Diary?::2006-01-27

22:37 読書記録「Liar Game (1), (2)」

粗筋。「『バカ正直の直』と呼ばれるぐらいバカ正直な神崎直は、とても非人間的な騙し合いゲームに巻き込まれてしまいました。ルールは『期日になったら送った 1 億円を取り立てる』ただそれだけ。あっさりと 1 億円をまるまる騙しとられた直は、天才詐欺師の秋山深一に助けを求めました。はてさてどうなることやら」。

秋山がダーティーヒーロー三原則に忠実なダーティーヒーローなのでそれだけでも大満足。その上やってることが限定状況下の心理戦で、しょっぱなの内容が消耗戦のすり潰しあいだというのだからたまらない。

因みにダーティーヒーロー三原則とは、

まあ今とっさに考えたんだけど、過去のダーティーヒーローと呼ばれるキャラクターは大体これで説明できるだろう (ブラックジャックとか)。

そして事の発端の神崎がこれまた見事なダーティヒーローものに必要不可欠な (と俺が思っている) タイプのヒロインでこれまた満足。

「カイジ」と舞台設定が似ているというのはその通りだろうけど、両者は根本的に別物。「カイジ」ではカイジが破滅することすら可能性として存在しているのに対して、こちらは秋山がまず負けない (最終的に勝つ) だろうといのが最大の相異点。何だかんだいってこの漫画はヒーロー物だろうから、グチャグチャドロドロ感を楽しむ「カイジ」とは対極に存在してる。どっちかっつーと「刑事コロンボ」や「古畑任三郎」に近いかな。

以下はネタバレを含む内容なのでまだ読んでない人は回れ右。

23:59

最近インプットの自給自足が出来てない。漫画とニュースサイトで拾ったネタに偏りすぎ。

全部卒論が悪い。

(あー、書かなくてもわかると思うけど一応書いて置くけど、ギャグだからな。いるんだよな、こういうのに脊髄反射して説教始めるバカが)

Written by Kuwata Chikara
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