昨日の話の続きというか補足。昨日例に出したトホホなケースを「ありえねえだろ」と思う人がいるかもしれないけど、これがありえる話だから困ってる人がいるんだよ。それにあそこまで酷い状況は稀でも、人間ってのは何かしらやらかしちゃうものだからな。こんなこと書いてる俺だってノーミスで作業できる自信なんか全然ないし、常にミスを未然に防ぐ体制作りができる自信もない。少なくとも、自分にとって未知の問題には備えようがない。
だからソフトウェアはフールプルーフに作られているべきだと思うし、開発ツールの中でも特に SCM はそうあるべきだと思ってる。下手をすると一人のヘマで(時に数百人規模になる)チーム全体が影響を受けるんだからな。ってか誰だってヘマした奴の尻拭いなんて嫌だろ。だったらコンピュータに尻拭いさせようぜ。
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