Diary?::2005-08-22

gaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa、何でWeb上にXHTMLじゃない文書が存在するんだ!? HTMLよりもXHTMLの方がずっと処理し易いよ。整形式にさえなっていれば多少のミスなら何とか訂正出来るし、DOMやSAXといった処理系のノウハウがそのまま使えるし(整形式ですらないXHTML? 死ねばいい)。

そもそもHTMLはタグの省略とか人間が手書きすることに未練たらたらで、中途半端としか言いようがない。ここで俺の立場をはっきりさせておくと、マークアップ言語は人間が手書きするものではないと思う。機械的に生成されるべきだ。それは一般的なブログツールであったり、Netscape付属のようなオーサリングツールであったり、俺の作ってるような妙なものであったり。何にせよ、HTMLを手書きして喜ぶのは非効率的だ。

多分HTMLの最大の悲劇は、世の中に出回っているオーサリングツールの多くが再利用性や標準といったものを全く無視、あるいは軽視していることだろう。確かに多くのユーザはそんなことには興味はないだろうが、本来ならばエンドユーザが意識せずとも仕様に適合した、再利用性の高い文書が作られるべきだ。そうでないから、俺のようにHTMLの解析が必要な開発者が無駄なコードを書く羽目になるのだ(少なくとも整形式なXHTMLが圧倒的多数であれば、割と決め打ち気味でも実用的になると思う)。

えーと、じゃあ現状をどうやって好転させればいいんだろう。やはりブログツールを始めとしたオーサリングツールがvalidなXHTMLしか吐き出さない(せめてwell formedなものを吐き出す)ツールを作るしかないんじゃないか。それでもWeb上には文法的な意味での負の遺産が山のようにあるから、新陳代謝が進んですっかり世代交替するには時間がかかるだろうけど。


ところでHTMLのオーサリングツールはあっても、CSSのオーサリングツールは極めて少ないっていうか、実用的な奴を俺は知らないのだけど。やっぱ技術者でないユーザにW3Cの仕様書読めってのはアホらしいよ。

文字色とか背景色とか、そういう所だけのカスタマイズだけでいいなら簡単に作れるけど。それだけじゃ寂しいというか、やっぱもうちょっと凝ったデザインにしたいと思うよなあ。

ってそうか、tDiaryがやってるみたいにテーマとかそういう方面で攻めればいいんだ。俺の場合はテンプレート+テーマかな。配色とかはある程度カスタマイズ出来るようにして。これなら全然大変じゃない。

時間が出来たら着手するかな。


ところでAnother HTML lintって重箱の隅つつきがあったりしてあんまり好きじゃない。W3Cのvalidatorの方が簡潔で好きかな。ぶっちゃけそこまで神経質にならんでもいいと思うし。


画期的な勉強方法を思い付いた。名付けて未整理勉強法。これはどんな勉強方法かというと、教科書や参考書を机に並べっ放しにしておいて絶対に整理させないだけという、極めて手軽な方法だ。

俺が思うに、勉強しない理由の一つにエンジンがかからないというものがあると思う。そしてこれが実はかなり大きくて、勉強しなければと思っていてもまっさらな机と整理された教科書を見て億劫になってしまうのではないか(ってか、俺がそうだ)。だったら最初っから散らかしっ放しにしておいて、そこら辺に散在している漫画を手に取るような気分で勉強を始められる環境を作るってのは効果があるんじゃなかろうか。

散らかしっ放しだと逆にやる気が出ないという人には効果が無いのが欠点だが、万人にとって有効な勉強方法などあるはずがないので、さして問題にはなるまい。

Written by Kuwata Chikara
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