俺からすれば、誰かの決めたレールに素直に乗れるってのは長所といってもいいと思う。
俺は他人からこういう風にやれといわれても絶対にそういう風にはやらないし、やれないし、たとえそれが最善手でも自分で失敗して確かめるまでは絶対に言うことを聞いたりしない。それが必要な事だと思っていてもギリギリまで行動できないし、今までそれで何とか切り抜けてこれたからますます酷くなっている。
結局は枷をはめるのが自分なのか他人なのかって違いなのだろうけど、そう考えると自分で作った牢獄に自分で入る俺ってもしかして単なる異常者なんじゃないのか。
もっとも、俺は異常者扱いされることにある種の喜びを感じているのだけどね。
そういや最近、Linus TorvaldsにLinuxのデスクトップの普及に関してのインタビューがされたけど、実際どこまで普及しているのかね。普段からLinuxをデスクトップマシンとして使っているのは、俺を除いた俺の周囲ではほぼ皆無なのだが。
個人的にはいろんなOSや環境が存在して切磋琢磨した方がいいと思うので、もうちょい普及してもいいとは思うのだが。その意味では、Windowsの支配が崩れるのはあまり良くないか。
実験的にパンくずリストを実装。ってか明らかにこっちの方がいいじゃねえか。
またもや実験的に検索を実装。あんまりバグチェックとかしてないので、ガンガン使ってエラーログを残すといいよ。
いやー、こういうサプライズがあるからアクセスログの解析は止められないね。どういうサプライズかは俺とサーバマシンだけの秘密だ。
この日記の検索結果の表示順序がランダムなのは、バグでもなんでもなくて単なる仕様だ。これは前にも書いた検索結果の硬直に対する俺なりの解答である。
時系列にソートするという発想は最悪だ。これでは過去に書かれた記事 or 新しい記事が確実に不利になってしまう。キーワードの隣接度は最初に考えたが、まだ蓄積が不十分なので今回は実装を見送り。未来のいつかにやってみると思う。でもそのときは表示順位のソートではなくて、検索結果の足切りにすると思うけどね。
さて、ここで問題なのだが、本当に検索結果の硬直は悪いことなのか。実は新しい情報、まだ見ぬサイトを探している人はほんの一握りで、多くの人がいつものサイトを探すためだけに検索エンジンを利用していたとしたら。いやまあ、俺には理解できない感覚なのだけどね。
Google検索をブックマーク代りにしている人は結構いると思うが、それってGoogleが検索結果の表示順序を変えたら二度手間どころの騒ぎじゃないわけで、みんな大人しくRSSリーダーとかソーシャルブックマーク使おうよ。
Webの世界は基本的に一期一会で、その一期を保存したいからブックマークという機能が生まれて、それをみんなで共有したらクールじゃないかという発想でソーシャルブックマークが生まれた……のだと思う。
はてなRSSのいいところは、他人のRSSリーダーを覗ける所というか、自分のフィードリストを気軽に公開できる所かな。Bloglinesでも出来なくはないが(参考:Bloglines の登録データをバックアップする シェルスクリプト )、いちいちブログのアカウントを設定するのが心理的な敷居を高くしている。
極めて観念的な話あるいは音楽の圧縮についての話あるいは所有感についての話。
俺は自分の所有しているCDを片っ端からOgg形式でエンコードしているのだけど、知っての通りOggは不可逆圧縮なので当然音質は悪くなる。ビットレートを256KB程度にすれば気にならないという意見もあるし、実際のところ御粗末な俺の耳ともっと御粗末なオンボードのサウンドカードともっともっと御粗末な1000円程度のスピーカーでは、低ビットレートの音楽でさえ圧縮前と圧縮後で聞き分けられるか微妙だ。
だから実用上では不可逆形式で圧縮しても全然問題はない。もっと言えば、データの媒体であるCDなんかただ邪魔なだけのはずだ。つまり、iTunesなどのダウンロードサービスに俺はもっと目をむけてもいいはずだ。なのに、俺は一向にそういったサービスを使いたいと思わない。
俺はどうしてもPCに保存されたデータではなく、実物としてのCDを欲しているのだ。俺は音楽が欲しいだけでなく、CDのレーベル、ジャケット、ライナーノート、歌詞カードの全てが欲しく、きっとそのリアルな感触を求めているのだ……と思う。全く同じ事は本にも言えて、もしも全ての本がWebで閲覧できるようになっても、俺は本を買い続ける気がする。でも、それは何故だ?
自分でもよくわからないが、俺はどこまでも所有欲の強い人間であり、所有欲を満たすために本やCDを買っているのだろう、と思う。そして所有欲を満たすために自宅サーバを立て、自分でプログラムを弄っているのだろう。
……なんだこの面白くない結論は。
前にも書いた気がするが、俺の日記の更新頻度が病的に上がっているときというのは、プログラム、特に趣味の奴が捗っている証拠だ。何せ日記を書くために必要な動作はコマンドラインから"d"というコマンドを打つだけなので、必然的にコンソールで作業しているとき=開発の最中が一番シームレスに日記モードへ移行できる。
見方を変えればプログラム以外のことをしていない状態なので、ある意味不健全といえばそうだ。っていうかコーディング以外にやらなきゃいけないことがあるんだが、何でそっちにベクトルが向かないかなあ。ってこれも前に書いた気がする。
気がつけば同じ事の繰り返しだが、それは同じところをループしているのではなく、螺旋状に上へ上へ登っているんだと思いたい。
更新が少なくてゴメンナサイというむかつく言い回し(何故むかつくかは自明)に対抗すべく、俺のような日記の更新頻度が高すぎる人間だけが使える言い回しを開発した。
更新が多くてゴメンナサイ。
あまりバカな事をWikipediaには書いてはいけないので俺は決して書かないが、Wikipediaの記述は甘すぎる。やはりここはCK(Chiba Kingdom)の主要三大産業はディズニーランド、落花生そしてマックスコーヒーなどのネタが欲しい。
それと千葉・茨城・栃木の枢軸国外からの移民の方が、明らかにカルチャーショックが大きいように見える。っていうか、みんなマックスコーヒーをふざけた飲物としか評価してねえ。事実全然間違ってないし、そもそも千葉も茨城も(栃木はわからんが)かなりふざけた都市という事実があるからな。
Ask Jeevesは何がしたいんだ。なんか恐ろしい勢いでクローリングされてるんだけど。