Diary?

2009-02-05
Thu

(20:11)

研修生の子とかに「プログラミングが上手くなる方法はないですか?」とか「効果的なプログラミングの学習方法はありますか?」とかいうのを相変わらず聞かれるんだが、んなもん俺に聞かれてもなあ。ぶっちゃけ俺は気がついたら上達してたタイプで、その要因を分析してみると「とにかくいろいろあった」となってしまう。

というわけで(どういうわけだ)思いっきり放言させてもらうと、結局プログラミングが上達するかどうかってのは、あるがままを受け入れないセンスに依るんじゃないかなあと思う。具体的には "#include<...>" を「おまじない」と言われても納得しない感性というか、自分の知性の限界に達するまで考え抜く姿勢というか。

「作りたいソフトウェアがあればプログラミングは上達する」というのは俺もそう思っていた時期がなくもないし、それが当てはまるケースもあるとは思う。でも作りたいソフトウェアがはっきりしていて実際に作ってるのに壊滅的な腕前の奴もいて、それは一体どうしてなのかと考えると上に書いた話になってくる。実際の所「おまじない」をそのまま何も考えずに受け入れても作れてしまうソフトウェアってのはかなりあって、そしてさらに「それでいい」と思ってしまう奴もかなりいて、まあ「おまじない」に限らず「それでいい」の閾値が低すぎる奴はなかなか上達しないよな。

とはいえまったくの未経験で入社してくる子ってのはどこまで考え抜けばいいか以前に知識ゼロだから、考え抜けるようになるためにも知識をつける必要がある。先に書いた「作りたいソフトウェアがあればプログラミングは上達する」というのが効いてくるのは多分ここで、作りたいものがある奴は勝手に知識を吸収するし、知識が付けば思考の深さの最大深度も深くなるだろ。そして特に作りたいものがない子は実際の現場で納期に終われながら知識を付ける他なくて、それって果たして幸せなのかねえ。あくまで仕事と割り切っているなら大丈夫かもしれないけど、でも一日最低8時間を週5日というのは、割り切るには長すぎる時間に思える。

(23:00)

エトリア冒険記更新。今日は1話のみで、やってることはゴーレム撃破のみ。割と激戦だったけど、こういう戦いをしておかないとぶっちゃけ第5階層まで物凄い激戦ってないからな。

ちなみに一般的にはゴーレムはレベル30台後半から挑むらしいが、ダークハンターとバードとアルケミストがいればレベル20台後半で勝てたりする。スキルを絞ればレベル20台前半でも大丈夫かもしれない(その分運が大きく絡むが)。

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