あれ、ちょっと横になったら 4 時間経ってた。すげえ損した気分。
まあなんというか、日常での実用性ゼロの難しい言葉を使うことが教養だと思ってる奴は賢いとは言わないよね。そういう手合は小賢しいって言うんだよ。どうせ自分でも何言ってるかわからんから、わざと難しい言葉を使ってるんでしょ。出来るだけ多くの人に理解してもらうために、あまりに一般的でない言葉は別の言葉で言い替えるってのは基本だと思うんだけど。ああそうか、連中の脳味噌の中では難解な言葉が一般的な言葉なのか。だったらそれは外の世界と断絶してる思考回路の持ち主だってことだから、やっぱそういう連中は無視するのが得策だよね。
どーでもいいけど、エクストリーム・プログラミングにおけるプラクティスっていう言葉が俺はなんか気に食わない。これって訓練じゃなくて実践というニュアンスなのだけど、プラクティスっていう言葉からは多くの人が訓練っていうニュアンスを受け取りそうだよな。だったら実践項目とでも言えばいいのに。メタファっていう言葉もどうかと思う。比喩とかたとえ話でいいじゃん。ペアプログラミングにおけるドライバとナビゲータって言葉もあまり良くないな。ニュアンス的には書き手と編集の方がずっと合っていそう。
思うんだけどよ、明らかに日常で使いっこない言葉を覚えさせるよりは人生に役に立つ科学的な知識とその使い方を教えた方がよっぽどましだ。たとえば:
俺はこういう知識の使い方こそが教養だと思うんだけど、どうも「教養 == 知識の詰め込み」というクソバカが散見されて困る。
リベラルアーツとエビデンス・ベーストが何のことやらさっぱりわからなかったので調べてしまった。
結論: こんな言葉使ってる奴は電波。
いい加減に冷凍食品の弁当をやめようかなー。これじゃあ昼は毎食カップ麺だった大学時代と大して変わらんよ。
……
- 2005年度の大学1年生は高校で「情報」を学んでないので、OpenOffice.orgでも抵抗感が少なかったのに、2006年度の大学1年生からは「高校と違う」という苦情が増えた。
- 大手電器店など販売されている初心者用お勧めパソコンには、たいてい、Word, Excel がプレインストールされているので、学生は自宅のパソコンで資料作成をしてしまい、大学の Writer, Calc を使ってくれない。この傾向は2006年度にさらに顕著になった。
- 大手電器店などのパソコンには Powerpoint はインストールされていないので、学生は Powerpoint を買うか、 OpenOffice.org の Impress を使うかを選ぶことになる。そうすると、 Impress を使う人も結構いる。そして、2005年度より2006年度の方が「Impress が使いにくい」という人が増えた。高校で Powerpoint が普及しているからでは?
- Drawは、対応する MS Office ソフトがないので、ちゃんと使われていて、2006年度の学生でも評価が悪くない。
……
高校の情報教育の惨状が見て取れるお話。俺はこういう教育の場では Linux なり BSD なりを使わせりゃあいいじゃんと思っているのだが、どうもそういう話にはならないようで。やっぱあれかなあ、教員にその辺の知識がないのと、就職に有利にならないのが (Windows がデファクトスタンダードだし。バカじゃねえのと思うが) 障壁なのかなあ。というか情報の授業って一体何を教えてるんだ? というか、情報科で教えたいことって一体何なのだ? あんまり有意義なことが教えられているようには思えない。指導要領から一番ポピュラーらしい情報 A の目標を抜粋すると、
コンピュータや情報通信ネットワークなどの活用を通して,情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識と技能を習得させるとともに,情報を主体的に活用しようとする態度を育てる。
ってあるんだけど、そもそもこれって情報科で教えることか? 別にこれってコンピュータやネットワークに限った話じゃないじゃん。今までだってテレビやら新聞やらで「情報」なんてのは洪水のように流入してきてたのだから、根本的なリテラシーの欠如したところに何言っても無駄だと思うんだけど。何というか、いろいろなものがごっちゃになっていて焦点が定まってない印象を受ける。
高校での情報教育のあれやこれやについては奥村先生のところの情報教育Wikiが参考になるかな。なんか読んでると暗い気持ちになるときがあるけど。
「天体戦士サンレッド」にはヴァンプ将軍のお手軽料理メモみたいなものがたまについてくるのだが、それが本当に手軽で旨いのかどうか検証してみる。とりあえず今日は「タラコスパゲティ」を作ってみよう。
材料は以下の通り。
本来ならタラコはまるまる一本でスパゲティは 1.5 人前なのだが、タラコが一本 300 円もして怖じ気づいたので半分の量で二回に分けて作れるように。明らかに味が薄くなりそうなので、さらに塩を少しだけ加えて味を整えた。
作り方は簡単。あらかじめバターとタラコをほぐしておき、そこに塩茹でしたスパゲティをぶちこんでよく混ぜる。結構いけるよ、これ。とりあえず第一回は大成功。
何だかやたらとはまってしまった「天体戦士サンレッド」、この漫画ってある意味ではくすぶってる人用の癒しコミックだよな。だってヒーローのサンレッドが単なるヒモなんだぜ? ヒーローだから悪人と戦わないといけないんだけど、悪の組織の連中はみんな悪事を働いてないわけで、もうサンレッドはくすぶってるしかない。何だかヴァンプたちは、そんなサンレッドに生きる目的を与えるために無茶と知りつつも戦いを挑んでいるような、そんな気さえする。
というかあれだ、ヴァンプの部下たちもいろんな意味でダメなのが揃っていて、この漫画はダメ人間用の遠回しな癒しコミックだな。なんていうか、ダメ人間でもいいじゃないというか、ダメ人間でも生きていてもいいんだよというか。まあこの作者はそんなこと欠片も考えてなさそうだけど。