Diary?

2009-05-04
Mon

(12:54)

デビルサバイバー7日目。先週は3日しか働いてなかったから、俺にしては進みが早かった。

7日目冒頭のミッションがアマネを拉致るという真っ黒なミッションなのだが、そこでナオヤが「神の子・カイン」とか呼ばれて、ああそういう事だったのかと納得。となればアベルも出てくるし、このゲームのベルの王って

  • ベル・デル -> バルドル
  • ベル・イアル -> ベリアル
  • ベル・ゼブブ -> ベルゼブブ

みたいなもじりだから、ベルの王位争いにアベルが巻き込まれるのも当然で(ベルの名を持つものだからな)、そうなってくると一番バッドエンドくさいナオヤルートがある意味じゃ一番真実に近づけるのか。

ところで俺はメガテンシリーズはこれが初めてなんだけど、出てくるキリスト教関連の概念にミトラ教の影響を感じるな。それに仏教、キリスト教、イスラム教等の宗教は多かれ少なかれ起源の一つとしてミトラ教を持っているので、その辺を混ぜ合わせてキリスト教の固有名詞ベースに構築したという解釈でどうか。

で、そのミッションでは取り巻きの敵が揃いも揃って邪念の波動持ちなのがキツく見えるが、遠隔攻撃持ちはエクストラが取れないのでインファイトに持ち込めれば勝ちだ。接近手段は飛翔持ちの仲魔を使いまわすか、邪念の波動以上のリーチの混沌の波動持ちを使えばどうにかなる。さらに敵が物理型と魔法型に割と二分されており、属性相性も分かれているため、それに対してカウンターを取る形でパーティを配置すれば万全。ちょうど俺は「主人公・ナオヤ」が魔法型、「アツロウ・カイドー」が物理型なので上手い具合にパーティを振り分けられる。あとはアマネの配下をこちらの遠隔攻撃持ちで削って、最後は主人公の万魔の乱舞で終了。

その後はアマネの精神世界でイザ・ベルとの戦いなのだが、火炎耐性で固めたパーティなら無問題。というか主人公の攻撃四発で沈んだ上、取り巻きも大して強くなかったのでアマネよか弱かった。もっと悲惨なのはその後の四天王、特にビシャモンで、物理反射持ちのパーティに殴りかかって勝手に死んで行った。おいちょっとまて、俺殆ど何もしてないぞ。ってかビシャモンって Lv65 もあって強そうだったのに、 Lv54 〜 Lv51 の面子で余裕で撃破できるとか一体。これは完全に相性勝ちだったな。残りの四天王もさほど苦労せず。

ベルの王位争いのラスト二体の片方、ベル・ゼブブは物凄い遠隔攻撃と産卵->孵化のコンボでの雑魚の増殖がウザく、さらにほぼ全属性に吸収・無効・耐性のどれかが付いているという終わってる奴だったが、万魔の乱舞やメギドで削りつつ、 MP 回復能力持ちを組み合わせればまあ普通に押しきれる。その後天使連中の茶々が入ったが、こっちは割と速攻で終了。というか取り巻きの雑魚を処理する方が面倒だった。その時のやりとりで主人公がアベル(このゲームではア・ベル)だと判明したが、いやもうナオヤがカインという時点で予想が付いたって。

残すベルの王位争いの相手はベル・ベリトだけなのだが、こいつがまたインチキくさい。まず翔門会の教祖を喰らいつつ登場して「人間どもめ、騙されおって」みたいな台詞を吐く時点でインチキだが、性能の方も射程無限大という究極のインチキ。しかもステージ中の仕掛けを作動させないと普通にベル・ベリトのところまで辿り着けないというトラップまである。何にせよ魔力 30 の主人公の猛攻に耐えられるはずもなく、対処しないと無限に湧きつづける雑魚の方がまたも厄介だったが。

そんで後はラスボスであるバ・ベルだけなんだけど、こいつは一旦倒してもその後に今まで倒したベルの悪魔と連戦になり、それらの後に構える真のバ・ベルがあろうことかLv77という舐めた奴で、こっちの最大レベルは主人公とナオヤの62という状態では勝ち目ゼロ。体力を半分削ったあたりで全滅したぞ。弱点属性がバリアチェンジっぽく変わるのも厄介で、恐らく全属性について属性相性を用意しないと削りきれなさげ。

さて、どうしたもんか。いい加減レベルの伸びが悪くなってきてるので、純粋に戦術で勝つしかないんだが。

(16:31)

デビルサバイバーをクリア。レベルは主人公が64ぐらいでいけた。主人公のパーティはシヴァとコウモクテンを擁してとにかく火力で押し切る事にした。コウモクテンの鬼神双手で二回攻撃できるので、バ・ベル第一形態とか他のベルシリーズをあっという間に殺しきれる。あとはイザ・ベルとの再戦が実は鍵で、マップ兵器を持っていなくて移動してこないという性質を逆手に取って、延々と天使の血杯で MP 回復が非常に効果的だった。すげえ面倒くさいけど。

で、エンディングになったんだが、大雑把に言えば「俺たちの戦いはこれからだ!」という終わり方。もうちょっと主人公の出自というかアベルの事が語られるかと思ったら、どうも違ったようだ。あと主人公率いる悪魔達と神の戦いの中、人間は敵対勢力とみなされぬようひっそりと生きることになったというのがオチなのには笑った。ってかナオヤは本当に物語を引っ掻き回すだけ引っ掻き回していったなあ。

こっからいろいろなデータを引きついでの二周目があるけど、時間的に無理だろ。流石に勝手がわかってきている以上はもっと手っ取り早くクリアできるだろうが、それにしたって時間がかかりすぎるからなあ。

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