最近買った漫画とか音楽の話。
施川ユウキの漫画は基本的にデビュー作の「がんばれ酢めし疑獄!!」から変わってなくて、適度な皮肉とブラックジョークを交えて言葉遊びとインパクト重視の突発ネタと斜め上からのツッコミを延々と続けるという代物で、後の作品も
とまあ本当に芸風は一貫して変わってないんだけど、毎度毎度面白い漫画をコンスタントに描けるのは凄い。特にサナギさん以降はキャラクターがやたら立っていてキャラクターものの日常4コマとしても読めることもあってか、酢めし疑獄の時にあったエクストリームさ加減がいい具合に中和されてる。そういう意味じゃ、今となってはサナギさんが基本的なスタイルと言えるか。
というわけでいつも通り大変面白い。
で、その作者のエッセイ漫画も発売されてた。こっちはエッセイ漫画であってギャグ漫画じゃないよ。というか普段の芸風の着眼点でエッセイ漫画やられると自虐漫画になるんだなあ。で、そこに対して入る作者の解説(ってかこれもエッセイか)がまた何とも言えない味わい。
ヴィジュアル系の始祖である Dead End がなんと 20 年ぶりに再結成しての新作。俺は別に V 系が嫌いではないというか V 系とゴシックロックを区別する必然性ってあんまりないよなあと思ってる。ので、こういう作品を聴きたくなるときもある。あと Dead End は元々はメタル畑の出身なので、そのメタルな素養がメタル耳にも聞きやすい音にしてるのかも知れん。
Princess の PV に何か感じるものがあったら買いだ。
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