Diary?

2009-10-14
Wed

(20:44)

亀の歩みのようなすっとろい進行で進めてる「幻霧ノ塔ト剣ノ掟」だが、やっぱこれインターフェースと戦闘のテンポが致命的に悪いし、バランスもちとどうかと思う。戦闘のバランスは3Fの時点で戦士が単体では単なる壁に過ぎず、魔術師の呪文で敵を寝かせ(睡眠の効かない敵は呪文で倒す)、無防備になったところを叩かないとそもそも攻撃が当たらない。というか、寝てる相手にも攻撃を外すことがあるんだが。

ついでにエンカウント率もかなりワイルドで、全然エンカウントしねーとか思ってると、二歩ぐらい歩くごとに敵が襲いかかってきたりする。なんとなくこのゲームの乱数の取扱いとパラメータの計算の方向性はわかったが、ゲーム黎明期ならともかく近代でこれやっちゃダメだろそれっていうのが正直な感想。

そもそも敵が5体×2グループとかで出てくるんだから、普通に殴ってたらタルくて仕方がない。ある程度壁になれる戦士を育てたら、他の面子はひたすら魔法連打の方が良さそうな気がしてきた。このゲームは戦士や魔術師一本でキャラを育てるのでなく、戦士・盗賊・魔術師・司祭の基本技能をそれぞれのキャラに割り振るというもので、例えば戦士兼盗賊とかができるわけだ。となると、戦士と盗賊は兼任で残り三人は魔術師と司祭兼任という編成が考えられるので、主に戦闘のタルさをどうにかするためにこっちの編成でやってみよう。

しかしこうしてみると、エルミナージュって本当に親切なゲームだったんだなあ。

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