Diary?::2006-01-05

03:37

世の中には二種類の嘘がある。見てもいないことを見てきたかのような嘘と、見てきた事をねじ曲げる嘘だ。俺はどっちも不得意というか、俺が今まで付いてきた嘘で、バレなかった嘘はおそらく一個も無い。これは良いことなのか悪いことなのかわからんが、嘘も方便ということだし多分悪いことだろう (必要な嘘すらつけないので)。

04:30

俺が毎日しているちょっとした心遣い: アクセスログの閲覧画面 (当然、認証をかけてある) から他のサイトへ行く時は必ず URL をアドレス欄にコピペ (実際には Opera の Go to URL だが)。アクセス元にそういうページがあると微妙に苛立つからね。

ところで Defensive ProgrammingOffensive Programming ってなんとなく悪 if 文に通じる気がする。

17:15 読書記録「魔人探偵脳噛ネウロ (4)」

いろんな所で話題になったヒステリア事件とアレな外人の途中までを収録。相変わらず推理ものとは百万光年ほど掛け離れているが、同時に相変わらず犯人が完全にとち狂っており、その理解不能な動機によって凶行に至るというのはとても興味深い。

竹田刑事やヒステリアの動機に対して共感を抱くことはかなり難しいというか俺には無理だけれど、もう一段階上の視点からみた場合のテーマである他人に理解されない喜びというのはかなり好きなテーマだ。傍から見ると一体何に対して何のために戦っているのかさっぱりわからず、よしんばその理由が明らかになっても理解したり共感することは不可能。それでも自分の欲求に従わざるを得ず、その結果として凶行に走る様は悲劇であり喜劇でもある。

よくよく考えてみたら、「シグルイ」もその傾向があるような。誰も藤木や虎眼先生の精神世界なんて想像できないけど、なんか他人には理解できない理由で戦ってる (= シグルってる) のは理解できるし、そしてその様がとても愉快というか痛快。天才とか英雄なんてのは理解不能なぐらいがちょうどいいのかも知れない。

以下はネタばれ。嫌な人は回れ右。

ところで人類史上もっとも不可解な殺人鬼といえば、アルバート・フィッシュがそうだろうね。リンク先を見ればわかる通り、マディソンズ博覧会の中の人が「最も倒錯した人類」との太鼓判を押している。「ネウロ」にこいつを上回るキチガイが出て来るときは来るのか? いや、出て来る前に編集が止めるだろうけど。

21:20

「ジャパネットたかた」の高田社長って、どうしてあんなに胡散臭いんだろ? ちょっと普通の人とは出してるオーラが違う。なんというか、ここまでバレバレな胡散臭さだったら一度位騙されてみようかって気になるオーラだ。

同じ胡散臭さでも、ヒューザーの社長の胡散臭さとは質が違う。あっちはどうにも癇にさわる類の胡散臭さだ。

23:41

bk1 API みたいなのを作ろうとしたが、あまりにも HTML の構造がダメ過ぎてやる気が減退。大馬鹿じゃないのか、こういう設計に GO サインを出す野郎は?

一応調べた限りでは、

という感じなので、一応作れなくも無い。でもこれ、技術的には信じられないぐらいダサい方法だよなあ。エレガントさの欠片も感じられない。

Written by Kuwata Chikara
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