Diary?::2006-10-24

07:06

うげ、ふりかけを切らしていた。

07:29

確かに最悪に憂鬱なのは雨の月曜日だが、雨の中の出社は程度の差こそあれ憂鬱だ。

22:24

"Death routine 9 to 5" と歌ったのは Cathedral だったか。まあ今日の俺は 9 to 9 だし、そしてしょっちゅうとんでもない時間まで残っている人もいるんだけど。ていうかみんなよく体が持つな。俺は多分、毎日こんな残業できないよ。

そんなことよりこのクソみたいな雨は一体何なのだ。

22:44

流石にこんな時間に飯を作る気にはならないので、今日の晩飯はビッグマック。実は今までビッグマックを食ったことが無かったのだが、よくよく考えればこれ倍加したハンバーガーじゃねえか。よっぽど今日の俺は頭の回転が悪いらしい。

ところで電子レンジで温めたら、いくら何でもこれはダメだというぐらい温めすぎてしまった。なのでまだ食ってない。

22:55

食った。そして結論: ビッグマックは二度と食わない。

一応マクドナルドの名誉 (そんなもんあるか不明だが) のために書いておくと、植物の占める割合だけ素のハンバーガーよりは大分うまい。が、食べ難すぎるだろうこれは。ハンバーガーなどは普通の袋に包まれているので、あの下品なソースが滴り落ちることを気にすること無く食える。これは素晴らしいインターフェースだ。

が、ビッグマックの野郎と来たらどうだ? 別に箱に入れるのはいいのだが、それで中には剥き出しのままのバーガーが入っているのはどういう了見だ? 俺はビッグマックが油とソースと重力で崩壊する前に食べきらなければいけなかったのだが、それは食事といってはいけない行為だ。

しかしセットを頼んだのは失敗だった。ビッグマックセットは俺の胃袋には強敵過ぎる。

23:48

リチャード・ドーキンスの「盲目の時計職人」をちまちま読んでいるのだが、プログラマである俺は第三章の締めの言葉についつい反応してしまう。

私のように数学者でない人間にとって、コンピューターは想像力の強い友達である。数学のように、想像力を拡げてくれるだけではない。それは想像力を鍛え、かつ制御もしてくれるのである。

まだまだコンピュータが貧弱だった時代に (この本はあの忌々しい Windows 95 が世に出てアウトブレイクする二年前にこの国で出版された) 、計算機科学者でもないドーキンスが Alan Kay の見据えた世界とかなり近いところに (恐らくは殆んど) 独力で辿り着いたことに衝撃を受けた。やはり優れた人はその目に見えているものが違う。

ところで俺はこの本をまだ半分しか読み終えていない。ということは、あと半分も読めるのだ。

Written by Kuwata Chikara
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