未成年者へのインターネットのフィルタリングだの言ってるおっさんとかおばさんは、要するに子供にエロとか暴力を見せたくないのだろうけど、じゃああんたらがガキの頃はどうだったのかと聞きたい。公園に捨てられてるエロ本とか、隣のお姉さんから借りたやおい本とか、そういうのでおたくらのいう「有害情報」に触れたはずだ。そしてそういった「有害情報が子供に悪影響を与える」ってことは、
のどちらかあるいは両方を認めることになるんだけど、どうなんだ実際のところ。
ちなみに俺は ISP とか検索エンジンレベルのフィルタリングの類には全面的に反対で、何が有害なのか、そしてそれが有害なのは何故かというのは家庭内で教えるべき事であり、あらゆる親に共通する重要かつアウトソース不可能な仕事だと思っている。単に子供をそういった情報から隔離するだけではまったくダメで、きっちりと免疫をつけてやらないとな。
そういや「アニメ・ゲームも児童ポルノとして規制しよう」という動きが再燃してるようだが、これは完全にナンセンス。ていうかバカだろ、アニメやゲームで児童のどういった人権が侵害されてんだよ。児童ポルノが問題なのは明らかに被害者である児童の人権を蹂躙しているからであって、作品が出来た時点ではそういったことは一切行われていない。
っていうか「娯楽作品に触発されて犯罪に走る奴がいる」と言い出す奴は本当にどうしようもないバカで、この手の連中がサルというよりはバクテリア程度の大脳新皮質しか持ち合わせていない理由は簡単に書くと以下の通り。
おっと、バクテリアに大脳新皮質は無かったな。
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