今回の作戦はとにかくヘヴィにアイテムを使いまくる。絶耐ミストとアポロの歌でステータス補助をかけまくって、その間にアクセラIIIでリクをなるたけブースト状態にしておく。 | |
俺のブースト火炎の術式は火幕の幻想曲の上から最大2700前後のダメージになるからな。 | |
最初のターンには我輩がブーストから力祓いの呪言をかけるのも重要であるな。そうでもしないと通常攻撃でもヨハン以外のほぼ全員が死ぬ。 | |
3ターンめのランダム行動はマジでどうにもならないからな。あと勘で凌ぐしかないと思ってたランダム行動だけど、なんかこっちが毎回毎回同じ行動を取ってると、フォレスト・セルも同じ行動しか取らなくなるっぽい。 | |
それだ、それが俺の考えていた攻略方法だ。もっともそれをやるには相当な数の試行錯誤が必要になるだろうから、俺はあまりやりたくなかったんだけどよ。 | |
でも結局それしか無さそうですねぇ。 | |
つーわけでまあ最初のランダム行動はどうにかできたんだけど、問題は次のランダム行動である15ターンめ。 |
まだまだHPが30%以上残っているな。ここまでにこれを完全に削りきるのは無理だと思っていいだろう。 | |
となるとこのターンを凌ぐ方法を模索する必要があるのだが。 | |
えーと、次のターンはエクスプロウドだよな? 流石に二連発はないだろうから、フリーズガードあたり…… |
……エクスプロウドだったぞ。 | |
うげ、これマジで完全にランダムなのかよ。 | |
仕方がない、やりなおすか。 |
今度はファイアガードを使ってみたが、フォレスト・セルの行動が変わることはなかった。 | |
恐らくスキルの系統ごとに乱数の変動値が異なるのだろうな。 | |
これで次のランダム行動は23ターンめか。それまでに倒したいところであるな。 | |
目分量でだけど、倒せるかどうかはかなりギリギリだろうな。流石に何度もエクスプロウドが来ると思えないし。 | |
それでその運命の23ターンめだけど |
ここまで削ったぜ! | |
あと一息、といったところか。しかしここからが問題だな。今までの経験上、ここまで追い詰められたボスは凶悪な攻撃を仕掛けてくる。 | |
だが我々は山勘で行動する他ないな。とりあえず二度あることはなんとやらなので、ファイアガードを使っておくが。 | |
あー、マジでエクスプロウドとかだったら楽なんだけどなー。 |
ぐっ、まさか石化とは。 | |
ヤバい、この太古の呪粉とかいう技、パーティ全体に高確率で状態異常をかける技っぽいぜ。 | |
チッ、このターンじゃ全体に強化をかけることができなかった。次のターンもランダム行動がくる! |
ここにきて即死かよ! | |
このネクローシスという技は凄まじい確率で即死効果を与えてくるようだな。 | |
どうしようもないな、これでは。 | |
これは使われる前に倒すしかなかろう。 | |
ってことは、23ターン以内に撃破って事ですかねぇ? | |
他にやりようがねーよな。とりあえずここまでの戦闘ログは全部取ってあるから、こいつを元に試行錯誤しかないなー。 | |
まだまだ最適化の余地はあるが、俺達の行動が変わるとフォレストセルの行動も変わってしまう。そこをどうするかが問題だな。 |
フォレスト・セル | ユーロニモス | ヨハン | アポロ | クォーソン | リク | |
1 | エクスプロウド | 絶耐ミスト | ファイアガード | 火幕の幻想曲 | B力祓いの呪言 | B火炎の術式 |
2 | 王の威厳 | Bヘッドボンデージ | Bシールドスマイト | 猛き戦いの舞曲 | アクセラ(リク) | 火炎の術式 |
3 | エクスプロウド | 絶耐ミスト | ファイアガード | 火幕の幻想曲 | ネクタル(ユーロニモス) | B火炎の術式 |
4 | 王の威厳 | ヘッドボンデージ | シールドスマイト | 猛き戦いの舞曲 | アクセラ(リク) | 火炎の術式 |
5 | サンダーストーム | ヘッドボンデージ | ショックガード | B猛き戦いの舞曲 | アクセラ(ユーロニモス) | B火炎の術式 |
6 | エクスプロウド | Bヘッドボンデージ | ファイアガード | 火幕の幻想曲 | アクセラ(リク) | 火炎の術式 |
7 | フリージング | ヘッドボンデージ | フリーズガード | 火劇の序曲(アポロ) | アクセラ(ユーロニモス) | B火炎の術式 |
8 | 王の威厳 | Bヘッドボンデージ | シールドスマイト | 通常攻撃 | アクセラ(リク) | 火炎の術式 |
9 | サンダーストーム | ヘッドボンデージ | ショックガード | 火幕の幻想曲 | 絶耐ミスト | B火炎の術式 |
10 | 王の威厳 | ヘッドボンデージ | シールドスマイト | アクセラ(リク) | アクセラ(クォーソン) | 火炎の術式 |
11 | エクスプロウド | ヘッドボンデージ | ファイアガード | 猛き戦いの舞曲 | 絶耐ミスト | B火炎の術式 |
12 | 王の威厳 | ヘッドボンデージ | シールドスマイト | 火幕の幻想曲 | アクセラ(リク) | 火炎の術式 |
13 | フリージング | ヘッドボンデージ | フリーズガード | 猛き戦いの舞曲 | 絶耐ミスト | B火炎の術式 |
14 | 王の威厳 | ヘッドボンデージ | シールドスマイト | アムリタII(ヨハン) | B力祓いの呪言 | 火炎の術式 |
15 | エクスプロウド | ヘッドボンデージ | ファイアガード | 猛き戦いの舞曲 | アクセラ(リク) | 火炎の術式 |
16 | エクスプロウド | ヘッドボンデージ | ファイアガード | 火幕の幻想曲 | アクセラ(クォーソン) | B火炎の術式 |
17 | サンダーストーム | ヘッドボンデージ | ショックガード | 火劇の序曲(アポロ) | アムリタII(リク) | 火炎の術式 |
18 | 王の威厳 | Bヘッドボンデージ | Bシールドスマイト | 通常攻撃 | アムリタII(リク) | 火炎の術式 |
19 | フリージング | ヘッドボンデージ | フリーズガード | 火幕の幻想曲 | 絶耐ミスト | 火炎の術式 |
20 | 王の威厳 | ヘッドボンデージ | シールドスマイト | 猛き戦いの舞曲 | B力祓いの呪言 | 火炎の術式 |
21 | エクスプロウド | ヘッドボンデージ | ファイアガード | 猛き戦いの舞曲 | 絶耐ミスト | 火炎の術式 |
22 | 王の威厳 | ヘッドボンデージ | シールドスマイト | 火幕の幻想曲 | ソーマプライム | 火炎の術式 |
23 | 太古の呪粉 | ヘッドボンデージ | フリーズガード | B猛き戦いの舞曲 | 絶耐ミスト | 火炎の術式 |
24 | ネクローシス | ヘッドボンデージ | 行動不能(石化) | 行動不能(混乱) | 力祓いの呪言 | 火炎の術式 |
数度の試行錯誤の末
……今更ながら、スゲーものを発見してしまったぜ。 | |
ああ、確かにこいつは予想以上だ。 |
ブースト通常攻撃+火劇の序曲+火幕の幻想曲でこのダメージだぜ。 | |
俺のブースト火炎の術式を上回るダメージになるとはな。 | |
何かこれで、ギリギリ勝てそうじゃないですかい? | |
行動パターンの関係上、撃てる機会は2回しかないが、それでも十分に思える。 | |
しかしこれで勝てぬとなると、もう手は残されておらぬな。 | |
願わくば、最後の戦いになってもらいたいぜ。 |
しかし結局このターンまでもつれてしまったか。 | |
同じパターンで行くと今度は太古の呪粉だけど、通常攻撃を挟んだりしてるからまったく別の行動になるかもなー。 | |
その可能性に賭けてみるか。 |
マズい、また同じパターンだ! | |
今回も敗北……するのか? | |
まて、まだ諦めるんじゃねえよ! リクが火炎の術式を叩き込んでくれたおかげで、奴のHPは殆ど空だ。 | |
だけど次のターン、奴が何をしてくるかわからないだろ。それに俺は次もまた術式を撃てるとは限らない。 | |
畜生、次のターンにネクローシスや全体攻撃がこなければ! |
デモンズラッシュか! | |
よっしゃ、俺からは外れたぜ! | |
ここにきて悪運の強さを発揮か……末恐ろしい奴め。 | |
頼むぞ、お前の一撃にすべてかかってる! | |
任せろ! これで終わりだ、フォレスト・セル! |
……か、勝った。 | |
ああ、ようやく終わりだ。 | |
しかしこいつは一体何だったのだろうな。 | |
見たところこの世界樹の核、いや生みの親の要に思えるのだがのう。 | |
もしそうだとして……本当に世界樹は滅びた世界を蘇らせたのかな? 俺にはこいつがそんな存在には思えない。 | |
今更答えがわかるわけないって。なにせ、ヴィズルはもういないんだからな。 | |
世界樹の王か……クソッ、時間が立てば立つほど聞きたかった事が増えてくる。 | |
実にお前らしいな、そういうとこ。 | |
まあ一応これで樹海の探索も一段落したことですし、ひとまず街に戻りましょうや。 | |
とりあえず最後にさっきの戦闘ログを残しとこう。最後にふさわしい激闘だったぜ。 | |
……そうだな、確かに疲れたよ。今は少しだけ休むか。 | |
さあ、二度目の凱旋だ。 |
フォレスト・セル | ユーロニモス | ヨハン | アポロ | クォーソン | リク | |
1 | エクスプロウド | 絶耐ミスト | ファイアガード | 火幕の幻想曲 | B力祓いの呪言 | B火炎の術式 |
2 | 王の威厳 | Bヘッドボンデージ | Bシールドスマイト | 猛き戦いの舞曲 | アクセラ(リク) | 火炎の術式 |
3 | エクスプロウド | 絶耐ミスト | ファイアガード | 火幕の幻想曲 | アクセラ(ユーロニモス) | B火炎の術式 |
4 | 王の威厳 | Bヘッドボンデージ | シールドスマイト | 猛き戦いの舞曲 | アクセラ(リク) | 火炎の術式 |
5 | サンダーストーム | ヘッドボンデージ | ショックガード | B猛き戦いの舞曲 | アクセラ(ユーロニモス) | B火炎の術式 |
6 | エクスプロウド | Bヘッドボンデージ | ファイアガード | 火幕の幻想曲 | アクセラ(リク) | 火炎の術式 |
7 | フリージング | ヘッドボンデージ | フリーズガード | 火劇の序曲(ユーロニモス) | アクセラ(ユーロニモス) | B火炎の術式 |
8 | 王の威厳 | B通常攻撃 | シールドスマイト | 通常攻撃 | アクセラ(リク) | 火炎の術式 |
9 | サンダーストーム | ヘッドボンデージ | ショックガード | 火幕の幻想曲 | 絶耐ミスト | B火炎の術式 |
10 | 王の威厳 | ヘッドボンデージ | シールドスマイト | 猛き戦いの舞曲 | アクセラ(リク) | 火炎の術式 |
11 | エクスプロウド | ヘッドボンデージ | ファイアガード | 猛き戦いの舞曲 | 絶耐ミスト | B火炎の術式 |
12 | 王の威厳 | ヘッドボンデージ | シールドスマイト | 火幕の幻想曲 | アクセラ(リク) | 火炎の術式 |
13 | フリージング | ヘッドボンデージ | フリーズガード | 猛き戦いの舞曲 | 絶耐ミスト | B火炎の術式 |
14 | 王の威厳 | ヘッドボンデージ | シールドスマイト | アムリタII(ヨハン) | 力祓いの呪言 | 火炎の術式 |
15 | エクスプロウド | ヘッドボンデージ | ファイアガード | 猛き戦いの舞曲 | アクセラ(リク) | 火炎の術式 |
16 | エクスプロウド | ヘッドボンデージ | ファイアガード | 火幕の幻想曲 | アクセラ(ユーロニモス) | B火炎の術式 |
17 | サンダーストーム | ヘッドボンデージ | ショックガード | 火劇の序曲(ユーロニモス) | アムリタII(リク) | 火炎の術式 |
18 | 王の威厳 | B通常攻撃 | Bシールドスマイト | 通常攻撃 | アムリタII(リク) | 火炎の術式 |
19 | フリージング | ヘッドボンデージ | フリーズガード | 猛き戦いの舞曲 | 絶耐ミスト | 火炎の術式 |
20 | 王の威厳 | ヘッドボンデージ | シールドスマイト | 火幕の幻想曲 | 力祓いの呪言 | 火炎の術式 |
21 | エクスプロウド | ヘッドボンデージ | ファイアガード | 猛き戦いの舞曲 | 絶耐ミスト | 火炎の術式 |
22 | 王の威厳 | ヘッドボンデージ | シールドスマイト | B猛き戦いの舞曲 | ソーマプライム | 火炎の術式 |
23 | 太古の呪粉 | 絶耐ミスト | フリーズガード | 猛き戦いの舞曲 | 行動不能(テラー) | 火炎の術式 |
24 | デモンズラッシュ | 通常攻撃 | 行動不能(石化) | 行動不能(混乱) |
というわけで、俺達の冒険は終わったわけさ。実はこの後レアドロップ集めとか、逆鱗マラソンとか、トラッピング最強伝説とかいろいろあったけど、そっちは面白い話じゃないというかみんなもう惰性でやってたようなもんだったからなー。 | |
しかし私たちも大変な冒険をしてきたと自負するが、エトリアはエトリアで大変だったのだな。 | |
ところでエトリアの皆さんはその後どうされたんでしょうか? | |
えーと、なんだかんだいって皆あの街が気に入ったみたいで、「これからの街は自分たちが支える」みたいに言い出して残ってたな、俺とリク以外は。 | |
キミはここにやってきたとして、リクって人はどうしたんだろ。 | |
……確かに気になるところね。あなた一人でハイ・ラガードに来たってことは、何かあったの? | |
うーん、ぶっちゃけ俺にもよくわからん。 | |
えー、なにそれー。友達でしょ、その人。 | |
いやだからわかんねーんだって。ある日突然いなくなりやがってよ。 | |
えええええ? 失踪、されたんですか? | |
そういう事になるかなー。ただ居なくなるちょっと前に、「レンが俺達を阻んだ理由がわかったかもしれない。かつてあった世界復興の試みが、世界樹計画だけのはずはない」とか言っていたんだよな。 | |
それで、この地がもう一つの世界樹だったということ……でいいのか? | |
そうだな。あいつが何かを掴んだのは間違いないとして、それは未だにわかんないんだけどよ。でも、あいつが俺にすら何も告げずに消えるにはそれ相応の理由があったんだろうし、俺がその事を理解できるようになるまでは、きっとそれなりの時間がかかるんだろうな。 | |
心配してないんですか、リクさんの事? | |
んー、まあ犬死にするようなタマじゃねえからな、あいつは。何となく、冒険を続けているうちにまた会えそうな気がする。さ、昔話はこれで終わりだ。とりあえず今後のギルドの方針についてだが…… |