Diary?

2008-02-09
Sat

(20:33)

スゲーどうでも良い話だけど、俺は子供の頃に聞かされた「北風と太陽」の話が嫌いだ。もう少し正確には、あれが道徳のお話とされていて、太陽が善玉というのが嫌いだ。考えてもみてくれ、北風と太陽がバカなことをやり始めなければ旅人は寒い思いをすることも暑い思いをすることもなかったわけだ。これは詐欺とか宗教とかマスコミとか、そっち方面の洗脳手法の話として紹介するべきだろう。

(23:50)

仕事していて始めて知ったんだけど、 Ogg のフォーマットの中に Speex ってのがあるんだね。これは低いサンプリング周波数、例えば人間の声のデータの圧縮に有効なフォーマットで、今回の仕事には結果的にピッタリだったわけだ。実際のところ半分ぐらいは俺の我侭でフリーなフォーマットを探していたわけだけど (もちろん会社にも利益があるので調査対象になったんだけど)、多分他のフォーマット使うよかいい結果になったんじゃないかなあ。まあ、実際には他のものと比較して検討しないといけないわけだけど、フリーなものを最初にゴーサインの出せる状態に持っていけたので一安心だ。

しかしもうすぐ入社して二年目が終わろうって時期になって、ようやく張り合いのある仕事にありつけた感じだ。先月までの仕事は本当に技術屋として得るものが無かったからな。やってることの難易度は今までに比べると倍率ドンでさらに上乗せってところだけど、それでもやりがいのカケラもないことをダラダラやってるよか遥にマシだ。

いやまあ、「技術的にレベルが低い=やりがいがない」ってのは単純化しすぎなんだけど、どうにもそういう仕事って、研修もそこそこのペーペーを拉致ってきてガチガチで身動き取れない環境でプレッシャーをかけつづけて作業させるとか、プログラマは SE の書いた「変数 a の値を 1 カウントアップする」とかのレベルで書かれたドキュメントに従ってコーディングするとか、まあ全部今までの職場の事なんだけどそういう印象があるからな。

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