Diary?

2008-01-27
Sun

(17:13)

前々から書いているが、俺は「人それぞれ」で話を終わらせる奴が嫌いだし、そういう連中は全員死ねばいいと思っている。

例えば、音楽だのファッションだのといった単なる趣味の問題なら「人それぞれ」なのは当たり前で、こんな当たり前のことをしたり顔で言って「わかってる」面をしてる奴は完全にバカと扱ってよい。むしろ、趣味の合わないもの同士が「お前の趣味は悪い」「お前こそなんだよ」といがみ合ってる方がよほど人間らしいだろ。ってか実際のところ、適度にいがみ合ってた方が活力が生まれるんじゃないか (ここでいう適度とは、犯罪とか戦争に発展しない程度という意味)。なので俺は「ヘヴィメタル」を「ヘビメタ」と言う連中はとんでもなくダサいチンカスだと言い続けるつもりだ。

そして明らかにこの世界には「趣味の問題」で片付けたらダメなものがあるのだ。とりあえず次の設問に答えよ。

  • 「ゲーム脳」を信じるのは趣味の問題で良いか?
  • 「アポロ計画はアメリカのでっち上げ論」を信じるのは趣味の問題で良いか?
  • 「創造論」を信じる、あるいは「進化論」を信じないのは趣味の問題で良いか?
  • 「水からの伝言」を信じるのは趣味の問題で良いか?
  • 「キリスト教原理主義」のように聖書を字面の通りに信じるのは趣味の問題で良いか?

答えは全部「んなわけねーだろ」である。これは明らかに正しい、あるいは現時点で正しいと扱ってよいものを認めるかどうかという問題だ (つまり信じる信じないの問題ではないということ)。そして明らかに正しくない方を「信じる」ことが趣味の問題とは到底思えない。これははるかに深刻な問題で、そしてこれらは全て明らかに宗教問題である (宗教の本質の一端は現実逃避だということを覚えておこう)。

そしてこの問題が最悪に厄介なのは、こっちが「正しいものだと認めて良いか」を問題にしているのに、あっちはそんなことは問題にしておらず、むしろとんでもないことを信じることでより強く結束していることだ。多分これまでの歴史における宗教問題は「信仰するものの違い」が主たる要因だったと思うのだが、現代においては「信仰を持つかどうか」という点でも戦いが起こっていて、こちらの方がより深刻だといってもいいだろう。どーでもいいが、「科学もまた信仰」と考えている連中は極めて有害なアホなので今すぐ首を吊っていただきたい。

(19:09)

そういや最近になってようやく今のプロジェクトに BTS らしきものが導入されたんだった。結合テストになってバグレポートがポコポコ上がってきて、それを一つの Excel ファイルで管理するのは物理的に無理ということに流石に運営側も気がついたらしく、誰が作ったかわからんが (いや、当たりはつけてるけどね。三人ぐらいしか作れそうな人いないし) 運用が始まり、それで明らかに作業環境の改善がされてるのだからこんなもんプロジェクト発足当初からいれとけよバカー。

(21:26)

本日の挫折: 「世界樹の迷宮」のとあるバトルの BGM の耳コピ & 演奏。

とりあえずメインテーマ部分だけなのだが、一応出来たものを以下に。 30 秒程度のフレーズなんでお時間はとらせません。え、何でよりによってこの曲かって? そりゃあ、原曲がもろにフィンランド系鬱ゴシックなメロディだったからに決まってんじゃん。

何が難しかったかって、バッキングで延々と続くシンセによるアルペジオの音作り。これが全然納得いかない出来だったんで諦めたんだよ。クリーンサウンドに空間系のエフェクターとかかけて、低域と中域をゴッソリ削って高音部のみにして、リングモジュレータで音質を弄って、試行錯誤の挙句に今の俺の技術力ではこれが限界と判断。フレーズ自体は原曲の面影が残っているとは思うが、やっぱ音がなあ。

それに対してメインメロディは実に楽だった。フレーズはあっさりと出てきたので、後は音作り。これはエクストリームディストーションと MTR のアンプシミュレータのクリーンサウンドの組み合わせで、この音自体は結構気に入っているのでもしかしたら今後使える時が来たら使うかも。

これで殆ど終わりだったのだけど、若干音圧が足りなかった気がしたので、注意して聴かないとわからん程度の音量でディストーションサウンドでパワーコードを加え、ミックスする時にコーラスとリバーブで厚みが出るようにして終了。ベースは単純に録り忘れた。マスタリングの時に気がついたけど、気力が残っていなかった。ちなみに製作時間は大体二日ぐらい (まあ、大半は音作りで煮詰まってたんだけど)。

ちなみに俺が使ってるマルチエフェクターはZOOM G2。何か MTR のアンプシミュレータと全般的に噛み合ってない気がしてるけど、これは完全に俺の腕が悪いな。

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