Diary?::2005-12-13

02:06

昨日はいつも通り、大学のプログラミング演習の手伝いをしてきたのだけれど、相変わらず言語を覚えさせるための演習でげんなり……というのは前にも書いたような。

やはり最初に何か作り甲斐のある物を作らせた方が、絶対に上達は早いと思う。文法とかからボトムアップ式で教えていくと、「今勉強しているこれが何の役に立つのか」という風に疑問を抱いて、モチベーションが下がり兼ねない。これは部のプログラマの教育方法にも言えることだな。

そういえば俺は、師匠からはあまり文法的なことは教わった覚えが無い。確か最初にやや難しめな課題を出されて、完成したらそれについて処理の流れとか工夫した点とかを説明させられる、というスタイルだったと思う。割と師匠は文法を覚えさせるとかそういう所は放任気味で、俺が勝手にコードを書いて添削してもらっていたように思える。

で、俺以外の同学年の連中は他の先輩のやっていた C 言語講座を受けていたのだけど、俺はそちらは一切出ていなかった。講座の時間になると部室が広く使えるので、これ幸いと部室でプログラミングをしていた。だから、師匠から直接指導を受けていたのは俺だけだった。はずだ。

俺が入部した時に師匠は 4 年だったし、俺が途中で病気療養で半年ほど事実上のリタイヤ状態になったから、あまり技術的な面で教えてもらったことは多くない。それでも同期の中でずば抜けて伸びたのは俺だった。まったくもって俺の受けた教育は正しかったのかもしれない。早い段階でプログラミングの面白さを実感できたのは、多分俺にとって重要なターニングポイントだった。

じゃあ俺は後輩にプログラミングの面白さを伝えられているのだろうか? きっと上手く伝わっていないのだろうな。

10:50

今まで乗り換えが面倒だったので bash を使っていたのだけど、 zsh にしようか検討中。

11:27

うーむ、とある後輩が俺のコードレビューで凹んでいるらしい。あまりに終わってるコード (グローバル変数使いまくり、処理の重複ありまくり、コンパイルが通る方が不思議なぐらい破綻した書き方) だからそれを指摘しただけなのだけど、それでダメージを受けられてもなあ。

どうでもいいけど、はてな RSS がフィードを公開していないユーザの分も購読者数として UA に含めるようになったようだ。

16:41

ここでのモナドの説明ってあってんのか? すげー乱暴というか、一言で済ませてるよ。おかげで良いアイディアが思い付いたからいいけど。

Written by Kuwata Chikara
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