Diary?::2006-11-30

01:02

昨日の GUI 性と CUI 性についていくつか思い付いたことがあるので忘れないうちにメモっとく。

• CUI 性はソフトウェアを小さくする傾向がある。何故なら、その全貌を頭の中に入れなければならないから
• Emacs や vi が酷いのは、 CUI 性の限度を越えて肥大化してるから
• GUI 性はソフトウェアの複雑化に無頓着なところがあり、気付いたときには手遅れという事態を招きかねない
• Microsoft の製品のダメさの原因は、連中が GUI の皮を CUI 性の強いソフトウェアにかぶせているから (なので一見使いやすそうに見えて破綻している)。使いながら覚えるのとわけもわからず使って後でしっぺ返しを食らうのはまったく別のことである
• オブジェクト指向プログラミングがダイナブック構想の元で花開いたのは偶然ではない
• ダメなオブジェクトはダメな GUI アプリと殆んど同じ理由でダメである
• Ruby のクラスは巨大になる傾向があるらしいが、それは Ruby が徹底したオブジェクト指向プログラミングを掲げていることは無関係ではない
• 機能的な部分は CUI の思考で、インターフェース的な部分は GUI の思考でというバランス取りは不可能ではない
• どちらにしろ、あまりに肥大化したらそのソフトウェアは死んだも同然である

23:38

技術的な理由ならまだしも、政治的な理由で無理難題をふっかけられるのはなあ。前者ならやってやろうじゃねえかって気になるかもしれんが、後者はふざけんなバカ死ねとしか思わないな。

どーでもいいけど、 Access って何あれ? 俺の心の中の嫌なもの箱にまた一つ追加だ。