Diary?

2009-11-11
Wed

(21:31)

最終局面で放置してた幻ノ塔ト剣ノ掟をようやくクリア。最後の方は完全に惰性になっていたので攻略 Wiki 大活躍だったが。序盤にちょっと感想書いたんだが、結局最後まで UI の悪さとバランスの無茶苦茶さ加減が付いて回るゲームだった。とりあえず UI は前に書いた通りなので、戦闘バランスの方を書いてみる。

このゲームは敵が最大で9体×4グループぐらいの編隊で出現することもあって、普通に殴ってるとキリがない。全8階構成(地上7階+地下1階)のうち、戦士が殴ってどうにかなる階はせいぜい3階までで、残りは魔術師必須。しかも魔術師一人じゃ到底捌ききれないので、大体4階に進む辺りからはメイン魔術師以外にも魔術師技能を覚えさせておく必要がある。装備品の関係上、称号技能を持っていない限りは魔術師の装備できる防具はローブとかその辺だが、どうせ前衛には戦士を一人だけ立たせておけばいいのでそこは問題ない。

大体5階にあがるあたりで敵の数と強さが暴力的に跳ね上がるので、そこで誰も破砕の核撃(ティルトウェイトみたいなもんだ)を使えないとまずい。特に6階以降は最初のターンに破砕の核撃を叩き込んで終了させるのがほぼ唯一の解となる。あまりにもこの辺のバランスが極端なんで、逆に緊張感が無くなってしまっている(プレイヤーがいろいろ諦めて開き直るので)。

エンカウント率も不可思議で、6歩ぐらい歩く間に4回エンカウントしてそのうち2回は敵の先制攻撃などのふざけた事態が実際に起こり得る。先制攻撃時には魔法が使えないので一気に全滅はないかと思いきや、ブレス系の攻撃は平気で使われるので「デスのブレスで即死」「ドラゴンのブレスで全滅」などが極普通に起こってしまう。そのため、6階以降は戦闘が終わる度にセーブ(どこでもセーブ可能)というチキン戦略を使うことになる。

序盤の感想で書いた通り、ヒントが極端に少ないもののダンジョンの謎解きはなかなかのもので、その部分の出来は割とよかったと思う。ただどうも迷宮内のショートカットの類が些か少なすぎで、目的地にたどり着くまでやたらと歩き回る必要があるのが大きなマイナス。一つのダンジョンにアタックをかける都合上仕方ない部分もあるかもしれないが、それでももうちょっとどうにかならなかったか。

他にもいろいろと不満点があるが(開錠がランダムで、失敗すると街に戻らないと再挑戦できないとか、武器防具の性能が表示されないとか)、主要な不満点は「戦闘バランスが悪い」「エンカウント率などがおかしい」「UI が悪い」「深刻なバグがある」あたりか。確かこれファミ通で4点付けたレビュアーがいたらしいけど、その気持ちはわからなくもない。

先に述べた通り、ダンジョンギミックはいろいろ用意されてるし、洋物ファンタジーっぽい画風や愉快なテキストなど雰囲気も良い。それだけに、 UI や戦闘バランスの調整が投げやり過ぎるのが惜しい。

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