NHK 教育テレビのアニメ系超絶早回しスピードバカメタルバンド、 Dragonforce の "Ultra Beatdown" を買ってきた。とりあえず一回聴いて感じたことを曲ごとに書いてみる。
- Heroes of Our Time
- PV になった曲。二回目のヴァースでピアノだけがバックになるところが素晴らしい。だからキーボードソロをギターソロの代わりに入れろと。
- The Fire Still Burns
- あんまり印象に残らなかった。まあ、こいつらは曲が長すぎるんで、何回か聴かないと真価がわからんという面もある。
- Reasons to Live
- Dragonforce にしてはスローな曲(十分疾走してるけど)。アレンジやフレーズが面白い曲なんでふと気になって曲のクレジット見たら、案の定キーボードの Vadim とベースの Frederic が関わってた。
- Heartbreak Armageddon
- なんつータイトルだ。イントロは良いのだけど、そっから先はまあまあというかいつも通り。
- The Last Journey Home
- ミドルテンポの曲に超速ソロパートをブチ込んだ単なるキチガイ曲。インパクトはあるけど、まあネタ曲。
- A Flame for Freedom
- バラード。 Dragonforce のバラードには外れが無い。どれもどっかで聴いたような曲とかいうツッコミはやめよう。
- Inside the Winter Storm
- 半分過ぎたあたりから 2nd で聴いたようなパートにならねえかこれ? いやまあもっと言えば全体的に前に聴いたような感じがするんだけど、こいつらの音楽は洗脳音楽なんで細かいことは忘れよう。 Sam 、やっぱりいっぱいいっぱいじゃねえのか?
- The Warrior Inside
- 通常版のオーラス。メインテーマのメロディを聴いて大体ネタが割れたので曲のクレジットを見たらやっぱ Vadim も一緒に書いてた。この曲に関してはギターソロ入れずにキーボードソロだけでやってほしかった。まあ、この曲に限った話じゃないけどな。
- Strike of the Ninja
- 何か特別版のボーナスらしい。 Dragonforce にしてはスローで、爆走してない曲の方がギターソロがいい気がするけど、気がつかなかったことにしよう。
- Scars of Yesterday
- これまた特別版のボーナス。 Vadim のキーボードがもっとも全面に出た曲で、レイヴか何かのようなフレーズが飛び出す。これが一番面白い曲というのは一体どうなんだ、というかこれも書いたの Vadim と Frederic かよ。
- E.P.M.
- Frederic の書いた曲。確かに他の曲と違うといえば違うか。もうちょっと普通のヨーロピアンメタルに近い感じだけど、結局は Dragonforce のような。
手を替え品を替えてるつもりでも結局は同系楽曲の金太郎飴アルバムというのはもうみんな流石にわかっているだろうというか、流石にもうここまでやればご立派としかいいようがないよな。普通の神経してたら 2nd か 3rd の時点で満足するか反省して方向性を大きく変えると思うんだけど、こいつらマジで速いアルバムしか作るつもりが無いらしい。
通算四枚目でネタ切れとか曲構成が無茶苦茶とかそういう事実に向き合ってるのか気がつかないふりをしてるかは不明だけど、とにかく過剰なアルバムを作りつづける姿勢は褒めておいてもいいと思うんだ。間違っても Herman や Sam みたいなギタリストになりたいとか思わないけど。あとどう考えても Sam はかなりネタが苦しくなってきてるので、他のメンバーはもっと手伝ってやろうぜ。