B8F に到達したと同時に新規ミッション発令か。 | |
飛竜のタマゴねー……って飛竜? ドラゴン? | |
うう、何か凄く強そうです。 | |
こういうのはまず最初は勝てないようになっていますからねぇ。 | |
まあ、別に戦う必要はないらしいしな。 | |
ってことは飛竜に見つからないように忍び込んで、タマゴをチョッパッてくればいいわけだな。 | |
……その言い回しはいかがなものか。 | |
だからこいつはこういう奴なんだ、諦めてくれ。 |
そういや階段の近くになんかあるっぽいけど、これって一体何なんだろうな。 | |
ミッションに関わるものかもしれんな。 | |
そうだな。とりあえず行ってみるか。 |
うーん、何かありそうですけど何もないような。 | |
一見すると泉か何かのようですけどねぇ、すっかり枯れ果ててどうしようもねぇなこりゃ。 | |
これが回復の泉とかだったらラッキーだったんだけど…… |
ありゃ、ツスクルちゃんにレン姉じゃん。 | |
あたし達に相談なんて、何があったんですかねー? | |
ふむ。ここの泉が上のフロアのモンスターのせいで機能しなくなって、そいつの討伐の依頼なんだとさ。 | |
そして彼女達は例によって別の任務か。 | |
さて、どうしますかねぇ。飛竜のタマゴ探しか泉の魔物討伐か。 | |
まずは泉の魔物だ。ここが機能するようになれば、冒険をより楽に進められるよになりそうだからな。 | |
よし、そんじゃ B7F に戻ろうぜ。 |
この先だ。みんな準備はいいな? |
さて、今回の作戦は? | |
ヨハンとアポロは防御力強化スキルをそれぞれ使ってくれ。お前はヘッドボンデージ、俺は……雷の術式でも使うか。 | |
あたしは防御しておいた方がいいですよね? | |
そうだな。さあ、戦闘開始だ。 |
何だこいつの攻撃力は!? 強化スキルがかかる前っつったって、三桁のダメージはねえよ! | |
さらに防御力も高いようだ。君のヘッドボンデージで 40 も行かなかった。少なくとも、私の打撃は役に立たないだろうな。 | |
わわ、これってピンチなんじゃ? | |
雲行きがいきなり怪しくなってきやしたねぇ。さて、リクの兄さんの次の一手は? | |
……ユーロニモスはこの先ずっと防御、ヨハンはフロントガードだ。カタリナは適宜回復スキルを頼む。 | |
っておい、お前一人でダメージを与えるつもりかよ? | |
俺の雷の術式が一番ダメージ効率がいいんでね。それに、ずっと守りを固めていないと一撃でやられかねないからな。 | |
ま、そうなんだけどよ。 |
レベル10の守護舞曲とレベル4防御陣形の上からフロントガードをかけて、それでもクリティカルでこれか。生きた心地がせんな。 | |
ざっと見積もった感じでは、大体 6 ターンで倒せる計算だ。それまで持ちこたえてくれよ。 |
おお、計算通りのターンで撃破ですかい。 | |
まあな。しかしヨハンの TP 消耗が酷いな。 | |
防御陣形がかなりの TP 消費量だからな。私も TP ブーストを上げた方が良いかな。 | |
そうだな。今後防御陣形を強化する事を考えると、もう少し TP が欲しい。でもまあ、まだしばらくはいいよ。雑魚相手ならまだ厳しくない。 | |
んじゃ、今度は飛竜のタマゴ探しだな。 |
どうやらこの先が飛竜の住み処らしいぜ。 | |
あのー、やっぱりここに立ち入る必要があるんですよね? | |
虎穴に入らずんばなんとやらだな。行く他あるまい。 |
ご丁寧にどっちを向いているか表示されているな。つまり、飛竜の視界に入らないように移動すればいいだけだ。 | |
しかしだな、途中でエンカウントした場合は少し危険に思えるが。 | |
いや、奴の動きを見る限り、単に時計回りにグルグル回っているだけみたいだ。流石に一周するまで戦闘が長引くなんてないだろ。 | |
それもそうだな。 |
まあ、行動パターンに気がつけばこんなものか。 | |
そんじゃ、執政院に報告しようぜ。 |
辺境の街とはいえお上の依頼だ、流石に金払いがいいな。 | |
金一封も貰った事だし、とっとと探索に戻ろうぜ。 | |
いや待て、まだ話があるようだ。 |
何と、執政院の長に謁見できるとは。 | |
うわー、冒険を始めてそんなに経ってないのに、もうそんな身分になっちゃったんですねー。 | |
んー、大体そういう位の奴ってのは話が長いし詰まんねーんだよなー。俺エスケープしていい? | |
いくら何でもそいつはぶっちゃけ過ぎですぜ。 | |
時と場合によっては不敬罪ものだぞ、その発言は。 | |
……一応聞いておけ。長が直々に来る以上、何か情報が貰えるはずだ。 |
えーと、つまりこいつの話をまとめると「飛竜の巣穴に抜け道があるぜ」「B8F 以降はまだまだ情報がないから頑張って探索してくれ」ってことか。 | |
まあ、そうだな。情報も仕入れた事だし、探索再開だな。 |
おお、本当にあったぜ。 | |
どうも西側にも抜け道がありそうだが、まずはこちらから探索するか。 | |
ところで今の我々のレベルだが、全員 21 程度というのは少し低くないかな。 | |
確かにちょっと不安を感じますねー。 | |
まあ、足りないと思ったら適当なところで稼げばいいさ。さあ、先を急ごう。 |
早速次のフロアへの階段がありますぜ。 | |
まだまだ未知の領域がこのフロアには多いが、さてどうしようか。 | |
まずは先に進んでみるか。敵が強くてどうしようもなければ引き返せばいいだけの事だしな。 |
ユーロニモス | レベル21 |
リク | レベル21 |
ヨハン | レベル21 |
カタリナ | レベル21 |
アポロ | レベル21 |