Diary?

2007-11-15
Thu

(00:35)

俺はよくプログラムの設計のタコさ加減を罵る言い回しとして「木造アパートの上にサンダーバード基地が作られてる」というのを使うんだけど、これは俺のオリジナルではなく「アセンブラを知らない子供たち」からの拝借である。第1章の終わりの方に元ネタが出てくる。あと、出来ねえ野郎の成果はマイナスで計上しろっていうのはここからの完全なイタダキ。

今ちょっと読み返してみてちょっと気に止まったのは、第2章の膨大なソースのホワイトボックステストを依頼されたところ。新入りにいきなりホライトボックステストは厳しかろうと思ったら、それはあくまでも OJT みたいなもんで、実際には他に担当者がいてそっちできちんとやるという話。まったくの素人をちょいと研修で Java だの C だのをかじらせて、それで現場に丸投げして本番の仕事を容赦なくやらせる今の現場との落差に眩暈がするようだ (そもそも、どんなに経験があったって初めての現場ではルーキーだろうに)。しかもこれ、 8 年以上前の話だからね。

結局この業界は進歩してないんじゃないかというか、少なくとも今の職場はそうだな。

(23:02)

久しぶりに職場で激怒した。同期のクソバカタレの納品したコードに今になってもの凄い論外なミスが見つかり、あやうく俺のコードがテスト不能に陥る所だった。まあ、最初はその部分の担当は俺で、結構オーバーワーク気味だったからそいつに回されたんだけど、やっぱ俺がやった方がよかったか。フレームワークをソースレベルで知ってないと不味い部分だったからな、そこの所は。

もっとも、フレームワーク云々を抜きに何かわかんないところ、仕様が曖昧なところを誰にも聞かなかった、というか本来の担当の俺に機器に来なかったってのが大問題で、俺はてっきり順調に進んでいるものだとばかり思っていたんだよなあ。いや、本人としては俺様ワールドで順調にやっていたのかもしれないが、それじゃ困るんだって。

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