Diary?

2008-01-23
Wed

(01:03)

改めてプロプライエタリなソフトウェアはダメだと痛感。お前ら高い金取ってバイナリだけ配布して、それでこれかよ。俺はオープンとプロプライエタリのどちらかしかない世界を選べといわれたら何の迷いもなくオープンな世界を選ぶのだが、これはプロプライエタリなソフトウェアはどうあがいても保守・運用・政治とあらゆる面で危険だからだ。

もしも今使っているソフトウェアの開発元が倒産したり、主力開発者に逃げられたり、買収されてそのソフトウェアの部門が縮小したり、自社もしくはパートナー企業がビジネス上の競合になったり、とにかくそういう事態になって今まで通りには使えなくなって、そこで簡単に解決が出来るとでも思っているのか。出来ねえだろというか、それが出来れば苦労しねえよ。

(01:50)

相変わらず darcs のソースコードを読んでも何のことやらさっぱりわからんのだけど (まあこれは真面目に Haskell を勉強しない俺が悪いが、 Haskell の文法も悪いと思うぞ)、でも darcs の差分形式はなかなか良さげだ。 uniffied diff の各 chunk を独立した hunk として扱う感じ。この形式のおかげで差分の部分適用が行えるわけだ。どうも darcs のマージアルゴリズムって、この hunk の文脈情報を適用済みのパッチの二重適用の阻止に使ってるっぽいな。

(22:02)

雪が降っていたせいで、今朝はこの冬屈指のタルい朝だった。

ところで今日は「誰かをぶっ殺したくなるぐらいムカつくことリスト」に一件追加があった。それは「盛り上がってきたところで乱丁・落丁」。これは最悪だ。というわけで出版社の Web サイトのフォームからクレームを投げてきたのだけど、そのフォームがポップアップウィンドウで出てくる上に意味不明な JavaScript の使い方をしていてブチ切れですよ。で、今はあちらからの返信待ち。

そのせいで空いた時間とかに読む本が無くなったので、「ピープルウェア 第2版」と「オペレーティングシステム 設計と実装 第3版」を買ってきた。そういや「オペレーティングシステム」はきちんと通して読んで実装までしたことはなかったんだよなあ。

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