Diary?::2006-02-22

03:00

俺の心が狭いのでは無くて、他の奴らの記憶力が貧弱なだけだ。

03:23

最近なんだかよくわからねー理由 (報道を聞く限り被害妄想) で幼稚園児二人を惨殺したキチガイおばさんのニュースを聞いたけど、俺はああいうのは問答無用で死刑にするべきだと思うね。更生? 被害妄想だけで子供の命を奪えるような奴が更生できるの?

話は変わるけど、俺が児童相手の犯罪には原則として極刑をもってあたるべきと考えているのには理由がある。これは俺の犯罪観なのだが、罪の大きさというのは誰の時間をどれだけ奪ったかで決まると思う。殺人が極めて重大な犯罪である理由は、殺害した相手の全ての明日を奪い、そしてその人に関わった人達の時間を大きく奪うからだ。

そうなると人間の精神に対して重大なダメージを与える犯罪には、やはり極刑がふさわしいんじゃないのか。特に幼少の頃に精神的に叩きのめされるとそれが成人しても影響を及ぼすという可能性は少なくないだろうし、何より貴重な子供の頃の時間をセラピーに費さなくてはならない。確か 12 才の頃から 7 年ほど監禁されていた女性の事件があったけど、あれの犯人も俺の基準では死刑だ。

時間は決して取り戻せないことを考えると、俺の考えの元では罪を償うということは出来ないことになる。そして俺は実際にそう考えている。少なくとも俺は俺の 10 代を滅茶苦茶にした奴 (既にこの世にいない奴もいるが) を決して許すことは無いし、他に俺にダメージをあたえた連中も決して許したわけでは無く、その程度の事でエネルギーを使うのは非効率だから表面上は和解しているに過ぎない。

俺のような人間が報復行動に出ないためにも刑法は存在しているのだし、それでも収まらないものがあるからこそ娯楽や芸術があるのだとも思う。

08:55

死刑の実装方法について。

死刑というのは囚人を入力したら死体が出力されるというインターフェースなわけで、内部の実装はいろいろある。日本では絞首刑だけれど、海外では薬物を注射してなるべく苦しませないようにするなんていうバカなところもある。

それで実装方法の一つとして臓器を提供させるとか実験に使うのはどうかと思ったことがあるのだけど、これにはとんでもない問題があるのに気がついた。人道的に問題が無いのは自明の理なのだけど、死刑囚に社会が依存してしまいかねないのは致命的だと思う。ここからさきは SF とかミステリーの領域だけどね。

同じ事は懲役刑にもいえるわけで、犯罪者の存在をあてにするようではダメだろう。犯罪者はあくまでもイレギュラー (ただし、犯罪者のいない社会は別の病理を抱えこむもの) であり、出来るだけ迅速に排除されるべきだ。イレギュラーに対して積極的に依存するのって危険極まりないと思うのだが。それはいずれ、イレギュラーを意図的に発生させる方向へ行くだろうから。社会的な保険金詐欺とでも言えばいいのかな。

そういえば「MATRIX」の提示した重要なアイディアに、バグを意図的に発生させて総合的にシステムの安定を図るというものがあった。ネオ達が目覚めたのはMATRIXシステムの意図した動作の一つに過ぎず、この意図的な (そして恐らく乱数の要素を多分に含んだ) 例外に対処することでシステムの成長と安定に役立てるという。ここでバグを犯罪と置き換えてみたら。

14:54

ぐは。ルータのコンセントが自重で勝手に抜けてた。

20:21

もしかしてカーリングって人気無いのか? 結構好きな競技なんだけど。あれ一見大人しく見えるけど、絶対に裏では腹黒い駆け引きやってるって。例えばゲートボールだって、あれでなかなか腹黒い競技だろ? 絶対カーリングも同じタイプのスタンドだって。

あ、もしかしてそういう駆け引きの要素の強い競技は好まれないのか?

Written by Kuwata Chikara
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