Diary?::2006-08-21

00:16

医者からもらった薬のせいか、少し体調が変だ。でも飲んでおかないとな。ちなみに何をやらかしたかっつーと、先月に傷めた左股関節がまだ痛むのだよ。どうも肉離れの恐れがあるらしく、その場合はもう少し治るのに時間がかかるらしい。別に日常生活に支障はないんだけど、ほら、いざと言うときにハイキックが打てないと困るじゃないか。だからおとなしく医者の言うことは聞いておく。

ところでとなりのトトロは怖いを読んでいて、外人にとなりのトトロを騙して見せる話を思い出した。こうやってネタにされるってのは、やっぱ優れた作品だからなのか。

実はとなりのトトロは見たことがないのだが、なんだかえらい見たくなってきた。俺は一年ほど前まではほのぼの系は嫌いだったが、ここしばらくは影をさした牧歌的な風景がかなり好きになりつつあるのでそのうち見てみようか。いや、こういうネタがもとで興味を持つのってどうよとも思うのだが、メタル脳なので仕方がない。

07:09

毎年の恒例行事のように、今年も完全に夏バテ。食欲が全くといっていい程湧かない。とりあえずヨーグルトぐらいは食えるので、それでしのぐか。

だから夏は嫌いなんだよ、畜生。

07:25

また牛乳をダメにしてしまった。シリアルが外れだと、確実に牛乳がダメになる気がするというか、牛乳を普通に飲めないのであたりまえか。

どうでもいいが、今年は夏バテになるまでに多少は踏ん張った気がする。去年までは 8 月の頭ぐらいにはバテていたような。

20:30

夏バテをするのは仕方がない。だって夏なんだから。

食中りを起こすのは仕方がない。だって夏なんだから。

水中りを起こすのは仕方がない。だって夏なんだから。

だからって同時に三つ全部やらかすなんて器用なことはしなくていいんだよ、俺。食中りの犯人は、恐らく昨日の晩飯だった茹でたあと半日その存在を忘れていたスパゲティ。水中りの犯人は作りおきの麦茶。場合によってはこいつも食中りの犯人かもしれない。

でも会社を休む程具合が悪かったわけではないので、頑張って出社してとりあえず現時点で積まれているタスクを一段落。モックアップなので速度優先で一部を乱暴に済ませてしまったため、本番用に格上げするにはまだまだ練り込みが足らないし、安定度も足りない。これが本番用に採用されるかは別として、別チームとの日程の調整が付くまではこいつの練り込みを続けるか。

それと仕事で無理矢理やってるうちに、 JavaScript は変だけどそこまで酷くはないかな程度には印象が良くなってきた。好きか嫌いかといわれればまだまだ好きとは言えないが、死ぬ程嫌いってわけではなくなってきた。高階関数とクロージャの扱いやすさはいいね。ただ、関数の引数の不一致に対して適当に未定義値を入れたり、無駄な引数を捨てたりするのはバグの温床だから勘弁してほしい。こういう Perl 的 (あえてこの言葉を使う) な部分は大嫌い。

そう、俺は Python みたいな動的言語を使ってる癖に割りときっちりかっちり系が好きなのだ。だから Haskell などの型推論系の言語に興味を持ったのだが、文法があまりにもアグレッシブ過ぎて現在学習停滞中。えーと、 Haskell の仕事が何かの間違いで入ったら学習再開します。

ところで型推論は絶対に今後の言語の重要な部分になってくると思う。そして個人的には動的型付けは型推論の原始的かつアドホックな実装と捉えている部分がある。この両者は当然違うにも程があるのだが、プログラマの負担を減らすという面では近い効果だと思う。安全性については間違いなく前者の方が上だろうけど。

もっともこれについては Ruby で型の検査を行う Typing Ruby のような試みもあるし、現状の動的言語が実用的な型チェック機構を手に入れる可能性は捨てきれない。ちょっと調べた限り、えらい苦労しているみたいだったけど。あとこういう研究ってやっぱ関数型言語の独壇場なのかな。

21:07

昨日紹介した脳波で動かす義手、ああいうのって生まれつき身体を欠損している人には使えるようになるのか? 何かの番組で見たのだけど、生まれてすぐに目隠しをして目に光をあたえずに育てた猿は、その後視覚が全く発達しなくなったという。詳しい話は忘れたが、なんか脳の視覚を司る部分がどうにかなるとか、そういう話だったような。

そういうのもどうにか乗り越えることが出来たとしたら、実に素晴らしいことだと思うのだが。

21:52

職場の人達の話を聞いていて知ったのだが、高校野球で壮絶な試合があったらしい。延長 15 回でも決着が付かずに試合が繰り越され、結局負けチームのエースは 24 イニングに登板したらしい。

確かにドラマチックで感動的かもしれないが、選手の身体が大丈夫かどうかってのが本当に気になってしかたがない。高校球児が生半可な鍛え方をしていないのはわかっているが、それにしたって限度って物があるよなあ。身体壊したらそこでいろんなものが終わっちまうんだから、もっと球数制限とかの安全策を充実させるべきなんじゃないかなあ。勿論、こういうのは野球に限った話では無い。

そういや K-1 でホーストがバンナの左腕を蹴りで壊した試合、あれも最初にバンナが腕を抑えて倒れたところで試合を止めていればバンナの復帰はもっと早かったのかもしれない。テレビが無いので最近は全然見れてないが、どうも HERO'S でも危ない試合があったらしい (HERO'S ってかなり早く試合を止める競技じゃなかったか)。ああそういえば魔裟斗 vs ブアカーオも明らかにおかしかった。

こういうのを見るに付け、なんとなくエンターテインメント性が選手の生命よりも優先されている気がして嫌な感じだ。壊れちまったら二度と見られないのにな。ルールで保護しているからこそ、選手も本気で無茶が出来るとも思うし。

22:37

携帯電話を持っていくのを忘れてたことに、たった今気がついた。

23:55

明らかに今日一日はカロリーの摂取量が足りていない。でも明日も自重した方がいいので、もう一日だけ少しひもじい思いをしよう。

Written by Kuwata Chikara
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