Linux に戻すと、どうもそういう連中は Windows を使う前の自分を忘れてしまっているらしい。別に Windows について何かを調べるとかしなかっただろ、あんたら。 Windows よりも Linux に早く触れるというちょっとイレギュラーな経験をした俺からすれば、どっちにしろ使いながら試行錯誤する必要があるのには変わりない (むしろ錯乱した設計の Windows はいくら慣れても能率があがらなくてイライラする)。連中は自分の中で Linux を肥大化させて、それで FUD に近いことをやらかしているのに気がついていない。自殺は違法行為じゃないから腹を切れといいたい。
別にさー、詰まってから調べりゃいいじゃん。原子力発電所を制御しようとしてるわけじゃなし、お前一人がちょっと失敗したからってこの世界は絶対に滅びないから安心しろ。
ああそーか、そもそも失敗するのがイヤだから何もしないわけか。でもなあ、失敗がなければ成功もないしな。生きてて楽しいのか、それ?
よりにもよってスパゲティを茹でた後にパスタソースが無いことに気がつくってのは、やっぱ俺疲れてるのか?
学生時代には全然プログラマっぽくなかった (俺基準) 奴でも仕事を始めるとそれっぽくなるのは面白いな。いや、その方向が「Scheme の括弧にときめかないか?」とか、要するに俺のベクトルだったりするとちょっと頭を抱えてしまうんだけど (そのときは当然、「何言ってんだ、 Python のインデント以上の萌え/燃え要素はない」と返した)。
どーでもいいが、こういう普通の文中で X/Y じゃなくて (X|Y) みたいに正規表現で書くのはわざとらしくて好きじゃない。