Diary?::2005-10-16

01:04

「のび太のくせに!」誕生秘話。このエピソードは言葉狩りのバカらしさにも繋がっている気がする。

ところで、以前俺はどうして音楽のダウンロードサービスに興味がないのかとかそういうことを書いたが、ただ単にマシンがクラッシュしたときにヤバいってだけかもしれん。

03:36

追記:いろいろ弄っているうちに妙な事になったので、公開停止。

リポジトリを公開したが、どうにも寂しいよなー。見た目が。

でも XSLT を弄るのは面倒臭いので、このままでいいや。

04:30

俺が正義や倫理、道徳を疑う理由が凝縮された文書といえる。同時にこういうのを見ていると、憎しみとか嫌悪感て言うのは人間に取って絶対に必要不可欠なものだと思える。だって何かを嫌うって事はアイデンティティの確立に他ならないのだから。

それはともかく、 mixi ユーザの気持ちや言い分を何一つ考えずに mixi ユーザ = ケツの穴と断言している姿勢は、まさに宗教戦争のそれといえる。さらに mixi ユーザは全員なにかしらのサイトを運営していて、さらに mixi にかまけてサイトの運営をサボっているという無茶苦茶な前提 (そういう風にしか読めないよなあ、これ) に立って論じているあたり、エセ論文やトンデモ科学の文脈で語ってもいいかもしれない。他人を説得するときにやっちゃいけないことをここまでやられると、ある意味痛快とも言える。

それにしても、ここまであからさまなヘイトテキストって珍しいような。なんかとても面白くなってきたから細かく引用して問題点を指摘してみようか。

mixiというのはSNSだ。会員登録をした人間から招待状を貰わなくては参加できない交流ツール… といっても要するに日記とスレッドを中心にした。「もう一つのインターネット」だ。 画像もリンクも張り放題だからな。 普通はそこまで規模が拡大するものではないが、この国らしいといえる。

なんだか日本語がおかしいが、ここでいきなり SNS は基本的に小規模というデタラメを前提にしている。韓国の Cyworld は1,300万の会員数だし、それは極端だとしても Orkut を始め大規模な SNS は他にも存在する。大体 mixi が普及したのはそれがツールとしてみた場合に、かなり出来が良かったからっての大きいんだが。

根本的な部分は最初から最後まで同じで、「サイト管理人が片っ端からmixiに逃げている 現状を知ったら、招待状を持ってない人間はどう思うだろうな」ということだった。 殆どの管理人は自分がmixiユーザであることを隠しているだけだ。

だからそんな現状があるというのなら、証拠を見せてくれよ証拠を。ついでといっちゃあなんだが、 mixi 三昧の管理人がいても、そのことで俺が不利益を被るわけでは無いから別に何とも思わない。mixi で更新しなくなるのも別の理由で更新しなくなるのも同じ結果だろう。少なくともそれまでに作ったコンテンツを消されない限りは、 閲覧者は不利益を被らない。

それと mixi ユーザであることを隠しているのではなく、単に公言する必要がないってのは考えられないのだろうか。唐突に mixi ユーザであることをカミングアウトされても、ふーんそうですか以外の反応が出来ないんだけど。

捨てられたんだよ。招待状を持っていない人間は。サイト管理人にも、 インターネットにも。mixiユーザでもない人間とはお近づきになりたくねぇって。 サイト管理人が殆どmixiユーザだということは、殆どの管理人はmixiユーザ以外の人間と 関わり合いたくないと思っていることになる。大抵の管理人は、通常の閲覧者ではなく対等な人間と しか関わりたくないと考えているからな。

さりげなく管理者 > 閲覧者というヒエラルキーを想定しているあたり、何か問題なような気が。つーか mixi やるのと閲覧者とコミュニケーションしたくないのとはイコールで結べないって。反証は山のようにあるだろうし、いわゆる馴れ合いを mixi に隔離するという考えもあるだろう。ちなみに俺はそれ。

というかだな、いい加減で証拠も何もないデタラメな前提に疲れてきた。深堀骨の作品に真面目に突っ込んでいるようだ。深堀骨の作品はとても面白いがこの文章はとても不愉快だが。

これから先インターネットはmixi招待状無しではずいぶん居心地が悪いものになるかもしれん。 それ以前に、有名なサイト管理人は殆どmixiユーザなんだから、このインターネットそのものが もはやmixiなしでは成り立たないだろう。 必然的に招待状を持たない人間は損をし、持っている人間は得をするようになる。 持っていない人間には何も伝えられない。気づかないうちに、しかし確実に 見捨てられる。

だから見捨てられるって何だよ。居心地が悪いって何だよ。別にいますぐに mixi のサービスが停止しても、Webの世界が滅びるとは思えないんだけど。

損得勘定に関しては、まあ招待状がこないということは mixi を体験する機会を損失しているという意味では損かもしれない。でもそんなこといったら一時期の Gmail とかどうなるわけ? プライベートモードのはてなダイアリーは? アクセス制限されたコンテンツは? そういうのも全部無しにして全部パブリックにしろって? 俺はむしろそういう制限されたコンテンツ、プライベートなネットワーク環境はもっと増えるべき、いやむしろ情報リテラシーが身につくまではそういうヌルイ環境でやらせた方がいいんじゃないかとすら思うね。

お前が見てるwebサイトなんて虚像だよ。お前が見捨てられてることに気づかれないようにするための。 mixi内部は大盛況だ。招待状を持たない人間を見捨てるだけでこいつらはこれほど笑っていられる。 よほど邪魔だったんだろうな。webサイトよりもmixiの運営で忙しそうだ。mixiが掲示板や チャットの類だとでも思ったか。そんなレベルじゃないぞ。

えーと、 mixi ユーザの作ったパブリックな Web サイトは単なるスケープゴートだということか。何度も同じ事を書いているけど、 mixi では友人とのコミュニケーションに、パブリックなサイトでは創作にそれぞれ専念するってのは、別におかしくもなんともないことだと思うんだけど。実際俺はそうやってるし、おかげでこっちのサイトではしがらみも何もなく自由に活動できてるよ。

見捨てられたくなかったらどんな手を使ってでも招待状を手に入れるか、二度と管理人に 関わらないようにするか二択だ。俺にはよく分からんが、好きな人とそうでない人で あからさまに処遇に差をつけるのは「当たり前」のことらしい。だが、逆に言えば ないがしろな扱いを受けているお前らは同様に管理人に対してないがしろな応対をしても かまわないことになる。別に管理人はお前らのために運営しているわけじゃないんだからな。 webサイトが管理人の「mixiの食いカス」に過ぎないならなおさら。 詳しくは「毒吐きネットマナー」参照。

むしろ処遇に差を付けられた方が、本音・建前という日本特有のあれやこれやがなくて快適だと思うのだが、それはまあ俺の主観だからどうでもいい。それよりも非礼には非礼で返せと煽るのはどうかと思うぞ。家族が殺されたから犯人の家族を殺したら、それは犯罪だろう? 盗まれたから盗んだら窃盗だろう?

そして何より mixi ユーザが自分のサイトのファンを見捨てたという事実は (当然存在するだろうが) 全体に拡大できる程の物かはわからないし、そういう管理人に対して無礼な対応を取ってもいいという理由にはならないだろう。別に俺みたいに罵詈雑言ばかりの人間ならともかく、多くの管理者はまともな言動だと思うぞ。

あと毒吐きネットマナーはあくまでもネタであり、こんなところを参考にしろって言うのは民明書房を参考に論文を書けと言っているようなものだ。

mixiなんて普通に考えれば最も管理人の信用を失わせるものだ。そのリスクを消すために 自分がmixiユーザであることを隠すなんて許されるのか?mixiユーザが招待状を持っていない人間を 見捨てるなら、今度は招待状を持っていない人間がmixiユーザを見捨てるべきだと思わない?

普通に考えれば mixi ってとても良くできた内輪サイト構築ツールであって (いや、これは半分冗談) 、別にそれを使ったせいで信用が失墜するとは思えないんだけど。つーか別に誰も非 mixi ユーザを見捨ててないって。証拠が無い以上は推定無罪だって。まあ、 mixi 三昧の人がいても前述の通りそれが問題とは思えないんだが。

それとハンムラビ法典のような考え方は結構だが、ハンムラビ法典には必要以上に罰することを禁じる記述もあったはずだし (記憶が曖昧、誰かおせーて) 、逆怨みなんてもってのほか。

自業自得。人にしたことを自分がされても仕方がないということなら、mixiユーザは誰から追い出されても 文句を言えない。

自業自得という言葉は必ず自分に帰ってくるってことを忘れずに。大体してもいない事に対して報いを受けることはできないのだから、本当にむちゃな要求だ。

たった100万人だぞ。インターネット総人口を知っているのか。

その100万人というユーザを獲得するために、 mixi 運営者がどれだけ苦労したと思っているんだ。


なんつーか、突っ込んでるこっちも途中でわけわかんなくなったけど、結論を手短にまとめると

それよりこの文書の作者、前に mixi に入会していたような発言がかつてあったけど、今でも入会してるんじゃない? そうじゃなきゃ「今でも mixi は酷い状態です」みたいな文書を書けるはずないし (ちなみにこの文書のタイムスタンプは先月の16日だった) 。全部憶測で書いてるのなら、それはそれで凄いと思うけど。

05:54

こういうヘイトテキストとかへのツッコミってのは疲れるな。たまにはいいけど、しょっちゅうやるもんじゃないな。

そんなことよりも今月はすでに100K近く書いているよ。一体どうなることやら。

12:20

Io の vim 用のシンタックスファイルがあった。 Io のアーカイブの projects 内に SyntaxHighlights というディレクトリが有り、その中に io.vim とio2.vim が含まれている。 io.vim はなんかおかしかったので、 io2.vim を /usr/share/vim/vim63/syntax/io.vim として使うこと。

そんなことより、どこを探しても IoDesktop が見付からない。ドキュメンテーションが追い付いていないせいで、本当苦労するよ。

15:31

Bloglines とはてな RSS の決定的な違いについて。

Bloglines は未読記事の管理やそのインターフェースの都合上、カテゴリ分けをしなければ使いものにならない。もしもカテゴリ分けを一切してない場合、未読記事を読もうとした場合に数百ものサイトが記事表示の領域に表示されることとなる。これはやたらとスクロールする必要があるのもそうだが、データの重さという点でもかなり厄介だ。そのため、快適なインターフェースを求める場合はカテゴリ分けが必須といえる。

それに対してはてな RSS は、一つのページあたりに表示されるエントリ数が一定となっている。ということはつまり、別にカテゴリ分けしなくても致命的な不具合にはならないということだ (もっとも、検索性を考えれば無意味では無いが) 。

このインターフェースの違いがどういう結果をもたらすかというと、

Bloglines
カテゴリごとに意識を切替えて、きっちり読んでいくような使い方。
はてな RSS
適当にだらだら流し読みするような使いかた。

というような使いかたの違いが出てくる (あくまでも俺の場合) 。

現時点でどちらがいいかというと、最近はだらだら読めるはてな RSS がいいような気がしてきた。 Bloglines の未読管理は魅力的だけれど、どうも最近は脅迫されて読んでいる気がしてきたので、少しの間はてな RSS へ移行してみる。

あー、はてなで利用しているサービスに関しては、一貫してふざけたタイトルを付けていくつもり。

18:40

気を付けないと一般化症候群にかかってしまう。あくまでもシンプルに、一点突破だ。

WoD に含める予定の検索機能を、独立したプロダクトとしてリリースしようか少し悩み中。検索機能それ事態はまったくもってたいしたことではないのだが、それは逆に弄りやすいということでもあるからなあ。

まあ、ゆっくり考えよう。

19:21

今気がついたのだが、はてな RSS も未読管理っぽい物は出来るのか (更新されたエントリにマークがつく) 。

これなら読み逃しもないし、はてな RSS でも別に大丈夫かな。

20:09

うが、リポジトリがどうにもおかしい。BDBはどうも壊れ易いようだから、FSFSにしてみるか。今までの作業ログには大して価値が無い (ってか、Subversionの使いかたをよくわかってなかった) ので、思いきって作り直して見るか。あとやっぱり全部のプロダクトを一つのリポジトリで管理するのはやめよう。

21:58

今更だけど、メタル戦士の新曲が出てた。民主党の歌……ってヤバすぎだろこれは。確かこの人、以前にも何曲かデリート食らってたはずだけど、今回もかなりギリギリ感が感じられる。

曲は相変わらずのメタル戦士節で安心なのだが、前述の通り別の意味で不安だ。

Written by Kuwata Chikara
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