封じ箇所に比例してダメージの上がる神罰と、複数箇所封じのカウンター技:帝王の誇りが印象的というか厄介なボスである。封じ付きの物理技は威力も封じ率も大したことないが、忘れたころに神罰を喰らったり、そうでなくともボディーブローのように戦力を削がれたりと案外煩わしい。ダメージを与えるほど威力の上がる報いの炎も対策を講じる必要がある。
とはいえ対抗策はいくらでもあるのが実際のところで、封じ全般はモンクがバインドリカバリを使えば良く、テリアカαも携行すれば問題ない。また本作のカウンター技は以下のような仕様となっている。
まずカウンターの使用者をA、攻撃者をBとする。このとき
という条件がすべて満たされたときにカウンターが発動する。つまり、
といった方法で対応可能であり、これはキリンに限った話ではない。
代表的な方法はチェイスや一騎当千といった追撃スキルで、これらは自分を対象に身構えるスキルであるためカウンターが発動しない。乱れ竜の陣もカウンターが発動しないが、これはスキルの使用者と実際の攻撃者が異なるためにカウンターが発動しないものと思われる。無属性攻撃なら殆どの場合にカウンターをくぐり抜けられる。カウンターよりも発生の早いクイックドロー、クイックオーダーor先陣の名誉+αも有効。極端にAGIが高くて軽装備であれば、普通に先手を取ってカウンターを封じることも。
最大の問題の帝王の誇りさえどうにかなれば、後の対処は大して難しくないだろう。
STATUS | |
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HP | 12830 |
ATK | 48 |
DEF | 44 |
弱点 | 不明 |
耐性 | 雷無効 |
SKILL | |
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報いの炎 | 全体炎属性攻撃、ダメージを受けるほど威力増加 最初のターンと5の倍数ターンに使用 |
劈く嘶き | 全体攻撃+頭封じ |
テイルボンデージ | 全体攻撃+腕封じ |
桎梏のダンス | 全体攻撃+脚封じ |
帝王の誇り | 全属性カウンター、ダメージなしでランダム複数箇所封じ HP半減で使用開始 |
神罰 | 全体雷属性攻撃、封じ箇所で威力と使用頻度が増加 |
※封じ攻撃三種は威力、封じ率ともに低い
SKILL(シノビ) | |
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煙りの末 | Lv10 |
潜伏 | Lv10 |
軽業 | Lv1 |
陽炎 | Lv3 |
分身 | Lv1 |
猿飛 | Lv3 |
雲隠 | Lv10 |
SKILL(モンク) | |
ヒーリング | Lv2 |
バインドリカバリ | Lv1 |
※リミットスキルは必須ではない。強いて言えば、突撃陣形か必殺陣形で多少は戦闘時間が短縮される。
シノビにとってはむしろ負ける要素の方が少ない。分身は報いの炎のターンに出せば安全であり、物理三種は雲隠で当たらず、全体攻撃ばかりのために軽業が発動しまくる。問題は帝王の誇りだが、これは筆者の構成の他にもいくつか対処方法が考えられる。
あまりにレベルが低いと神罰が割と当たるので、分身を出し直す事を考えねばならない。となると、ヒーリングとバインドリカバリのあるモンクが適任であろう。他のクラスでは回復アイテムが必要になる。またサブでモンクを使う場合、安全のために後半は攻撃に回れるのが三人までとなる。そのためより戦闘が面倒にはなった。
筆者の構成ではAGIの関係上、常にキリンの先手を取れるわけではないためプレイングの安定感はあまりない。とはいえ140ターン戦って半分以上は先手を取れていたこと、神罰の命中率が20%を割り込んでいたことを考えると、後は忍耐の問題だったとは言える。