Diary?::2005-12-05

03:22

ああああああああああああ、何で俺はこんなテーマを卒論に選んだんだ? バカとしか言いようがない。

他の分野の人たちも、自分のアホさ加減や先見の明のなさに呆れていたりするのかなあ? どっちにしろ、俺の論文がしょぼいもので終わることは目に見えているのだけど。まあ、足掻いてみるか。

03:55

論文を作成するにあたって何が最高にむかつくかというと、 Word か OpenOffice.org を使う羽目になることだ。俺はどっちも大嫌いだ。どのぐらい嫌いかというと、俺の知っている罵り言葉を全部使っても足りないぐらい。

この怪文書を読んでいる人はわかるだろうが、俺は文章を書く事自体は好きだ。あまり気の乗らない、まあ要するに面白さを優先できない文場合でも、書こうと思えばそれなりに書ける。ただし、それが Word などを使ったものでない限りは。

そういえば、俺が大学のプログラミング演習が楽しめなかった理由はそのコーディング環境にもあった気がする。ただでさえ Java という俺にとって最悪な言語を使う上に、使わされたエディタは 1 年の頃などは emacs 、学年が上がると Sun ONE などという環境だった。俺は emacs よりも vim の方が圧倒的に好きというか、出来れば emacs は使いたくない。統合開発環境にしても、もう少しましな奴があるだろう。

書いていて思ったのだけれど、俺って実は最初に与えられた道具を嫌いになる性質でも持っているのかねえ? だとしたらプログラミングを Python から始めなかったのは大正解、ということかな。

21:27

後輩から「更新しすぎ」などと言われるが、これは環境のせいだ。俺はコマンド一発でエディタの立ち上げ、記事のビルド、データの転送までを行えるようにしてあるので、作業している最中に何かが思い浮かんだらそのまま更新に移れる。これは俺にとっては Web インターフェースを作ってブラウザから更新するよりも快適だ。

それより俺にはネタを探すのに四苦八苦しているサイトの方が奇妙に見える。ネタがなければ書かなければいいのに。さっきも書いた通り、俺は何かを思い付いたら脊髄反射でここに書いている場合が殆ど。別に無理して書いているわけではないし、これが俺にとってのマイペースなのだけど。

23:13

企業の Web サイトがウンコティンティンな HTML を使っている理由の一つに、情報の再利用を安易にさせないという物があるとしたら。

まあ、陰謀論だけどね。あ、酷い言葉を思い付いた。陰謀論 2.0

23:29

部の後輩に「このままじゃ間に合わない」という理由で、データ構造とかがぐちゃぐちゃな状態でコーディングを進める奴がいるのだけど。それって絶対に将来に禍根を残しまくるからやめた方がいいというか、実際に何度も忠告しているんだけどなあ。コードを書く前に考えろ、考える前に勉強しろって。

クソみたいなコードは負の遺産だ。それを見た後輩が、それこそ正しいコードだと思ってしまったら。将来の自分があのとき自分がどう書いたのか見返したら。使い捨てのスクリプトなどは、ある程度動けば OK みたいな割り切り方でも問題ないだろう。だけれど後の世代が、明日の自分が引き継ぐかもしれないコードをぐちゃぐちゃにしてもいいやという神経は、俺には全く理解できない。

確かに最初からまともなコードを書くのは難しいし、そもそも俺が出来ているかというと否だろう。それでもリファクタリングを繰りかえし、コードレビューを繰りかえせば、相対的にまともなコードにはなる。

俺は何度も忠告したし、何が不味いかも指摘したし、サンプルとなるコードは残したつもりだ。出来るだけの事はやったんだ、後は知らない。

Written by Kuwata Chikara
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