Diary?

2009-06-13
Sat

(23:57)

『第三回「層・圏・トポス 現代的集合象を求めて」勉強会』に行ってきた。今回の範囲は limit, colimit と米田のレンマを途中まで(定理6の途中で終わった)。何か前回に比べるとえらいハイペースだったんだけど、参加者が圏に慣れてきたのか、それとも何かキメていたのかは定かではないが、とにかく想像以上に進んだのは確か。あと毎回毎回7時間近く行われる勉強会だってのに、何故か新規参加者が増えるという意味不明な現象が起きている。

米田のレンマはまだ途中で終わっているし俺も全然まだわかってないんだけど、とある対象 C で表現される関手から別の関手への自然変換と、その自然変換される先の関手を C に適用した値に対応関係があるって事が言いたいらしいんだけど、それが何を意味するかまではまるでわからず。もしかしたらここからどんどん凄い話題に発展するのかもしれないけど、俺の実力ではまったくわからんのだよ。

あと "Categories for the Working Mathematician" に「圏論の基礎」という邦題を付けた奴は地獄に落ちる権利があると思う。これは「ガチ数学者のための圏論」というのが正しいだろ。ある程度以上数学に打ち込んでいる人が読めば、もしかしたら凄く読みやすい本なのかもしれないが……。

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