Web アプリケーション用フレームワークの要件は、簡単に抜き出してみると以下のようになる。
こうして見てみると、別に俺はどの要素も嫌いではない。 O/R マッパーあたりは単純に信用してないけど、でも「O/R マッパー死ね」なんてことは全然思ってない。プレゼンテーション部分も別に自前で HTML テンプレートぐらい書けるけど、でもあまりこだわりのある部分ではないんで提供されるならそれでいい。
実は俺は嘘を書いた。というか、情報を隠した。実際にはフレームワークの要件には以下の二つが追加となる。
そして実際にはこの二つは強く関係しているケースがあって、例えば今弄らされているフレームワークではある特殊なテーブルで ID とバックエンドロジックの対応が定義されていて、フロントからバックを呼び出すための機構はそれを使うものと単体テストなどで使うためのモックしかない。そして両者の切り替えなどは設定ファイルで制御している。
そしてただでさえ制御の流れを規定されて嫌なところで、設定ファイルの山がその制御の節目節目で顔を出してくるのは実にムカつく。まあ設定ファイル地獄はある程度どうにかできるんだろうとは思うのだが、それでもやはりアプリケーションの流れを決める権限はプログラマにはなくて、それゆえ俺はフレームワークを使うのが嫌いだ (自分で作って使う分には全然いい)。
ちょっとアクセスログを見たら世界樹の迷宮のページにやたらアクセスがあったんだけど、ネタバレしてるのに見にくるって事はみんなもうとっくに先に進んでるってことか。実際には俺ももっと先へ進めてはいるんだけど、文章書くのに手間取っているというか、実際にプレイしながらキャラの性格付けとか脳内ストーリーを作っていくのはやっぱ大変。特に脳内ストーリーはゲームの方の進行次第でいくらでも書き換わるからな。後で思いっきり加筆修正が入るかも。
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