Diary?::2006-11-12

02:10

大学祭に行ってきたのだが、いやあ事前に予想していたよりもずっとまともだった。あがったゲームはとっつき易くて子供の喜びそうな奴だったし、模擬店の方もまあ良かったんじゃないかなあ。もっと凄いグダグダなカオス状態を予想してたのだけど、それよか全然良かった。

でもなあ。明らかにプログラマの技術力とかは足踏状態なんだよなあ。もう少しノウハウの蓄積がされててもいいように思えるんだが、あんまり連中は俺のアドバイスを聞いてなさそうなんだよな。俺が言ってるのは「もう少しみんなで相談してプログラム組めよ」とか「もっと積極的にコードを見せあえよ」だけなんだけど、どうもこれが出来ないらしい。別にいいじゃん、妙なコードを見せたって死ぬわけじゃないしさー。まあ俺はもう部外者なんでどうでもいいんだけど。

あと久しぶりに会った先輩方は相変わらずだったというか、なんか俺が今のところ一番まともな環境で働いている気がしてきた。そして改めて、出来ない人を採用するのをやめればかなりの問題が解決するということを確認。大体だな、たかが三ヶ月程度の研修で素人にプログラミングを教えようってのが無謀なんだよ。大学に四年通ってもろくすっぽコードの書けない奴もいるってのに、それを三ヶ月でねぇ。正直な話、三ヶ月程度で上っ面のコードだけ書けるようになってもそんな野郎は邪魔だから一緒に仕事したくないし、じゃあそれなりに経験積んでればいいのかというと、ただ漫然とコードを書いてる野郎は絶対にある程度以上は上達しねえよ

多分、三ヶ月の研修という発想は今までの日本の企業のやり方、ぶっちゃけ無知な新卒を自分達のやり方で洗脳して終身雇用と称して囲い込むやり方からきてるのだと思うのだけど、まあそんな方法でまともなプログラマが育つ可能性は絶望的だね。

03:14

コードのコピペが起こる理由は二つ。無知のコピペと馬鹿のコピペである。

無知のコピペ
サンプルからの引き写しなど、本人がそのコードがどう動くのかなどを全く理解せずに行うコピペ。
馬鹿のコピペ
関数にまとめられるところやループに畳み込める部分などをバカみたいに毎回書くために行うコピペ。

無知のコピペはその後に学習すれば問題では無くなるが、馬鹿のコピペはそれよりもずっと教育コストがかかるだろうな。

10:27

とにかく今の職場への不満は、バージョン管理ツールが使えないことに尽きる。今はまだ実装可能性とかを検証してる段階なんだけど、実はその段階でこそバージョン管理ツールが必要だ。そしてそれは集中型よりも分散型の方がずっと向いていたりする。そもそも俺は分散型のアプローチの方が好きなのだが、まあそれは我がまま過ぎるか。でもローカルでちまちまやるのにそのぐらい用意してくれても良さそうなんだけどなー。

11:43

なんか急激に気温が下がってきた気がするなあ。

21:35

とある友人はかなり面白い状況で働いているらしい。

いやまあ、俺のところも一部ドキュメントがマヌケだったり、火種はあるからどこに燃料投下するかの問題だったりするんだけど。

Written by Kuwata Chikara
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