50万円/月ってのは、そのエンジニアに渡る金額じゃあないんだよね? 一体ここからどのくらい(ry
その50万円がどの会社からどの会社へ支払われるお金かで変わるなあ。
最終顧客(実はITゼネコン。真の顧客は別にいる) ↓ ピンハネ業者(当然上前をハネて利益を出す) ↓ 新たなるピンハネ業者(またも上前をハネて利益を出す) ↓ 下請けソフトウェアハウス
まあ常識的に考えれば50万円という数字は最終顧客の支払う金額ではなくて、最下層のピンハネ業者から下請けに支払われる金額だと思う。というわけで下請けに支払われる金額が50万円だとしたら、エンジニアに支払われる給料は20万円切るだろうな。ソースは俺。
こういう風に書くとピンハネ業者が凄い悪人で下請けソフトウェアハウスが被害者っぽいけど、俺の見聞きしてる範囲での実態はこんな感じ。
ITゼネコン ↓ --------------------------------------- | ピンハネ業者兼ソフトウェアハウス(A) | | ↑ | | 状況に応じて斡旋し合う | | ↓ | | ピンハネ業者兼ソフトウェアハウス(B) | | : | | : | ---------------------------------------
多少の力関係の大小はあれど、結局みんなピンハネ業もやってんのよ(要するに共犯)。ここには顧客企業や一次請けのITゼネコンとの繋がりとか、それぞれの会社の抱えてるプロジェクトおよびその要員計画とかいろんな要素が絡み合っていて、その結果がこの持ちつ持たれつなピンハネループなわけだ。いや、あくまで俺の周辺の話だけどさ。
それにまあ、こういった雇用調整の仕組みは基本的には悪いものじゃない。悪いのは「お前もうコード書かないで家でマスかいてろよ」と言いたくなるバカと「マジこいつ無敵。神」なエンジニアで単価に格差があまり出ないことで、それは最初に仕事を請け負った会社の予算という制約がかかってしまうのが原因。その予算も「○○人で××ヶ月でいくら」みたいな計算だから、直請けですら単価について交渉できる余地はあまり多くない。多重下請けの下の方だと交渉の余地なんてない。
もっとも現状の SIer 主導のソフトウェア開発って、素人集めて人海戦術でドバーって感じで、どいつもこいつも一様にダメだから先に出したようなエンジニアの差を考えていない人月計算が通っちゃうんだよな。それで上手く行くのかっていうと、上手く行かねえ事例を目の当たりにしてるわけで、もうちょっとなんとかならねえものかと思っているんだが。
「女神異聞録デビルサバイバー」を遊んでいるんだが、評判通りの面白さ。ただ電車の中で遊ぶには一戦一戦にかかる時間が長すぎで、平日にあんまゲームの時間の取れない俺にはその点では厳しいゲームだ。
とりあえず主人公を魔法重視で育成して、初日のボスのウェンディゴを叩き殺したところまで進めた。撃破時のレベルは主人公Lv9、アツロウLv8、ユズLv7。主人公の仲魔は何かしらの機動力強化と騎士の精神持ちにして、アツロウはヒーラーを従えるというのが基本の布陣。この二人で敵のヒーラー部隊を重点的に叩いて、回復と討ち漏らした敵の対処はユズの部隊というのが現時点での作戦。あとウェンディゴからスキルクラックした氷の乱舞が消費 MP に見合ったブルータルな威力で、もしかしたら主人公は物理攻撃も上げて防御は捨て去り、ガードは仲魔の騎士の精神任せというのもありかもしれん。
いや、さすがにそんな戦法が通用するはずもないので、もうちょいバランスは考えるが。でも普通に物理攻撃よりも魔法の方がエクストラターンを取り易いので、魔法中心で育てるのは変わらないだろうな。
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