理系や文系といったくくりに大した意味が無いように、少年漫画や少女漫画といったくくりにも意味が無い、と思う。ただこれらは同類というかベクトルの近いものをまとめるのに便利なので、結局は使ってしまうのだけど。ただ、それらの言葉が全然本質を表していない (むしろ隠蔽している場合すらある) ことは認識した方がいい。
そもそも世界を綺麗に n 分割するなんてのは不可能というか、その分割点に寝そべっている人を斬り殺してしまうじゃないか。当然そんなことはしてはいけないのだけど、じゃあどうするんだ?
こうして考えると、ソーシャルブックマークのようなタグ付けによる整理や検索ベースのメーラってのは、本当に正しいアイディアなんだなあと思う。
ふと思ったのだけど、少なくとも WWW においては日記という言葉は死んでいるのではなかろうか。だって殆どの Web 日記は日記じゃないからね。じゃあなぜ日記じゃないけど日記と呼ばれているんだ? 多分最初期の頃は本当に日記だったんだと思う。でもそのうち何でもかんでも日記形式で書くことが圧倒的に楽だってことに誰もが気がついて、今のようになったと (Web 文化の歴史にはそれほど詳しくないので違うかも)。でもそのせいで誰もが日記という名の謎のテキストを書くようになり、日記という言葉は息絶えた。
だから俺はとにかく頻繁に更新している得体の知れない何かを Weblog と呼ぶのには全面的に賛成なのだけど、今は既に「Weblog = Web アプリを使った日記」「Weblog = コメントとトラックバック」だからね。こうして Weblog という言葉も死に、俺は新しい言葉を探す旅に出ることになった。帰途の目処は付いていない。
お願いだから CSS でフォントファミリを指定するのはやめてくれないか。文字が重なったりしてよみにくい。と俺が書いても絶対にそういうサイトは減らないので、自衛手段を講じることにする。ユーザー CSS でフォントファミリを指定するだけなんだが。
body{
font-family: Mona !important;
font-size: 12px!important;
}
pre{
font-family: monospace!important;
}
こんな感じで。
追記@17:15 「font-size で指定したサイズ < ブラウザで指定した最小フォントサイズ」の場合、表示が崩れる事があるっぽい。ちなみに使っているのは Opera TP 2
俺はゼミや部活で Web アプリケーションを作ってきたが、実の所 Web アプリという物があまり好きでは無い。理由は主に二つあって、
それでも Web アプリが便利なのには違いなく、やはりネットワークには勝てないのだろうね。
他人の人生に対して無責任にポジティブな見通しを立てる奴は大嫌いだ。俺の人生はお前の妄想じゃない。