Caty の次のリリースではいろいろ変更点が加わる予定なのだが、その中の一つがログイン状態のチェック処理。今のログインチェック処理はログインしてるかどうかしか見てないので、ログイン ID とかのチェックも入れる予定なのだが、その他にチェック失敗時の動作を変える予定。
今の仕様だと、ログインしてない状態で以下のスクリプトへのアクセスがあると、ログイン画面へのリダイレクトとなる。
loggedin | some_command | print foo.html
流石にこれは適用できる範囲狭いだろということで、ちょっと仕様を変更。タグディスパッチで動作を変えることにした。
loggedin | when {
OK => some_command | print foo.html,
NG => redirect /login.html
}
ただまあ、ログインチェック以外にもセキュリティ関連の前処理ってのはいろいろ必要なわけだ。例えば二重送信防止トークンチェック機能を check_dup_token というコマンドで実装したとすると、多分パイプラインはこうなる。
loggedin | when {
OK => check_dup_token | when {
OK => some_command | print foo.html,
DUP => redirect ...
}
NG => redirect /login.html
}
それぞれのコマンドの正常系のパス(この場合はどちらも OK)を辿れば最終的な出力がわかるので、まあいいかなという気もする。
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