Diary?

2008-11-03
Mon

(22:26)

引き続きアヴァロンコードをプレイ中。 UI が致命的に面倒くさいのでとてもじゃないけど電車の中じゃ出来なさそうだ。敵をぶん殴ってる時間よりも敵や街の人の情報を調べる時間の方が長い気がするのはちとマズく、多分電車の中でやってたら敵と戦う前に目的地に着く(いやそれは言い過ぎか)。

それはともかく、こういうストーリー性のあるゲームをやっていると毎度毎度感じることがあって、それは

  • ゲームを楽しむにはストーリーが邪魔
  • ストーリーを楽しむにはゲームが邪魔

という二律背反な状態に陥り易いってこと。特にゲーム性が高くなればなるほどこの傾向にあって、ゲーム部分を楽しみたい半面でストーリーの続きも気になって、それで本来よりも雑な進め方になってしまってストレスが溜まるとか。あるいは逆にストーリーの内容を途中で見失うとか(俺はどっちかっつーとこっちが多い)。

俺が遊んだ範囲では「FFCC」とか「すばらしきこのせかい」とかがこの問題に一応対処はしようとしていて、前者は通信プレイを主軸に据えて一人用なら二周目及び三週目を用意、後者は一旦クリアしてからのやり込みが前提という形でこの問題に決着を付けようとしてた気がする(俺も「すらばしきこのせかい」は終盤のエピソードは駆け足だった)。そう考えると「テキストと立ち絵のみで大仰な三文芝居がない」「ストーリーのあらすじを読み返せる」というソーマブリンガーは偉い。これでゲーム部分が単調で何度もプレイしたくなるようなものじゃないという致命的過ぎる欠陥さえなければなあ。

じゃあアヴァロンコードはどうなのかというと、だから UI が尋常じゃなく面倒くさいんで実はそういうレベルの問題なんじゃなかったり。システムもストーリーも着眼点は「その手があったか」って思うんだけどな。

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