Diary?::2006-10-09

10:54

二度寝万歳。

16:32

どういう経緯でこの人が真如苑と関わったのか知らんが、元信者としての (10 才ぐらいのときに母親に連れられて強制的に入信。 5 年ほど経ってようやく脱退出来た。脱退を考えたのは 13 才ぐらいだったか) 経験からすれば、まあ多分親類や友人がしつこく勧誘してるんだろ。本当、連中はとんでもないバカだからな。俺が連中の誤りを指摘するとギャアギャア喚き回るし、本当宗教にはまってる人間は生きているだけで迷惑だな。

知らない人に少しだけ説明すると、真如苑の出世システム (大乗とかそういうの) は基本的に信者の勧誘で決定されている。要するにねずみ講なのだが、連中は本気で人助けだと思ってやっているのがたちが悪い。

一番最悪なのは接心修行と呼ばれるコールド/ホットリーディングで説明できるペテンの儀式。怪しげな占い師とか霊能者が「あなたの悩みはズバリこれでしょう」とかぬかしてるのと殆ど同じで、要するに情報網を通じて信者が何について悩んでいるのかなどを収集した上で話をしたり、あるいはどうとでも取れる事を言ってるだけ。一度ちょっとカマをかけてみたんだが (つってもその修行を行う日の少し前から関係者に嘘を付き通してみただけ)、まあ見事に馬脚を現して俺の予想の正しさが証明された。

俺は真如教徒として過ごした 5 年、人間として何一つ進歩しなかったし心の平安も得られなかった (脱退した前後での俺の変わり様は実に笑える)。この手のカルトの信者は信仰が救いどころか災厄になる人間の存在を想像できないらしい。そりゃそうだ、だって想像力が欠如してるからカルト宗教 (カルトじゃない宗教があるかどうかは不明) に入信してしまうのだから。だから連中は、「科学なんて冷たいものではたどり着けない」などという人間の知性への冒涜発言を平気で行える。真如苑の連中は創価学会を邪教として扱っているが、俺からみたらドングリの背比べである。どちらも滅びろ、それで俺は救われる。

ちなみに真如苑の教えそれ自体は宗教的な観点からみてもかなりデタラメ。なんというか各種の仏教とキリスト教を都合良く曲解してミックスした感じ。何せ自分達の子供が死んだら「人類の苦難を背負って死んだ」とかぬかす連中だからな。まったく、こんな人間のクズの始めた宗教に、当時まだガキで母親に連れられての事だったとはいえ入信した自分を深く恥じるね。

17:49

Adagio の "Underworld" を購入。うん、やっぱ俺はこういう陰湿系のメロディが好きだ。系統で言うと Symphony X とか Time Requiem なのだけど、こっちはもっとクラシック。一曲一曲が結構な大作なので咀嚼するのにちと時間がかかるが、そうやって聴き込むだけの価値は十分にある。ああ、またアルバムを追っかけるバンドが増えちまった。

19:32

俺が「美しい日本語」を押しつける連中 (国語系の教師に多かった気がするな) が嫌いな最大の理由は、何が美しくて何が醜いのかという主観でしか決定できない問題を、単なる第三者が勝手に決定しようというところにある。自分達が特定の言葉を美しいと思うのは別に構わないが、それを他の人にも美しいと思えと迫るのはカルト宗教とたいして変わらないよ。連中は自分が美人コンテストで投票した先がグランプリを取れないと気が済まないのだろうね。

別の見方をすれば、そうして美しい日本語を無理矢理定義しようとしてる連中は自分の感覚を信頼できないのかもしれない。だから他の人達も自分達と同じ言葉を美しいと思うように仕向けて、そして結果的に自分の貧弱な美的感覚を守っているわけだ。ちなみに多数決的に美しい言葉遣いを決定するのは同じようなバカらしさを持っている。どちらにせよ、それは CD のヒットチャート的な考え方に他ならないだろう (チャートの操作をするのかどうかの違いはあるが、チャートに権威を付与しているのには変わりない)。

簡単に言えば、ヘヴィメタルを聴いていることで変人扱いされるのがむかつくってのと同じ理由でむかついているんだよ俺は。

20:24

どうでもいいけど、 Time Requiem ってインギ様よりも Symphony X を元ネタにしているような気がしてならない。

Written by Kuwata Chikara
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