UNIX システムの導入に億単位の費用が掛かり、そうして導入した一台の UNIX を百人ぐらいで共用していた時代のシステム管理者のエッセイ集みたいなもの。基本的な流れはこんな感じ。
流石に三番目の内容はかなり古い話なので、それなりに興味深いけど結局「そういう時代もあったんだな」で終わってしまいがちで、ぶっちゃけそこは割とどうでもいい。本書の価値は、間違いなく各章の世間話からあらゆる事象について観察・考察し、その事象の背後のシステムを分析し、自分のフィールドにおける教訓のようなものを見出すところだ。例えば延々とラジコンカーの改造をした挙句、結局は別のマシンに乗り換えたらさして苦労せずに抱えてきた問題を解決できて、ベースとなる設計思想が根本的な差異を生むのだなあと実感する話とか、近代的な電車が発展するに従って雪に弱くなって行くのを目の当たりにして、単純な仕組みにも利点はあるんじゃないかと思い至る話とか。
というわけで技術者魂を感じる面白い本なのだが、今見たら bk1 じゃ買えないでやんの(ちょっと前までは買えた気がするんだが)。ジュンク堂になら多分まだ在庫があるはず。
デビルサバイバー、6日目クリア。事前に炎攻撃がヤバいという情報があったので、ベル・イアル相手にもさほど苦労せず。確かに毎ターン結構な HP を回復されてしまうが、主人公の火力がそれを上回るので、他のメンバーが雑魚相手に壁をやってればまず負けない。実際には MP がちょっとギリギリだったけど、足りなかったら吸魔でもつければいいことだしな。撃破時の面子はこんな感じ。
さてそれで6日目が終わろうかというときに、ストーリーに大きな分岐点が出てきた。どうもこれまでのプレイ内容で分岐の数が変わるようで、俺は以下の選択肢が出てきた。
あと多分、アマネあたりも選択肢に出てこれると思う。それでこっからどれを選ぶかだけど、常識的に考えればハル・ジンの二人に協力するのが後味のいい終わり方になるよな。選択肢の出方を見ると、アツロウルートが一番のグッドエンドというのがかなりありそうな線ではある。
まあ俺はナオヤルートを選んだけどな。そしたらユズ・ケイスケ・ミドリの三人が抜けやがり、その代わりとしてナオヤとカイドーが加入。ってかアツロウはなんだかんだいって抜けないのな。マリ先生は試しに「危ないから付いてくるな」を選んでみたら、マジで加入しなかったのでちと困った。何しろカイドーは見事な物理攻撃専門家で、潰しが効かないからなあ。まあ何とかなるだろ。
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