Diary?

2008-11-02
Sun

(23:19)

ケツイの Death Label 及び Doom Mode に心をバキバキに折られたので、何か別のゲームでもやろうと思って見つけたのがこのゲーム。開発元が FF のリメイクとかやってたところっぽいのとキャラデザが「虫姫さま ふたり」の人だったので、事前情報ゼロで購入。販売元がバグだらけのゲームを売り叩いた前科持ちというのには目を瞑っておく。

ゲームシステムはいわゆるアクション RPG なのだが、アヴァロンコードの特徴は「敵や武器の情報を書き換えられる」というところ。例えば敵に「石」などの属性が付いていると体力がブルータルに増量してえらいことになるので、そういう敵が出てきたら隙を突いて「預言書」で情報を取り込み(コードスキャニング)、そこから「石」の属性を取っ払ってぶん殴る、敵に「病」とか付けて弱体化、むしろ敵から奪った属性を自分の武器に付加してリンチなど、何となく FF8 はこういうことをやりたかったのかなあというシステムだ(我ながら不吉なたとえだ)。

数時間ほど遊んでの印象をざっと書くと、

  • こちらが程よく柔らかいので何も考えずに敵に突っ込むと死ぬ。ちゃんとヒットアンドアウェイしないとダメ
  • コードスキャニングのアクションが「開いた本でスラムダンク」というのは視覚的に凄い
  • 必殺技が武器一種類あたり一つっぽい。まあ武器の使い分けでどうにかしろということか
  • 雑魚に比べて中ボス(?)が弱い気がする。ダウンを奪ったら起き上がりを殴ってるだけで倒せるんだが
  • ストーリーの発想は面白い
    • 世界が滅びるのはどうしようもないことなので、次の世界に残る物を預言書を通じて選別というのはかなり個性的だと思う
      • そもそも世界滅亡を阻止するという選択肢が綺麗さっぱり無く、そしてそれを受け入れる主人公
        • 俺は破滅的な性格なので別にこういうのでもいいけど、普通ツッコミが入らないか
    • 新世界についてはストーリーを進めるごとに「どういう世界にしたいか」を書き加えられるようになる
      • それも前述のコードスキャンシステムで手に入れた属性を付加という形なので、とりあえず「病」の属性を付けてみた
      • というかもう次の世界とか滅んでいいやとか思ってるので今後全部「病」だけ付けて進めてみようか
  • 物で釣って好感度を上げるギャルゲー的な(と言っていいのかわからん)要素は要らん。面倒
  • 預言書の記録に検索をかけられないのは不便。特定の属性が必要になったときに手間がかかりすぎる
    • 「○○属性を持ってる奴一覧」程度でいいんだけどな

こんな感じ。最終的な評価はクリアするまで持ち越しだけど、疫病に包まれたファイレクシアのような次の世界が作れたらそれだけで俺はこのゲームを全肯定したい。

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