Diary?::2005-10-11

00:17

模様替え。完全にモノクロにしてみた。誰の目にも明らかなぐらいの趣味の悪さだ。

00:33

Operaのフォントの設定項目は、どう考えても狂人がデザインしたとしか思えない。何であんなに設定項目があるんだよ。

00:46

この日記のRSSは、見出しでセクションを作っても豪快に無視して、全てを単一のRSSのエントリとして扱っている。理由は、ほら、あれだ、面倒だったから。でも流石にこれはあまりにも不親切というか、恐ろしく読みにくいだろう。

ただ、その、この日記ツールのコードはかなり適当に書いているので−−Pythonでなければメンテナンスが困難なぐらい適当で−−、その、なんだ。多分RSSの改善はもう少し時間がかかると思う。

01:23

RSSの形式を変える前の(願わくば)最後の日記。やはりDOMは頭のおかしい人が決めた規格としか思えない。

02:56

実に下らないことで引っかかった。ループの脱出条件を書く位置を間違えるなんざ、最悪の類のミスだぜ。

しかしあれだ、俺の場合一日に書く日記の量というか回数が問題だな。少しは書き貯める癖を付けた方がいいかも。

08:30 漫画感想「ヤサシイワタシ」

万人にお薦めできるとは言い難い。特におおきく振りかぶってのような作風を求めている人には、回れ右をすることを薦める。まあ、そういう作品だ。

とにかく嫌な方向に想像力を働かせる内容というか、読んでいるうちに物凄い不安感をかき立てられる。もしかしたらこのキャラクターにはこういうバックグラウンドがあるんじゃないのか、こいつは次のページでこうなってしまうんじゃないか、この物語の結末は……。その全てが見事なまでにネガティブにしか働かない。

そしてたちの悪いことにこの漫画、作中でそこまでの鬱展開があるかといえば、たった一つの事件を除けば鬱といえる描写はそこまでなく、さらりと流されたり仄めかしに終止したり。別に何かドラマティックな展開が連続するわけでもなく、多くの場面は日常的な何かをひたすら、執念深く、意地悪く描いているだけ。

そしてそれが逆に恐ろしい。ジャブのような嫌展開を小刻みに打ちつづけているせいで、幸せなシーンでも幸せな気分にはなりきれず、嫌なシーンではさらにドス黒い方向に想像力が働いてしまう。正直な話、作中で最大の事件が起こったとき、俺は安心してしまった。もうこれ以上の事件は起こらないだろう、と(実際にはその後も嫌展開は続くのだが)。

と、これを書いていて一つの曲が頭をよぎった。SentencedのMy Slowing Heart。起伏と呼べる物はなくただひたすら淡々と進行していくのに、その禅問答のような何かを暗示するような歌詞と耳障りなギターリフ、悪意に満ちたギターソロと気がついたらベースが奏でている不穏なメロディ、それらが一体となって心の奥底に実に嫌なモノが蠢く。本来退屈の一言で終わらせていいはずなのに、そうできない何か。ヤサシイワタシの読後感とやけに似てる。

ちなみに俺はこの漫画の主人公の弥恵は、素直にうざいと思う。

17:12

Omni-Explorerとかいうアホなクローラーが笑えるぐらいの絨毯爆撃をかましてきた。どれだけ酷いかといえば、4分間に115アクセスとでも書けばいいのか。2秒に一回の頻度でアクセスってお前、素人の作ったクローラーじゃねえんだから。普通この手のプログラムを作るときは、巡回頻度を下げるとかクロールする回数を制限するとかするだろ。

うちみたいな場末のサイトは絨毯爆撃されてもそこまで深刻に帯域は食われないが、気持ち悪いものは気持ち悪いし、今後の心配の種でもあるので容赦なくrobots.txtで出入り禁止に。

User-agent: OminiExplorer_Bot
Disallow: /

これで出入り禁止を食らったのはConveraCrawlerに続いて2つめだ。

20:43

何で俺がヤサシイワタシの主人公がウザいと感じるのかがわかった。要するに俺は褒めてもらいたいオーラを出している奴が嫌いなのであり、それはつまり自分の中のそういった願望を格好悪く思っているわけだ。

つまりは単なる同族嫌悪。

Written by Kuwata Chikara
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