 | B7F に降りてきて早々にこんなものに出くわしてるわけだけど、こりゃあれか、ダメージ床か。 |
 | そのようだな。 |
 | 一回のダメージはそれほどでもないですねー。それでも致命傷になりかねないのが嫌な感じですけど。 |
 | こいつをどうにかできるスキルとかアイテムってのは無いもんですかねえ? |
 | 商店にも施薬院にもそれらしきものは並んでいなかったな。 |
| スキルの方も使えそうなものはないな。どうやら、本当にダメージ床に耐える必要がありそうだ。エネミーアピアランスでエンカウントのタイミングは予測できるから、エンカウントの前にエリアキュアを使えばどうにかなるが…… |
| TP 消費量がちょっと気まずい感じなので、 TP ブーストを 5 ぐらい取っておいた方がいいでしょうかー? |
| そうだな、それだけ上げればエリアキュア一回分ぐらいは賄えそうだ。 |
| むむ、ここでも待ち伏せ追尾型の F.O.E. か。 |
| だいたい答えはわかるけどよ、どうするよリク? |
| 逃げるぞ。ジャイアントモアにしろ新手の F.O.E. にしろ、俺達の敵う相手とは思えない。 |
| あいよ。 |
| おお、これで今まで開けられなかった扉の先に行けるようになるんじゃね? |
| しかしそうなると、このフロアと扉の先とどちらを先に探索するのかという問題になるな。 |
| どうもこの階層になってからレベルも装備も不足している気がするんで、そこら辺を稼ぐ意味でも一旦扉のさきに向かいたいんですがねえ。 |
| 今は急ぎのミッションも入っていないですし、あたしは別に構わないですよー。 |
| ふむ。確かに今の我々ではこの階層は厳しいのは事実だな。 |
| そうか、みんな扉の先に行くことには賛成か。実は俺も気になっている事があったんでね、一旦このフロアの探索は中断しよう。 |
| B1F と B2F とあと B6F はアイテムがポツンとあるだけだったな。 |
| まあ、空きスペースからして予測は出来ていたがな。 |
| 逆にここはそれなりに広い空間が東に見える。長丁場になりそうだが、ひとまず行ってみようか。 |
| あれ? 途中までは第1階層の敵しか出ていなかったのに、何か第2階層の敵が出てきたぞ。 |
| そういや、途中に一方通行の道があったような気がしやすぜ。多分そこですわ、敵の出現パターンが変わるのは。 |
| （これはちょっと予想外の事態だな） |
| リクさん、このまま探索を続けますかー? |
| B6F 程度の敵であれば充分倒せるんだ、まだ続けよう。 |
| ここに来て上り階段か? 座標からすると、 B4F の東の空間に出るようだが。 |
| やはりな。 B3F の不自然な空間と開通不能な抜け道が気になっていたが、おそらくここから登っていくのだろうな。 |
| ありゃ、そうなると結構な距離になっちまうんですが。 |
| 敵の出現パターンによっては結構消耗するんですけど、大丈夫でしょうかー? |
| 面倒そうな敵からは逃げていけば消耗は最小限で抑えられそうだからな。このまま行くぞ。 |
| 一方通行の道で F.O.E. が出てくるとかマジで勘弁だ。 |
| うー、宿に戻りたいです……。 |
| 悪いが、戦闘不能者が出ないうちに戻るつもりはないぞ。 |
| ここまで来るのに一苦労だからな。あまり何度も行き来するのも、それはそれで辛いだろう。 |
| ……了解ですー。 |
| しかしマズいな、どうも宝箱のある空間はエネミーアピアランスが赤くなるまでの速度が異常に早いようだ。このフロアはなるたけさっさとやり過ごそう。 |
| そういや B5F もそうだったけどよ、まだ踏破してない空間が結構あるぜ。 |
| そういや、几帳面なリクの兄さんらしくないですねぇ。 |
| いくら何でも敵の攻撃が激しいからな。まずは B3F の抜け道を開通させてからだな、きっちり踏破するのは。 |
| で、 B3F に上がったら見たこともねーモンスターが出てきたんだが、どうするよ。 |
| 多分こいつらは B8F 以降のモンスターだろ、とりあえず戦ってみるか。 |
| わわ、みんな眠っちゃった! あたし一人でできることといえば……エリアキュアくらいしかないや。 |
| ……あれ? なんでパーティが半壊してるんだ? |
| みんながぐっすり眠っちゃったからに決まってるじゃないですか! しかもヨハンさんはまだ寝てるし! |
| こ、こいつはマズいですぜ。 |
| ……撤退だな。 |
| って、何みんな倒れてんだよ! |
| 不覚を取った。すまないが君一人で逃げてくれ。 |
| 後は任せました。 |
| ま、旦那ならなんとかするでしょう。 |
| そういうわけだ。いやまったくスマンな。 |
| くっそー、何だこの貧乏くじは!? |
| た、助かった。とっとと街に戻ろう。 |
| グッジョブですー。 |
| 今回は本当に危なかった。あの危険な花びらには対策を立てねばならんな。 |
| さて、全員の治療が終わったら再度チャレンジだ。 |
| ……マジで? |
| いや、さっきの危険な花びらはどうするつもりだ? |
| 戦った感じでは、2匹同時に出てこられると危険だが、1匹なら倒せるだろう。 |
| 2匹出てきたらどうするんだよ。 |
| 逃げの一手だな。さっきは半端に戦おうとしてピンチになったが、逃げに徹すれば多少マシじゃないかな。 |
| というわけで抜け道の開通はできたが、どうも F.O.E. の出てくる玄室が多くて探索できそうもないなここは。 |
| ってことは、 F.O.E. と戦えるようになるまでお預けか? |
| そうだな。こればっかりは仕方ないだろ。気を取り直して B7F に戻るか。ちょうどレベルもあがったし、危険な花びらのドロップからお前用の強力な武器も出来たことだしな。 |
| ここの東にもやたら広大な空間があるな。 |
| じゃ、また似たような仕掛けで上がってくることになるのか。 |
| となると大分気の長い話になるな。 |
| そうだな。まずは次のフロアの探索に本腰を入れるか。 |
| ユーロニモス | レベル20 |
| リク | レベル20 |
| ヨハン | レベル20 |
| カタリナ | レベル20 |
| アポロ | レベル20 |